前回に引き続きご無沙汰しております、ケイです :-)
もはや日記でも不定期更新でもなく「年記」になってますね。
「ケイどうしてるかな、そろそろ更新してるかな」と度々覗きにいらしてくださったお方には、本当に本当に、申し訳ない限りです。
今日もこうして見に来てくださったことに、心からありがとう。訪れてくれるあなたのおかげで、私はここに、こっそりひっそり本音を吐ける「居場所」を感じているのだと思います。

更新無かった間、何してた？

これって、私がお気に入りに入れてるブログ様の更新が無かったとき、一番気になることなので笑。私も書きます。
最後にちょっとプライベートなご報告も、併せてさせて頂きますね。





●　知人の来瑞
前回の最後にちょっと触れたとおり、日本から親しい知人が訪ねてきてくれました。
本当に、毎日があっという間に過ぎてしまって。凄くすごく、楽しい時間でした。
空港で見送った後、貸していた部屋を片付けた後、ひとりでちょっと泣きました。
人生であと何回会えるだろう、日本にいたときにもっと会っておけば良かった、もっと二人で色んなこと話したかった、って、柄にもないことを、しばし考えてしまいました。


●　アルバイト探し
上述の知人が日本へ帰国したあと、「私も私の今いる場所で、私に出来ることを、ひとつずつやっていかなくちゃ」と心の整理をつけ、アルバイトを探し始めました。
もともと引きこもり気質な私には、ただのアルバイトでも行動を起こすのに多大なる勇気が必要だったのであります(;_;)
一度語学学校のクラスメイトたちと訪れたことのある日本食レストラン（あるある）に丁度募集があったのでメールをし、履歴書を送り（作成でもう四苦八苦）、面接、そして無事採用して頂くことが出来ました。


同僚の日本人、スイス人の方々はどなたも良い方ばかりで、彼女・彼らと知り合えたことだけでも、外で働き始めて良かったと思っています。
ただね、そのお店の店長さんがね、ドイツ出身でお顔は超絶美人さんなんですけど、怒ると眉間にいっぱいシワ寄せて、人間性を否定するような物言いをするの！凄く恐いの！！
ちょっと、というかかなり気分屋なところも、はっきり言って一緒に仕事するのツラいです。
多分本人に悪気は無いんだろうけど、もう３０半ばのいい歳なんだから、せめて仕事中に気分で怒り出すのはやめようよ。
（あ、長々と愚痴っちゃった、ごめんなさい。）






●　夫の祖母が亡くなった
プリンちゃんが私を初めておばあちゃんに会わせてくれることになったとき、「彼女は凄く頑固だし、ちょっと変わってるから、何か気に障ることを言われても絶対に気にしないでね」と、しつこいくらいに何度も言っていたのを、今でも思い出します。
でも彼の心配をよそに、彼女は遠いアジアの島国から来た私を本当に温かく迎えてくれて、結婚した後も私たちが彼女の自宅を訪ねる度にとても嬉しそうにもてなしてくれました。
孫にも滅多にしないという自分の結婚当初の昔話をしてくれたり、「あの子（プリンちゃん）には、あなたが必要」と言ってくれたり。
南ドイツから（変な方言を喋っていて言葉の通じない）スイスへ嫁いできた若き日の自分の姿を、オロオロしてばかりいる私に、ひょっとしたら重ねて見ていたのかもしれません。

棺の中に眠っている彼女の顔を見ることが、私には最後の最後までどうしても出来ませんでした。
しわくちゃの優しい顔で笑いかけてくれた、あの顔をずっと覚えておきたかったから。



●　日本帰省
スイスに嫁いでから初めての日本帰省。
生まれて初めて日本、ひいてはアジアを訪れたお義母さんを連れ、観光地を回ったり、本場の日本食を楽しんだり、親戚顔合わせをしたり、貸和装でウェディングフォトを撮ったり（私たちはスイスで結婚したので）、懐かしい友人知人や昔の同僚に会ったり（これは私だけ）してきました。
楽しかった、けど、ちょっと疲れました。私は勝手知ったる、そして私の大好きなものがたくさんある「家」が好き。そして今の私の「家」は、夫と暮らしているここにあるんだ、ということを図らずも感じたのでした。



