エッ、エエッ…ない!ない!ない!…二三日かけてやっと書き上げていたブログの原稿がどこにもないのです。最近は途中まで書いたものでもすぐに下書きとして投稿し、保存するようにしていましたから、消えることが滅多になくなってたのに…クヤシイ!
ニ三行書いただけのものなら諦めもつくけど、あと写真だけで完成というのが一瞬のうちに跡形もなくなるというのはもう本当にショックですね。何だかガックリきて、また書き直す元気が出ず、そのまま日にちが過ぎてしまいました。そうするうちにあと3日で3月も終わりだと…これでは悔しいから今日やっと思い直して書いてます。
一昨日までは26度とか夏日があったりして、とっても暑かったのに、昨日からはまた雨がポツリポツリと降り、今日は朝から夕方までずうっと小雨でしたから、気温も13度までしか上がりませんでした。24日頃から高知や東京、福岡、鹿児島など次々に開花宣言が出ましたが、山口はちょっと遅れました。でも今日は宇部でもちらほらと桜が開花していましたよ。しかし、またこの週末にかけて気温が低くなるようですから、桜も開き渋るかもしれませんね。
ところで、今日はちょっといい話を…気分直しに書いてみましょうか。(笑)
実は、山口県の西京銀行の話…ご存じでしょうか。この銀行は、1930年創業の周南市に本店を置く第二地方銀行です。1989年に普通銀行に転換して西京銀行となっています。だから今33ある支店も殆どが県内です。実はこの西京銀行が新規口座開設キャンペーンとして打ち出したのが、条件を達成すれば最大50,000円をプレゼントするという、とってもうま~い話なんです。
息子から聞いて、今どきそんなうまい話があるなんて…と半信半疑でしたが、余りにもやいのやいのと言うものですから、とうとう主人まで巻き込んで3人が新規口座を開設したんです。最初は3月末までだったキャンペーンが、申し込みが多すぎて2月末までに短縮されたとか。我が家では山口銀行かゆうちょ銀行しか使っていませんでしたし、西京銀行というのは名前だけ知っていましたが、全く眼中になかったんですよ。
息子もそうだったのですが、きっと職場の人から聞いてきたんでしょう。今どきタダで5万円もくれるところはどこにもないでしょう。政府のバラマキでも4万円だったし、それも税金との相殺でしたから貰ったという気はしませんでしたものね。それが我家3人分新規口座開設して、しめて15万円ですよ。本当にシメタ!でしょう。みなさま、そんな馬鹿な…とお思いでしょう…が、本当なんですよ。
もちろんそのための条件があります。それは、3月末時点での預金残高が10万~20万円未満は1,000円、20万円以上~100万円未満は10,000円、100万円以上が50,000円なんです。だったら100万円を入れておくでしょう。株とかと違うんですから絶対に損する話ではありませんしね。
この話、娘にも話してあげたら…エエッ!そんな馬鹿な話があるの?と、怒っていました。なぜかっていうと、彼女の勤めている会社の取引先が西京銀行だから、給料の振り込みですでにその口座を持っているですって、可哀そうに…。だから、今まで利用している顧客をもっと大切にしてもらいたいわ!と、プンプンなんです。まあ、言われればその通りですよね。その気持ちよ~く分かりますよ。これは銀行だけじゃなくて新聞にしろ保険にしろ、みんな新規開拓にばかり気を使って、古くからのお客さんをないがしろにしていますもの。
新聞なんかは、うちでもある大手を何も言わずに何十年も取り続けていたら、他から変わってきた人が〇〇をもらったとか、これこれしてもらったとか聞くものだから腹が立って、私も他のところに変えたことがありました。すると変えたところから結構いい物を貰えたんですよ。もちろんこれは随分前の話ですけどね。今では新聞も大変でしょう。ここまでインターネットやSNSが広がって紙を読む人がいなくなってますもの。
そういう我が家でも3,4年前までは大手と地方新聞と両方取っていましたが、読むよりも紙がたまる方が早くて、そのうちテレビやPC、スマホなどのユーチューブを見てこと足りるようになって止めてしまいました。子どもたちの世代はもっと早くからそうでしたよ。電話でも今では固定電話のない所の方が多いのでは?時代の流れと言えばその通りでしょうが、その流れの目まぐるしい速さに…私はとても着いていけませんけど。
ちょっと話が飛びましたが、西京銀行の話に戻りますと…早速他の銀行から移して、これでしめしめです。でも、こんなことしてたら西京銀行は破綻したりしないのかしら、ちょっと心配…などと、主人と話していますが。それでも、もう、15万円を貰ったらどこか3人でおいしい物でも食べに行こうよ…と、捕らぬ狸の皮算用をしてます。だって、貰えるのは4月末までの振り込みでなんですからね。
いかがでしたか?今どき滅多にないうまい話でしたでしょう。しかし、これは山口県内に住んでいる人限定だし、もう終わった話ですから…これを読まれた方を羨ましがらせるだけで、ゴメンナサイ!
でも、考えてみれば、大きなお金を動かしている人からすればみみっちい話かも知れませんせんね。しかし、この値上がりの時世、卵が1パック150円といえば、それっと飛びつく主婦の感覚すると…5万円というのはものすごい額なんですよ。先日郵便局で100万円を10年間預けていた定額預金が満期になって、貰った利息がいくらだったと思いますか?3,194円でしたよ。私の若い頃は、郵便貯金に10年も置いてたら複利で倍にはなっていましたものね。今から考えれば夢のような話です。だから、こんなことでも今どきにはない久しぶりのとっても嬉しい話なんですよ。
写真は、この雨で散ってしまいましたが、我が家の3日前の白木蓮と連翹(れんぎょう)です。今度は紫木蓮が遅れて咲きそうです。でも例年3月20日頃には咲いていたのに、やっぱり今年は遅いですね。