学舎の記憶|廃校を旅するブログ|

誰しもが記憶に残している「まなびや」の形、歴史を記します

塩沢町立樺野沢小学校

■学校データ

創立:1875年

・第六大学区第六中学区第十四小学区第十四番塩沢校附属樺野沢校として開校。

・1883年に本校から独立。

・(年度不明)尋常科中村小学校へ統合。

・(年度不明)組合立明新尋常小学校へ統合。

1906年に独立し、塩沢町立樺野沢尋常小学校と改称。

・1941年に塩沢町立樺野沢国民学校と改称。

・1947年に塩沢町立樺野沢小学校と改称。

閉校:1983年

コメント:

跡地には閉校記念碑とプール跡が残っている。プール跡は全体がブルーシートに覆われているが、ここまでしているということは何かに使われているのだろうか。

学校跡の近くは有名な上越国際スキー場がある。駅も近く(とはいえこの駅は閉校後に臨時駅として作られたので二つが同時期に存在したことは無い)

この辺りはかつて「樺沢城」というお城の周辺だったらしく、いたるところにその跡地を示す石柱が建てられている。小学校跡の近くにも「黒金屋敷」という建物が建てられていたらしい。

ほかにも様々な石柱があるので、冬場以外は閑散としがちなこのエリアだが、こういうのを探索すると面白いかもしれない。

(1976年の空中写真。赤い○印が樺野沢小学校。出典:国土地理院

 

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