ラヂオ惑星モルファス

地球温暖化という大命題



タイトルは大きく振りかぶってしまいましたが、問題意識はあるもののほとんど智恵を持っていない問題の一つです。
今年は、地球規模で異常な気象災害が起き、朝の海外ニュースを見ていると、各地で水害、一方では干ばつ、ハリケーンや台風などが報じられています。
特にこれまでは、ヨーロッパ各国から自然災害の報道は少なかったように思いますので、気象災害には脆弱なのではないかな?と思います。
デンマークやスゥエーデンなどの海岸線の映像を見ると、洋上風力発電の風車群には驚きます。バルト海の水深の浅さ、台風などの熱帯低気圧の猛威に見舞われることのない穏やかな気象状況などによるものでしょう。
以前、フランス、ドイツ、オランダなどを訪ねた時に驚いたのは、見事なまでの大平原・・・日本のように視界を山で遮られることがなく、何処までも農地や森がなだらかな丘となってうねうねと続いていました。
ヨーロッパのこうした「穏やか」な自然環境、手強い暴風も、(イタリア、ギリシアなどの一部の地域を除けば)地震も火山もないからこそ、人間達の思い上がった破壊活動ができ、手に入れやすい資源を基に世界中に収奪の手を伸ばすことが出来た結果として現在の環境問題があると思います。それでも足りずに、まるで環境問題も自分たちが世界標準であるかのような態度で振る舞っていますが、本当に深刻な環境問題に直面しているのはヨーロッパ以外の人々です。
しかも、この期におよんで、最大の環境破壊である「戦争」をやらかしているのは、またまたヨーロッパ人ではありませんか。
一時期、スゥエーデンの「環境活動家」の少女が世界中の注目を集めました。当時も、彼女の言動から「恵まれたヨーロッパの論理」から踏み出していないように感じましたが、今こそこの大環境破壊活動である戦争を阻止するための行動が必要だと思います。
ロシアの非道を非難することも大事ですが、とにかく戦争を停止させるどんな方策があるのか・・・日本政府も、ただアメリカに追随するだけではない智恵も必要だと思います。まさに外交力を高める良い機会ではないでしょうか?プーチンとにこやかに会談を重ねたあげく、日本には何の利益ももたらさなかった「安倍外交」を払拭する機会でもあると思いますが・・・

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