強迫性障害(OCD)、確認強迫を克服したいあなたへ
大阪堺カウンセリングルームのどか。
心理カウンセラーの武田秀隆です。
今回は強迫性障害(OCD)の確認強迫についてです。
当カウンセリングルームでは、強迫性障害克服にも力を入れています。
次のような症状でつらくなっていませんか?
□鍵をかけたか気になり何度も確認する。
□水道やガスを閉めたか何度も確認する。
□電化製品のスイッチを何度も確認する。
□忘れ物のチェックを何度もする。
□封筒の中味を入れたか何度も確認する。
□年賀状の宛先を何度も確認する。
□車で人を轢いてしまったのではと戻って確認する。
確認を1回か2回することは、ミス防止のためにも大切なことですね。
ですが、強迫性障害(OCD)の人は、それが5回、6回…とえんえんと確認を反復してしまいます。
何回も何回も確認したり、数を数えながら確認したり、また、最初から確認したり、戻ってきて確認したり・・・・
何度も確認しているうちに、ヘトヘトに疲れてしまいます。
今では改善しましたが、私も幼少期から確認がやめられず苦しんできました。
私の場合、出かけてからも不安になって、確認した場面思い出そうとして、記憶を必死でたどろうとします。
でも細部まで思い出せなくて、それでも思い出そうとして、気が変になりそうな苦しさに襲われたこともありました。
だから強迫性障害の相談者さんのつらさがとてもよくわかります。
鍵をさっき確認したはずなんだけど、本当に閉まっているか確信が持てなくて、家に引き返したくなってしまう。
そしてもう一度、何度もドアノブをガチャガチャしてしまう・・・。
「これはやりすぎだ」と自分でも感じてはいるのです。
「さっき確認したやん」と自分でも冷静なつっこみをいれたりするのです。ばかばかしいとわかっているのです。
それでも、もう一度確認しなければいけない気がするのですね。強い衝動に駆られるのですね。
心配する必要がないとわかっているのに不安でたまらない。これが一番つらいですよね。
そして、不安を何とか振り払おうと確認すると、一時的には安心できます。ですが、また強迫観念に襲われます。
・本当に大丈夫か?
・もう一度確認したほうがいいぞ!
・放っておくと大変なことになるぞ!
と強迫観念が何度も囁いてくるのです。
こうなると確認地獄から抜け出せなくて、本当に苦しいですよね。
「やれば地獄、やらなくても地獄」
この葛藤こそが強迫性障害の人の苦しみだと思います。
この地獄から抜け出すためには、不安になっても確認行為をせずに耐えるトレーニング(行動療法)が必要です。
でも、確認行為をせずに我慢するのは慣れるまで難しいのです。たまらなく不安になって苦しいのです。
それほど強迫観念の攻撃力は強いものなのです。
それでも悪循環を断つためには、確認をせずに耐えることが必要になってきます。
何度も言いますが、強迫観念による不安の攻撃力は物凄く強いです。
ですから、こちらも周到な準備をして強迫観念に備えておく必要があります。
つまり不安に耐えるコツを学び、トレーニングしておくことがとても有効なのですね。
敵の攻撃力に対して、こちらも防御力を高めておくわけです。
当カウンセリングルームでは、強迫観念や不安に対して、そして確認衝動に対して、どう考えればいいのか、どう行動すればいいのか、そのコツをお伝えしています。
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