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2021年1月27日水曜日

老い

  新年早々、改めて老いたなぁと思うわけです。実質的にどうとかっていう訳じゃないんですけど、ほら、人間て20歳になっても「歳とったなぁ」って思うし、25歳でも「歳とったなぁ」って思うじゃないですか。まぁ相対的にも絶対的にも歳はとってるわけで、25歳になると22歳くらいの人をみて「子供だな」って思うし、40歳になると35歳くらいを見て「まだまだガキだな」とか思うわけですよ。で、気付くと人類の半分以上が自分よりも年下なんだって気付くわけですね。そりゃわたしが入社した頃40代だった方も60代になってますわ。

 あまり少年系の漫画や小説では活躍しないお年頃、と言いますか、一般の物語に出てくる死にかけの28歳とか30代のオッサンよりも歳を重ねてしまった事に、何かわからないけど非常に自責の念に駆られています。

 「入社時に40代だった先輩」が60代になっていたということが余程衝撃だったのでしょう。今、若い若いと言って可愛がっている後輩たちも「気付いたらおなつは60代だった」と言うでしょうし「気付いたら40超えてた」と言うのでしょう。ところてん式に人生が終わって行く感覚みたいなものが、じわりじわりと背筋を伝ってきた気がします。

 経て、だからなんだという話でございますが、歳をとってまぁ痩せにくくなったり体力がちょっと衰えたかもなぁとは思いますが、やはり気持ちで負けてはいけません。1年1年歳を重ねて行くことは誰しもが同じですし、一日一日という積み重ねも誰しもが同じです。20歳から見て7,300日ちょっと過ごせば大体みんな40歳になるわけです。そして時間はずっと継続しているわけですから、わたしの年齢はまだ20歳と7,300日ちょっとという事もできるわけです。

 人は常に老いて行きます。しかしながら、人生で一番若い日は今です。今より若返って何かをすることができないのであれば、やはり今を悔いなく生きることこそが人生を充実させるコツなのではないでしょうか。体の物理的な老いを止めることは限界があると思いますが、スキルアップはまだまだできるはずですし、気力と根性と好奇心があれば何だかんだと乗り越えられるはずだと思います。

 そう言いながら、昨年は若干のプログラミングと、まぁ少々の趣味の研鑽しかできませんでしたが、今年は本気であれこれやろうと思います。社内では昨年RPAを導入し、DXによる社内業務の効率化も展開して行きたいですし、まだまだプログラミングでできることがあるならやって行きたいと思います。また、統計や経済学等の知識もここ5年くらいなおざりになっていたので復習し、改めて社内の係数管理を強化、そして改善を図って行きたいと思います。その他社内での伝達手段等も工夫してより物事が伝わるようにしていく必要があるので、その辺りのスキルも学んで行きます。

 物的流通の一端を担う運輸業は、モノを動かして価値を得る事業です。中身として、多くの裏方事務員や管理者がいて、土地や車両という資産、輸送に於ける対価と経費、そして管理費という非常に多くのお金が必要な業態だからこそ、少しの工夫、少しの差別化で大きく企業環境を改善していく必要があるのです。

 何度も何度でも書きますが、だからこそわたしたちのような役員(経営者)が率先して成長し、時代の流れに乗って行くための努力や思想が重要になるのです。これからどうやってより良く生きるか、より良く企業を変えて行くのか考えると、学歴や過去の経験は関係なく、延いては老いなんかも関係ないわけです。

 一昨年50周年を迎えた夏島も、あらゆる言い訳を取っ払って、新型コロナウイルスにも負けず、10年20年と続いていくために、企業の現状と老いた自分と流れゆく時代をしっかり捉え、少しでも全てにとって良い方向へと舵を切れるようにならないとなぁ。って、改めてしみじみ。まぁ、少しずつ少しずつそのエッセンスを会社の文化に落としていかなければなりませんね。千里の道も一歩より起こる…ということですし、ローマは一日にして成らずですから。おなつだって7,300日で成るわけがないのです。14,600日でも成らないのです。一度成っても盛者必衰の理をあらわすことの方が多いのです。おっさんだからか、くどくなったのでやめます。あーやだやだ。


おなつ。

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