拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。    <夫と死別したemiのブログ>

探し続けた答え

あなたへ

 

あぁ、そっか

そういうことだったんだ

 

ずっと探し続けていた答えに、

漸く辿り着くことが出来たのは、先日のことでした。

 

私には、どうしても解いてみたい幾つもの問題がありますが、

そのうちのひとつの答えが、突然に導き出されたのです。

 

ひとつの物事と、全く別な物事とが、

実は結びついていたことを知れば、

私はとてつもなく壮大なストーリーの中を歩んでいたのだと気が付いて。

 

それまでの私に見えていた景色がガラリと変わって、

一見して、ネガティブな時間にも思えた過去の時間さえもが、

とても愛おしい時間にも感じられたのでした。

やっぱり人生って、とても上手く出来ているのねって。

 

そうして、

自分にとっての腑に落ちる答えを見つめれば、

ひとつの大きな区切りをつけることが出来たような、

そんな気持ちがしました。

 

ねぇ、あなた

どうしてだろう

あれにはどんな意味があったのだろう

 

こんな問い掛けには、

いつでも穏やかな笑みを向けてくれるだけだったあなた。

 

そんなあなたへ、時には、

もう!どうして教えてくれないの?って、剥れてみたり、

あなたって、都合が悪くなると耳が遠い振りをするお年寄りみたい!なんて、

悪態を吐いてみたこともあったけれど、

こうして見つけた答えを反芻してみれば、

私は毎日、少しずつ成長を積み重ねて、

自分で、ある種の到達点まで辿り着くことが出来たのだと、

なんだか誇らしい気持ちでもあります。

 

人生の中には、時に、

腑に落ちない出来事や、

頭の片隅に残り続けるような展開が用意されていることがあるけれど、

こうしてひとつひとつ、答えを見つけながら、

自分の人生に納得して行くものなのかも知れませんね。

 

さて、私には、

どうしても解いてみたい問題が、あと幾つ残っているのだろう。

 

ひとつ、ふたつと指折り数えれば、

なんだか気が遠くもなって来てしまいましたが、

きっと大丈夫。

 

私はきっといつの日か、全ての答えを導き出して、

この人生の全てに納得出来る日が来るのだと信じて、

此処から先も歩んで行こうと思います。

 

 

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