猫とマグロのその日ぐらし

誰かに役立つお金、資格、旅行、趣味のこと

MENU

隔離期間終了からSTPカードをもらうまでの手続き

f:id:osty:20211025215741p:plain

 

こんにちは、猫マグロです。

今回はシンガポール入国後の隔離期間終了から、シンガポールで学生として長期滞在するのに必要なSTP(学生パス)の受け取りまでの流れを説明していきます。

 

 

隔離期間終了

僕の場合は隔離機関終了後から学内寮の入寮可能日まで時間があったので、1ヶ月ほど学外のホテルで過ごすことになりました。
僕が入国したのはコロナがシンガポールで流行り始めた初期のことで、21日間のSHN(強制隔離)が必要でした。このため、7日間のLOA(自主隔離)はありませんでしたが、LOAが必要な場合は自分でホテルに移動して、SHN同様隔離に入ることになります。
この時点ではIPA-STPを持っている段階なので、いわゆる学生ビザを持っていない状態です。このため、本物のSTPをもらうための手続きを進める必要があります。

 

健康診断を受ける

海外からの学生は学内のクリニックで健康診断を受ける必要があります。
ここでの注意点は、大学に提出するものと、ICAに提出するもののフォーマットが異なることです。
日本で健康診断を受けてくる学生もいるようですが、いずれにしても大学の健康診断は大学で受けなければならず、項目も重複しているので、大学で受けるのが一番いいと思います。

健康診断を受ける前に、NTUのホームページから専用フォームをダウンロードして、どこかで印刷する必要があります。同じくNTUのホームページから事前にクリニックの予約をして、予約日時になったらパスポートとIPAレターと印刷したフォームを持っていきます。

 

www.ntu.edu.sg

 

この時点では学生証も銀行口座も持っていないため、印刷ができる図書館に入ることができそうになく、ジュロンポイントにある富士フィルムのお店で印刷しました。

健康診断が終わったら一週間くらいで結果が出るので、クリニックに取りに行きます。
健康診断の結果に問題がなければ、ICAのホームページから結果が記入されたフォームをアップロードします。

 

STP申請

次はSTP(Student Pass)の申請です。健康診断の結果をアップロードして審査が終われば、次はICAに行って指紋採取や写真撮影といった本人確認を行います。
ICAも予約制で、入学シーズンは混み合うので早め早めの予約が必要です。手続きが終わったら、あとはSTPカードが発行されるのを待ちます。

この手続きが一番よくわからなくて、一部の中国人学生はICAの人が大学に来てそこで手続きを終えていました。
また、学生によっては後日またICAに行ってカードを受け取る必要があったようですし、僕はICAでの手続き時に、指定の日時に大学の講堂でカードを受け取るように支持されたので、大学でSTPカードを受け取りました。

STPの受け取りをもって、ようやくシンガポールで長期滞在するためのお墨付きをシンガポール政府からもらえたことになります。

 

ここでは僕の体験談を書きましたが、コロナ禍ということもあり、手続きが本来のものとは異なっているようです。
実際に手続きを進める中で困ったことがあれば、MOE、ICA、NTUのアドミッション担当者に声をかけてみてください。