「JOUJOUKA」

大森さんのギターは、多分その性格と人柄が出るんだろうな。
時の攻撃的でもあった若いころのギターは、甲斐の言うロックを感じたくていた人たちには響いたことだろう。
でもそんな攻撃的とか、都市型都会型のギターに特に特徴があったわけではなく、そんな中にも望郷の念を思い起こさせるニュアンスを感じ、それが都会の喧騒の中で頑張る、あるいは自分外聞でいようとシュル必死さに響いたのじゃないだろうか。

俗にいうところの牧歌的というところが見事に抽出されたのようなこの曲。
田舎での幼いころに見た風景を思い起こさせてくれるよう。
これが田舎から出てきた者にはたまらないんだよな。