念願の「少年少女発明クラブ」に入会☆参加した感想など

こんにちは、ちゃママです。

息子が念願だった「少年少女発明クラブ」に入りました!

目次

少年少女発明クラブとは

少年少女発明クラブ公式HPより

少年少女発明クラブ は、発明協会創立70周年の記念事業の一環として、1974年にスタートした事業です。
現在、全国47都道府県に214か所、約9000名の子どもたちと約2800名の指導員が活動しています。

発明クラブ誕生のきっかけを作った人物は、当時の発明協会会長でソニー創業者の故・井深大氏です。 いわば、同氏は少年少女発明クラブの生みの親と言えます。

同氏は、次代を担う青少年に、「ものづくり」に親しむ環境を整えることが重要であり、日本が将来にわたり科学技術創造立国として持続的な発展を実現するには、ものづくりに携わる人材の育成が不可欠であると提唱しました。
同氏の熱意は、たちまち多くの賛意を得て全国に展開し、現在まで受け継がれています。

あのソニーの井深さんが生みの親だったのですね。

そして、愛知県が一番多くて23のクラブがあるそうです。

協賛している企業もトヨタ自動車やアイシン精機など大手が多く、地方からすると非常にうらやましい…

名古屋市科学館もすごかったもんなぁ~、、あんな施設が近くにあったら子どもはみんな科学好きになりそう。
また連れて行きたいなぁ~…ブツブツ…

でもね、息子が入ったクラブでも、市や発明クラブ協会などからの助成金や補助金、協賛企業や個人からの寄付金で運営されています。

損害保険の代金や材料費に使うとのことで年会費を支払いましたが、月2回、1年間の活動にしては破格の習い事(習い事になるのか?)だと思いました。

開講式へ参加

申し込みが先着順だったので「もしかしたら入れないかも…」と思っていましたが、息子の講座はほぼ定員の人数どおりとなりました。

息子と同じ学校の子や同じクラスの子もいました。

息子とわたしは「工作ができる♪」という程度の気持ちだったのですが、開講式で話を聞いていたら絵画やロボットなどのコンテストにも参加するようで驚きました。(←下調べ不足;)

指導してくださるのは、大人の発明クラブ(発明クラブ協会)の方やボランティアの方で、ほぼおじさん、、というよりは、おじいちゃんのようです(^-^;

指導員の方も募集中ということでした。

初回に参加した感想

そんなわけで、先日初回の発明クラブに参加してきました!

まずは部屋の入口にある出席簿にハンコを押し、置いてある名札を取って服につけるということだったのですが、何しろみんな初めてやることなので戸惑いながら。

そんななか、

「開講式には来たの!?来たならココにも押すの!!」

と人一倍大きな声で話している指導員の方が。。。

この声のボリュームにはわたしもビックリしてしまい、怒っているわけではないんだろうけど、「(こ…怖い…)」と思ってしまいました。

ところが息子は意外とキョトンとしていて「(心臓強くなったなぁ…)」と変に関心してしまいました。(学校で慣れたのかな?)

 

初回は活動内容を説明したり、道具の使い方を教わったりしました。

道具の説明を受けたあとは、電動の糸のこで木材を切ったり、ワイヤーストリッパーで配線を剥いでみたり、ハンダゴテの使い方を見せてもらったりと、最後まで楽しく過ごしたのでした。

指導員のかたはケガだけはさせてはいけないと、何度も手の置き方や道具の危険ポイントを話していました。

そして、

「ここは学校じゃないからね。やりたくなければやらなくてもいいし、やりたいことはどんどんやってもいいんだよ。」

と話し、説明をしているときに隣の子にしつこくちょっかいを出していた男の子には、

「他の人が話を聞いているときに邪魔をしたら迷惑になるだろう。人に迷惑をかけるな。」

と厳しく注意するなど、礼儀や態度のことも指導していました。

(何度も何度もちょっかいを出していて、わたしが注意したいくらいだったもん;)

途中で子どもたちから出た質問には予備知識を交えながら説明してくれるので、まだ詳しく理解できなくても「こういうことがあるらしいぞ」というコンセプトのようなものを与えられるなぁと感じました。

このコンセプトが、のちのち学校で習ったときに「なんとなく知ってるけどよく分からないから先生の話をちゃんと聞こう」とか「そういえば…調べてみよう」につながったりするんですよね。

 

そして帰ってから「ん?」と思いました。

そういえば、息子は「どういうところでハンダが使われているのか見たことあったっけ?」と。。

過去に一度だけハンダ付けを体験したことがあったのですが、たしかそれは幼稚園のころだから記憶にないかもしれない。。

そこで、配線のあるおもちゃや電化製品の配線を改めて見せながら「ココ見て!」「へぇ~!」と話をしたのでした。

ちゃママまとめ

違う学校のお友だちや学年の違うお友だちと一緒に活動し、学校ではできない体験、発見をできる場所。

わが家はDIYをやっていないので、工具などに触る機会になるのも良いことだと思いました。

指導員のかたは、普段から不便なことを見つけるようにすると発明につながると話していました。

便利な世の中だけど、まだまだ不便なことってあるハズなんですよね。

普段から意識しているか、していないか。

何よりもものづくりをすることで、試行錯誤することや工夫することを学んでほしいと思います(^-^)q

余談) 距離をとった息子の話

指導員のほうに顔を向けて静かに話を聞いていた息子。

わたしも部屋の後ろのほうで話を聞いていました。

するとだんだん息子の隣に座っていた子が息子のほうに接近してきました。

3人で座るテーブルなのになぜか真ん中に寄ってくる。。

もうね、一人で机の半分を使っている感じだったので、息子がわたしに目で訴えていました(汗;

近くにいたその子のお母さんが気づいて何度か端のほうに戻しても、イスを引くときになぜかまた息子に近寄るので、見ていて「なんでやねん」と心の中でツッコんで笑ってしまいました(笑)

休憩時間になったので部屋の外に出て水分補給をしました。

息子はあまりにも近づいて来るので何度か注意したようですが、最後には「うるさい!」と逆に怒られてしまったそうです(苦笑;

「その子と席を替わって端っこに座ったらいいのかな?」

「ええ~、話聞いてくれなそう。。」

「うぅ~ん、困ったね~」

そんな話をして部屋に戻ると、息子が逆側の子に席の交換を提案し、受け入れてもらっていました!(@□@;)

※あとから聞いたら、逆側の子は同じ学校(クラスは別)で面識があったそうです。でもゴメンネー!!

それからは、なぜか真ん中に寄っていくこともなくなったその子…一件落着となったのでした。

でもその子は班長を決めるときにはすぐに「はいっ!」と手を挙げるし、指導員に質問するし、とっても積極的な子でした。

せっかくいろんな子が集まっているので、良いところを見つけたら見習ってほしいなぁと思いました。

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