目黒区の保育園は「選ばれる側」に

目黒区の保育園利用調整ですが、2021年4月入園については0歳児の空きが150名ほどある状態で、保活が終了しました。

 

どんなに妥協しても入れなかった保活から、利用者が保育園を選ぶ保活へ。

 

そして、保育園は、何もしなくても申込が殺到して満員になる状態から、

努力して選ばれる保育園にならないと事業縮小に追い込まれる崖っぷちへ。

 

このように、構造が逆転したことによって、保育園の保育の質向上の努力をしていく時代に移ったと考えられます。

 

今回の内定率80%にのぼる1次調整の結果からもわかるように、

広大な園庭付きの新園が建設されてしまったりしている関係で、園庭なしの認証・無認可→認可転換園などは、保育の質で選ばれる保育園にならなければなりません。

 

保育園という閉鎖的な環境、かつ、口コミ情報をもっているママ達が超多忙&他の保育園ママとの交流しにくいので、保育園側のプロモーション努力も必至でしょう。

 

自分の子どもに合う園、子どものために前向きに努力してくれる園が健全に評価され、人気が集まる構図になることを願っています。

 

ちなみに、

知らない人も多いかと思いますが、目黒区内の私立保育園では、保育時間内に習い事をさせてくれる(有償)サービスなどもあります。うちの保育園はそのサービスがあり、私はありがたく利用しております。また、つい最近までおむつを持ち帰っていた園もあるとか。。私立はとっくに園でのおむつ処理をしてくれていました。

 

区立認可園に通っているママはその存在を知らなかったりしますが、サービスの違いは明らかな差別化ポイントだと思います。

 

保育園側も、今後のコロナ対策なども差別化の重要ポイントかと思います。

 

親に負担をかけずに、安心安全、楽しい保育園生活が送れることが重要です。今後の目黒区保育園戦国時代でぜひ保育園側には保育・サービスの質でしのぎをけずっていただきたいものです。

 

 (保育が無償化しているので、保育の質や内容を平等の観点から均一化させなければならないという議論には耳をふさぐこととして。^^)