人との信頼関係の優劣を観る宮は「兄弟宮」

 

紫微斗数の命盤は十二の宮で出来ていますが、その中で「兄弟宮」という宮があります。

兄弟宮は基本的には兄弟姉妹の関係を観る宮です。

欽天四化という流派では母親を観る宮にもなっています。

 

兄弟宮ということで意外と知られていない本当の意味は、人との信頼関係を表わす宮です。

詳しく云いますと、家族のように信頼し合っている関係です。

「兄弟宮」という宮の名称から肉親家族を観る宮と一般的には思われています。

しかし、他人であっても強い信頼関係で結ばれている人を表しています。

例えば親友などはその良い例です。

家族のような付き合いが出来る関係です。

自分の部屋に呼んで一杯呑める関係です。

一緒に旅行に行って同じ部屋に泊まれる関係です。

両親にも言えないことを相談できる関係です。

 

自分の大切な物を託せる人です。これが出来る関係なら本当の兄弟宮の関係の人です。

 

 

この兄弟宮が悪いと、人との信頼関係で問題が生じやすいことを現しています。

 

もし兄弟宮が悪い人は、人の為に親身になってお世話をしても、裏切られたりトラブルに巻き込まれる可能性があります。

 

あるいは兄弟宮が悪いと、人と密接な関係になることを避けたがるかも知れません。

 

 

 

結婚に至るには、他人（異性）と信頼関係が構築出来ないと成りません。

何故ならキスしたり愛し合うのには、信頼できる人でないと成りませんから。

まして一生の人生を預ける人に成るからです。

 

その相手が信頼を裏切るようでは結婚も破綻します。

したがって、より良い結婚に至るのには「兄弟宮」も重要です。

 

 

人との信頼関係が重要となる仕事をするならば、兄弟宮が悪い人は注意しなければ成りません。

信頼して事を成した時に裏切られたりして、大損をする可能性が有るからです。

 

「兄弟宮」は単なる兄弟姉妹、母親を宮ではないですよ、というお話でした。

 

 

 

 

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