オハジキ占ABCDの由来 | 紫微斗数(星曜派 四化飛星 欽天四化) 宮立命/宮巫女 Miya_ritumei/Miya_miko

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オハジキ占ABCDとは

【紫微斗数/星曜派/飛星派/欽天四化プロ養成講座】動画で中心的な鑑定法のツールが通称「オハジキ占」と言っている「飛星」による鑑定法です。

 

 

「オハジキ占」は、主に人の一生の様々な運勢を観る方法の一つです。

この「オハジキ占」の元となったものは、日本の欽天四化の大家であられる田中宏明先生がマレーシアの鄭莉安老師から伝授戴いたものです。

 

私は田中宏明先生の「飛星派欽天四化派」の講座を受講して飛星のABCDを知りました。

飛星の仕方については、当時の説明は非常に難解だった記憶があります。

 

 

飛星ABCDを田中先生から学んだ時の吉凶判断は、とてもシンプルなものでした。

 

例えば、その時々の人間関係(六外宮の判断)の運勢を知る時には、ABCDの四化を飛星して、それが特定の宮に入った時の状態で吉凶を診るものでした。

 

人間関係なら、「A」のみ吉、その他の「BCD」はすべて凶という吉凶二択というシンプルな判断法でした。

 

しかし、厄介なのはABCDを飛星すると、その結果が「AとBCD」などが入り混じってしまうという事がよく起こります。

 

結果を診る時に吉凶が一緒に入り交ざると意味不明になってしまます。

飛星を学んだ多くの方々が、これでは使えない、使う価値が無いと思われたかも知れません。

そのような理由なのでしょうか、本家の田中先生も飛星ABCDを実際の講義で使われることは、あまり無かったように記憶しています。

 

 

私も鑑定時、一つのことを占う時に吉と凶が同時になることはよくあります。

吉凶が入り混じると鑑定でも混乱しました。

吉なのか、凶なのか、いったいどっちなんだ!

 

 

しかし、ある時に閃いたのです。

(思いもよらぬアイデアやヒントが閃くことはよく起こることですが)

ABCDの四つの四化は、吉凶を示しているのではない、ということでした。

 

飛星のABCDは吉凶という意味では無く、重要な四つの状況を示していたのです。

 

これを単なる「吉凶」という、二択の解釈をした事が、そもそも大きな誤りだったのです。

 

飛星のABCDが示していたのは、吉凶という事ではなく、非常にアナログ的な状況を示していたのです。

 

つまり、物事に対して命盤の持ち主である人の、感情や心の状態、あるいは言動、行動を現わしていたのです。

その事が判った時には、何故もの事が上手く行かないのか、あるいは上手く行くのかが見えたのです。

 

オハジキABCDの、四つの象意は【プロ養成講座】動画で詳しく解説しています。

 

 

飛星ABCDは実は吉凶ではなく、重要な四つの状況を現わしている、ということは、「物事の起承転結も判る」ということが判ったのです。

 

 

その結果、オハジキ占を駆使することで、人の人生のシナリオが「ドラマ仕立て」のように観えるように成ったのです。

私の場合は、映画を観るように映像で、その時の様子が脳裏に浮かぶようになりました。

私は、その脳裏に浮かんだ映像の状況を実況中継するような感じで相談者さんにお伝えしています。

 

鑑定は理論の説明ではなく、物事が起こっている状況を説明するのですから、相談者さんも分かり易いと思います。

 

そして、飛星のABCDを頭の中でやるのではなく、実際にABCDのオハジキを「命盤の上に置く」、というアイデアは自分ながらに素晴らしいと思います。

 

※これを思い付いたのは、私は元々に丸暗記や記憶力が相当に悪かったので苦労しました。しかし、オハジキを置くことでABCDの位置を覚えている必要が無くなったのです。

私がお馬鹿だったから良かったのです。お馬鹿だから知り得たことですね。

 

 

ABCDのオハジキを命盤に置くことで、大限(10年毎の運勢)を診る時には、生れてから死ぬまでの一生の人生のシナリオを走馬灯のように観ることが出来るようになりました。

これは画期的なことでした。

 

生徒さんには必須課題として、何よりもオハジキ占を覚えるように徹底しています。

 

オハジキ占によって、問題の原因と、物事が起こる時期までも見えるようになるのです。

 

もちろん、オハジキ占では良いことも簡単に判ります。

例えば、出会いが生じる時期。そして、その出会いが良いのか悪いのか。

 

欽天四化の理論上で「200%、絶対に結婚出来る」という結果が出ても、オハジキ占では、絶対に結婚出来ても、「それは問題の多い結婚生活になる」ということまでも判るようになったのです。

 

離婚したカップルの出会いの時期を診ると、欽天四化では100%の確率で出会い、結婚出来る時期だったけど。

オハジキ占では、その出会いも結婚も長続きしないという結果が出ていました。

 

しかも、別れる理由がオハジキ占で示されていました。

別れる理由はオハジキでは「意見が合わなくなる、性格が合わなくなる、喧嘩が増える、不倫をする」などと、理由も判ったのです。やっぱり、オハジキで示された理由で離婚していました。

 

時には、結婚後に両親のことで喧嘩が増えるとか、子供の事で喧嘩が増えるとか、金銭問題での離婚とかも、判るようになるのです。

 

欽天四化だけを専門に学んだ方々には、是非「飛星ABCD」を知って頂きたいと思いました。

出来ることなら、星曜派も学んで欲しいと思います。

 

欽天四化だけで鑑定するのは非常に大変と思います。

 

欽天四化だけで鑑定するのは、広いグラウンドに落とした白いハンカチを顕微鏡で探すようなものです。

 

グラウンドをもっと上から俯瞰してみれば、白いハンカチが何処に落ちてるのかが一目瞭然で判ります。

これが星曜派と飛星ABCDを使う最大のメリットです。

そして、そのハンカチが自分の物であるのか、どうかを欽天四化でクローズアップして観るのです。

欽天四化でクローズアップすれば、ハンカチに自分のイニシャルの刺繍が有る事がハッキリするでしょう。

 

 

 

命盤の全体を診るのは星曜派と飛星ABCDが得意とするところ。

そして、それが絶対の起こるのかというマクロを観るのは欽天四化が得意。と言う風に使い分けるのです。

 

 

欽天四化は物事の吉凶は恐ろしいほど判るでしょうけど、その理由や時期を診るのに悩まれることが多いのではと思います。

 

今、行き詰って悩まれている方に、このことが伝わって欲しいと思っています。

 

この状況から抜け出すヒントを周易に問うてみました。

 

宮立命 占 は⇒ 山天大畜 

宮巫女 占 は⇒ 水風井

 

周易のメッセージが遥か彼方に届くことをお祈りします。