学生時代の記憶 弁当の蓋バリケード

2021/12/05

アラフィフおひとりさま日記

 

昨日の「ソーセージ弁当」いかがでしたでしょうか?😁


あの「ソーセージ弁当」を喜んで食べた私ですが、そのくらいのメンタルが子供の頃にも欲しかったな。と……お弁当を食べ終わってから思っていました。


今は、大好きな物を食べられたら、それだけで食の満足感が得られます。

だけど、子供の頃ってそうはいかない。

多感な年ごろの頃に、お弁当を開けたら、白米にソーセージだけだったら……

そのままふたを閉めたくなる(笑)


学生時代のお弁当の記憶


私は、小学生までは給食でした。

中学と高校時代は給食はなくお弁当持参だったのですが、高校生になると菓子パン1個で済ませる友人も多くなり、お弁当持参は気持ち的に強制ではなくなり、私は母親手製のお弁当を持って行く事は100%ありませんでした。

母親もお弁当を積極的に作ってくれることもなかったので、逆にありがたかった(笑)


最悪だったのは中学生時代。さすがに菓子パン1個を購入する学校売店もなく、まだコンビニすら近所になかった時代。

強制的に家庭弁当持参、飲み物も学校で牛乳などは出ないので、水筒を持って行くんです。

田舎町の小さな学校で、学年クラスも2クラスのみだったので、小学生からの同級生ばかりでした。

小学校時代は制服が無いので、服装に関して同級生との格差を感じることはありましたが、食に関しての格差は給食があるので感じることはありませんでした。

中学生になって制服着用になり服装の格差を感じることがなくなったら、今度はお弁当で母の愛情の格差を多いに知ることに(笑)




可愛いお弁当箱に、何種類ものおかず、ご飯にはふりかけで彩を添えて、時にはデザート付き、可愛らしいバンダナでお弁当を包んである同級生のお弁当。

いっぽう私のお弁当は、酒屋の景品でもらったような蓋は半透明なタッパーに、昨晩の残り物の煮物や、煮物の汁がご飯の方に侵入し半分茶系になって、臭いも放つ田舎たくあんが白米にのってるようなお弁当……😂


今思い出しても、お弁当のフタ閉めたい記憶ばかりです(笑)


今の時代は、業務スーパーもあったりして冷凍食品も種類も値段も安い商品がたくさんあるし、お弁当のおかず専用の冷凍食品もあったりしますが、今から40年以上前は、冷凍食品は富裕層の食べ物でした(笑)


実家の地域は田舎で、農家の家庭が多かったのですが、そんな中でも立派な建売のお家に住んでいるサラリーマン家庭の同級生のお弁当は、今でいうデパ地下の総菜弁当のようにカラフルでキラキラしているように見えて、羨ましい限りでした。


中学生の頃は、一人で黙々とお弁当を食べられたら良かったのですが、わざわざめんどくさいのに、机の向きを変えたりくっつけたりして、何人かのグループになってお弁当を食べるわけです。

農家の家庭の子が多かったとしても、私のようなタッパーの弁当箱に、煮物中心のオール茶系のおかずの中身の子なんて……


いません‼😂


毎回、お弁当のフタをバリケードにして、お弁当の中身が見えないようにブロックしていました。なので早食い(笑)

おまけに水筒の中身も、出がらし茶😅


あの頃、今のような白米と大好きなウインナーのおかずだけで十分お腹も心も満たせる「ソーセージ弁当」を堂々と食べる勇気が私にあったら……

毎日、同級生の目を気にしながらお弁当のフタを開ける恐怖におびえ、お昼の時間が怖い中学生生活を送らなくて済んだかもしれないですね😊


家事が嫌いな母親だった


私の母親は、とにかく家事全般が苦手と言うよりも好きじゃない人。

料理、洗濯、掃除、裁縫……戦前生まれだというのに何にもできない珍しい人(笑)

でも、母方の祖母は私が小学校高学年の頃には亡くなってしまったんですけど、裁縫がとても得意で、子供の頃は浴衣などを縫って送ってくれたりしました。

ただ……着る機会がなかったですが(笑)