●　ドイツ語レベル、向上せず
はい、上で書いたことと完全に矛盾していることは承知の上ですが、正直に告白します。
慣れない海外でのアルバイトで肉体的にも精神的にもクタクタになっていたことにかこつけて、この一年間、私は全くドイツ語を勉強しませんでした。
寧ろ一年目に語学学校で習ったことを悉く忘れ、英語の文法すら適当になり、退化している気がします。
現地のお友達と仲良くランゲージエクスチェンジしながら、仕事に趣味にそしてこだわりの家庭生活にキラキラした毎日を送る海外在住オシャレ日本人のブログをお探しなら、今すぐここからランキングにジャンプして、他のブロガー様をあたってください。

私にはあまり日本人の知り合いが多くないので他の方々がどのようになさっているのか分かりませんが、私こと自称引きこもり系海外在住者は、日本にいようが外国にいようが、基本的にやっていることは変わりません。まったり過ごすひとり時間、万歳！
私、こんなんで将来大丈夫なのかな？？(;_;)



●　ビザ更新
今年も例年通り、Bビザを更新しました。特に何を訊かれることも無く、自宅に届いたペラ紙一枚（申請用紙）を埋めて住民課代行移民局へ提出して無事終了です。
何でだか分からないけども、この日の窓口のお姉さん、すっごく丁寧に対応してくれました。やったのは紙出して申請料払ったことだけなんだけれど。本当に丁寧でお上品で、銀行で接客されてる気分でした。（そうでなくてもスイスの役所は大抵いつも丁寧ですが。）
スイス人配偶者を持つ第三国出身者は５年間まで一年毎にBビザを更新することになっているのですが、その５回目の更新では、ビザの種類が変わるためドイツ語能力に関する試験があるとかないとか。こ、怖い～。。。



●　ご報告！子供を授かりました！
結婚して丸一年が過ぎたくらいから、少しずつ親戚の集まりで「そろそろ子供は考えないの？」ということを訊かれるようになりました。周囲が出産ラッシュだったことも大きかったのかな。
プレッシャーを感じなかったといえば嘘になるけれど、周囲から言われたことでプリンちゃんに直談判する手間が省けたという気もします笑。
夏の日本帰省を終えたのを機に数年飲んだピルを止めること半年、順調に来る生理と焦る私。
妊娠が分かったのは「私たち歳も歳だし、医療機関で検査だけでも」と彼を説得し産婦人科でカウンセリングを受けた矢先のことでした。ホッ。

彼に妊娠検査薬を見せると、あちらも喜びながらホッとしていました。
「俺のタネ、元気だったんだ」って。私、プレッシャーかけてたんだね、ごめんね。
以後は眩暈と吐き気、貧血と戦う毎日を過ごしています。心穏やかな妊婦生活を思い描いていたのに。
体重は今のところ横這い（一時数キロ減ったけど戻りました）で順調です。健康だけが願い。

ブログの今後について

実は一年振りに管理ページへログインして、今もこんなにたくさんの方が見に来てくださっていることに驚きました。
昨年夏頃の更新復帰を予定していたというのに、音沙汰無くご心配を掛けてしまってごめんなさい。また、更新の無かった間もたくさんのご訪問を頂き有難うございます。

国際恋愛、異文化を主なテーマのひとつとして書き始めたこのブログですが、海外移住・国際結婚して２年が経ち、そして今子供を授かって。環境の変化と私自身の変化に伴って、今後ブログに書く内容は当初とは違ったものになっていくと思います。
もし「恋愛の話」を読みたくて来てくださった方がいらしたら、過去の記事は閲覧出来るけれど、最新の記事には興味が無いかも知れない。読む前にがっかりさせてしまうようなことは、すべきじゃないし、私もしたくない。
ブログタイトルも、分かりやすさとゴロの良さから思いつきで「アラサー」と入れたけれど、あと数年経ったらアラフォーに直すの？次はアラフィフ？（そんなに続くかどうかは置いておいて、）と考えると、これを機に全体の構成を少しリニューアルする必要を感じています。
どういう方向性で何を書きたいのか、見やすいレイアウトにするにはどこを変えるべきか、じっくり煮詰めよう。

ある日突然タイトルが変わっていても、「あ、ケイ戻ってくるんだな」と受け止めて、どうか驚かないでくださいね。今年もどうぞ宜しくお願いします。
２０２０年はオリンピックイヤーですね。メダルのように輝く年になりますように、なんて。

本日もお読みくださり有難うございます。



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