マリカフェ

世界の色んな料理や面白いレシピを見ると、ついカッとなって作ってしまう、ほぼ好奇心と食欲のみに突き動かされている料理ブログ

子供のインスタ飯

インスタグラムのリール、次から次へと面白い動画が出てくるので親も子供もついついそれで時間を溶かしがち。親子や友人間でただひたすら面白リールを送りあったりするのもコミュニケーションの一つになりつつあります。

ただ百害あって一利なしなのかというとそういうわけでもないんですよねぇ、生きた語学やちょっとした家事ハック、そして剣道の技や練習法、地元の美味しいお店情報。そしてなにより、色んな料理レシピと、結構うまく使えば色んな事を知ることができる。今の子は何かに興味をもつとパッとこういう情報にアクセスできるから、うらやましいなあ。

今まで本当に数えるほどしか自主的に料理してこなかった13歳児ですが、最近はインスタの動画を見て食べてみたい、作ってみたい料理が増えたようで、気になったものはブックマークしたりしている様子。

2月の学校の中休み、私が仕事でわちゃわちゃしている間に、買い物から何から全部自分でやって、色々作ってくれました。

海南鶏飯!
チキンブイヨンと鶏肉をお米と一緒に炊いたもの。チキン切らないで出てきたけど、味はなかなか。

レシピはこれ

チリオイルやニンニク、玉ねぎなどをみじん切り(大きいけど)にして和えてある麺。麻婆豆腐は陳健一のレシピを参考に私が作ったコラボ飯。気が付いたらどっちも辛いので舌の逃げ場がなかった。

レシピはこれ

ハンバーグ。インスタに出てきたソースが美味しそうとチャレンジ。

インスタのレシピは動画だし、短いので初心者にはわかりにくいところもあるので、口や手は出さないようにしつつ、遠くから見張ってないといけなかったりするけど(米を鍋でずっと強火で炊いてたり)興味を持つ入り口としては最高かも。

トルティーヤで蛋餅もどき

週末の朝ごはん。たくさん残っている卵をどう使おう、オムレツと蛋餅っぽいもの、どっちが良い?と家族に聞くとすかさず蛋餅、との答え。

とはいえ我が家の蛋餅は、ウィニーさんのレシピ本を参考にして、トルティーヤの皮を使う、簡単バージョン。いつか本物もちゃんと作ってみたいのだけれども。

卵と、刻んだネギと、トルティーヤ、それだけ。見た目はなんとなくブリトーっぽく見えなくもないけれど、特別な材料を使っていないのにアジアっぽい味になる不思議。

チリソースをちょっとつけて食べるとさらに美味しい。

我が家がはまっているチリソースは老干媽(ラオガンマ)。食べるラー油みたいに、色んな具が入ってる。一番好きなのはピーナッツが入っているやつ。

こういうのをちょっとつけると、すべての問題が解決する気がする(笑)

老干媽、なぜか中国語をそれなりに話すプロレスラー、ジョン・シナが最近知ってはまってる食べ物、みたいな感じで紹介したのがミームになって、それを見た子供も一緒にラオガンマ!ラオガンマ!って言っている位には若い非アジア人の間でも結構知られているといえば知られているブランドかもしれない。

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ジョン・シナといえばビンチリン~(中国語のアイスクリーム)って言うのも流行って、中国語がわからないわが子もそれを見てセリフを真似するのでちょっとびっくりしたりもした。ネットの威力というか、子供って耳から入った音としてこうやって言葉をとらえるんだなぁというのを目撃したのも興味深かった。

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おうちで排骨飯

大好きな排骨飯、なかなか台湾料理屋さんに行く機会はありませんが家で意外に簡単に作ることができました

作り方はこの本を参考に。

豚肉を酒、醤油や砂糖などのタレにつけてしばらく置きます。決め手はやはり五香粉。五香粉を使うとなんでも台湾味が増す気がする。あとは片栗粉をまぶして揚げるだけです。

骨付きの豚肉が手に入ると一番良いのですが、スーパーでは2枚1パックだったので、ちょっと安めの他の部位で作りました。ちょっと厚めのお肉だったので、タレに漬ける前に瓶でバンバン叩いておきました。

紅茶のパック、シナモン、八角、醤油や砂糖などで自家製茶葉蛋も。これも材料さえ揃えば意外と簡単。

アメリカにいた頃からのスパイスコレクション、イギリスでも引き続き成長中です。

あとは中華スーパーで買った雪菜を高菜代わりに乗せて、青梗菜も乗せて出来上がり。思ったよりシンプルにできるので、今度は骨付きでやってみよう。

ミートソースのちょっとひと手間

子供が大好き、スパゲティミートソース。ひき肉や玉ねぎ、人参、あればセロリなども、家にその時ある材料を適当に使って作ることが多いです。

トマト缶を使ったり、ちょっと冷蔵庫に残ってたトマトも入れてみたり。パッサータというイタリアのトマトのピュレーや、歯磨き粉のチューブみたいな入れ物に入ったトマトペーストを入れることもあります。レシピの中には、ひき肉に鶏レバーも混ぜる、というのもありました。そんな感じで、毎回ちょっとずつ違う材料の、ちょっとずつ味が違うミートソースが出来上がります。

家庭料理って毎日作るものは違うし、同じメニューだとしても、あり合わせの材料で形にすることが多いので、なんとなく方向性はあっても、レストランのように毎回同じ味、というわけにはいきません。ふと我が家の味って何だろう、と思ってしまいます。

最近は、ひと手間と呼べるようなことでもないんですが、パスタをちょっと固めにゆでた後引き上げ、ミートソースの鍋に入れてさらに火を通すようにしています。こうするとソースを上にかけただけより、味がしっかりつくので、気に入っています。