もうひとり
嬉しそうなのがいます。
冷蔵庫の上までのぼれるのは黒モフだけなので
偉そうに威張っています。
おかあさんは
すぐにこの黒モフを甘やかすので、こんなことになっています。
チヤホヤしすぎだと思います。
冷蔵庫がふえて、まいにちササミをもらっているうず坊もうれしそうです。
ボクは、おかあさんの前のカゴを死守しています。
ちょっとキュウクツでも気にしません。
それから、ボクの病気は完全に快くなりました。
ご心配いただいたみなさんにありがとうを言いたくて日記を言ってみました。
以上、ごはんより。
さて、ウカウカしていたら11月も終盤、
そして遂に初雪が降りましたよ。
寒桜に大粒の雪が降る有り様は、なんとも言えない風情でござんした。
あっという間に雨に変わりましたけんども、
ああ、また−5度の日々がやって来るやねえ。
雪は滅多に降りませんし、積もることも年に一度くらいですけれども
とにかく、寒くて暗くて長い冬なんで
気持ち上げるイベントは必須ざます。
まあ、これも昨今はコロナ様のご機嫌次第やけれども。
1番最近は5種類のワインに合わせて、アジア料理の会をやりたいというご依頼があり
またお得意の安請け合いして自分を窮地に追い込んだりしておりましたねん。
(あ、ワタクシは料理人ではござーせんが、マルチ活動ができる個人事業主として登録しておるのでこういうご依頼が多ござんす。)
アジア料理がテーマの会では、日本のレシピ基本のアジア料理やのうて
ベースは全部そのお国のもの(多分日本よりコストが安くスパイスも生ハーブ類も入手しやすいかも知れへん)
北京のレシピの焼売、韓国のチヂミ、魯肉飯の具材を詰めた台湾風肉まん、ベトナム風は生ハーブと生野菜盛りだくさんの生春巻き、ジャポンの五目稲荷、
おまけで麻婆豆腐もつけたった(笑)
ただし、お題のワインと合わせることが主体なのでアレンジして味付けは足したり引いたりしておりますんで、やっぱりなんちゃってかも知れへんけれども。
コロナ禍で20年住んだLAから隣町に戻って来たムッシュは、ちゃんとしたアジア料理に飢えていたので大喜びでござったよ。
実際に出張などでアジア各国の現地に行った経験のあるお方々はワインに合わせた風味ながらも(つまり激辛にしないとか、ワインとケンカさせない香草スパイス使いの趣旨をきちんと理解してくれるレベルの方ばっかりでやり甲斐があったわ)現地で味わった風味がきちんとあって
巷によくある大型チェーン店のアジア料理全般どんとこい系レストランとは全く違うきちんとアジア風味を楽しんでくれた模様。
でも、これがベトナム人や中国人が同じお題で各国アジア料理を作ったら
どんな風に、どこまでアレンジして、どこまで本家の風味をリスペクトするんやろう
その違いの発見を一緒に経験したらさぞや面白おかしいやろうなあと思いました。
(他意はなく純粋にアジア人同士でどう言う感覚の違いがあるのか興味深い)
んで
台湾風にアレンジした肉まん(魯肉肉まんとでも言うのか、角煮まんとも違う)は
皮に赤ワインも混ぜ入れたりして遊び心も散らしてみたんですけれども、
日本人としてはやっぱり冬のカレーまんとか
関西人としては551の蓬莱風味のぶたまんが恋しいといふもの。
ご近所に住む在日歴のある仏人(田舎にもかかわらず意外におりますねん)リクエストで、デイリーヤマザキのカレーまん(とろ~りチーズのカレーまんが正式名称)が恋しすぎると言われて作ってみましたんよ。
日本人のワタクシがオリジナルを知らぬというツッコミどころは棚に上げておこう。
そして551の蓬莱風は外せまい。
いつかのおもひで。
関西人の友がこちらへ遊びに来てくれた時にこの551保冷バッグを下すったんよ。
中身は蓬莱ではなかったと記憶しておりますが。
今となっては冬季の電車内の551テロ(わかる人にはわかるネタやな)ですら懐かしい。
それにしても一体いつになったら本国の蓬莱を味わえるんやろうねえ。
さて、仏人青年は小躍りして持ち帰り、冷凍庫保存しつつ楽しんでくれておるらしい。
彼は日本に住んでいた時は(多分シーズン中、あるいは今は通年で肉まんがコンビニで買えるんやろか?)毎日仕事帰りにこのカレーチーズまんを買って食べててんて。
小中学生みたいな微笑ましさ、もうソウルフードの域やな。
ただし、この兄ちゃん関東在住やったので蓬莱の豚まんの味は知らぬらしい。
(関東にも蓬莱はあるやろうけれど彼には味わうチャンスがなかった)
いうても我が家の豚まんももうほぼオリジナルレシピになりつつあるので、蓬莱でもデイリーヤマザキでもないねんけど。
こんな風に、アペリティフでワインに合わせて飲んでもよろしよ。
長くなったので、シウマイとか他のアジアン作ったネタについては
また別の機会にでも書くかも知れぬざます。