母の妹も現在も健在ですが、やはり編み物が得意で、子供の頃にマフラーを編んでもらって、小学生の頃はずっと使用していたのを憶えています。


しかし私の母は……とれたボタン一つ満足につけれません😅


母は、子供のことはほったらかしなのですが、自分の身なりだけはとても気を遣いド派手な人でした。

朝からどこに出かけるわけでもないのに、毎日化粧をするような人だった。

今でこそ笑えますが、子供は貧乏くさく、住んでる家は掘っ立て小屋で散らかり放題、なのに母親は一人ド派手な身なりに厚化粧(笑)

当時はご近所でも悪い意味で有名だったかも知れないですね。


母は料理も大嫌いなので得意料理もない人ですし、家族の為に美味しいご飯を作ってあげたい‼などという愛情は一切ない人でした。

以前、実家に帰っていた時に兄とTVを見ていたら、子供の頃によく食べていた母親の料理で好きな食べ物は?という質問を芸能人の方がされていて、TVを見ながら兄も私も「ないね」と即答していました(笑)


母親は自分で料理をすることが嫌いなのに、子供が台所に立つことや勝手に冷蔵庫を開けて料理をすることは嫌う人でもありました。

冷蔵庫に入っている物を、勝手に使ったり食べたりしたら何を言われるかわかりません。

なので、自分でお弁当を作るなんてもってのほか‼

子供の頃は、出されたものをただ食べるだけ。

そんな感じでだったので、母親に対して、食に関する懐かしい良い意味での思い出は……

一つもありません😂


でも、その反面教師がいたからこそ、私は料理が大好きです。

毎日自炊することも、お菓子作りも全く苦になりません。

買って食べる美味しい物もたくさんありますが、お金がなければその願望は叶いません。

ですが自炊となれば、少ない食費と材料の中で、自分が満足する食事を毎日作って食べられる。

自分にとって美味しい物を作って食べる!それだけで、今は幸せです😄


そんな食にだらしなかった母も、今は認知症気味で台所に立って料理をすることは一切ありません。

今は出されたものを文句も言わずに黙って食べる立場になっています(笑)


私の40年前の記憶と同じような弁当LIFEの子供は現在はいないかもしれませんが、この格差社会ですし、子供の虐待なども報道で取りざたされている時代。

もしかしたら現在もいるのかもしれない。

40年経った今でも、私の心の奥底で辛い記憶の一つとして残っている「家庭弁当格差」

これは、お弁当のおかずの種類の問題ではなく、白米に煮物の汁が侵入している不気味さの問題でもなく(笑)ただただ、母の愛情の問題の辛さだったのかもしれないです。


でも、今現在「弁当格差」で辛い学生生活を送っている子供がいたら伝えたい‼

あの弁当の蓋バリケードで「家庭弁当格差」の辛い中学生時代を過ごしてきた私ですが、現在も生きています‼

大人になったらきっと……笑い話に出来る日がきますよ😄


コメントを下さった琴葉さんへ


こんにちは!サーターアンダギー、いいですね!私も作ってみますね! ヨーグルトとスライスチーズのパウンドケーキもいいなあ。レシピ、適当でしょうか?^^;


琴葉さん、いつもブログにコメントありがとうございます&お返事が遅くなってしまって申し訳ありませんでした。

ヨーグルトとスライスチーズのパウンドケーキ、今回は結構適当に作ってしまったので(笑)今度しっかりとg計量してレシピ書けるようにします‼

琴葉さんのブログにもお邪魔させて頂きました‼毎日、息子さんの介護生活頑張ってらっしゃって、私も高齢両親のお世話でイラつくこともありますが(笑)琴葉さんの頑張りに勇気頂いています‼


私がお役に立てれるかわかりませんが、琴葉さんのブログをご本人に了承を得てご紹介させて頂きます。

同じ悩みを持つ方々との交流を求めてブログを運営していらっしゃいます。

少しでもこのブログを通じて同じご病気の方々と悩みなどを共有できれば。と願っています。


琴葉さんのブログ

毎日孤軍奮闘~強迫神経症の息子と向き合って20数年


ご病気の息子さんの介護生活の毎日をブログに綴っていらっしゃいます。

同じようなご病気で悩んでいる方やご家族の方、または病気を克服された方いらっしゃいましたら、是非、琴葉さんのブログにもお立ち寄りください。

ここでご紹介させて頂くことで、ご病気への理解や同じ悩みを抱える方々との橋渡しになり、少しでも私がお役に立てれば幸いです😄


今日も読んで下さりありがとうございました。



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