寒さもひとしおな冬の氷雨が続いておりやんす。
ああ、これから厳冬が続くわけで。
引きこもりに拍車をかけたいところですが、12月の仏国名物ノエル前のイベント目白押しですわ。
今年も引き続きコロナのお陰でファミリーのノエル集いは、なんやかんや言い訳つけて避けられる見通しでこれこそがクリスマスプレゼントやね。
家族に会うのが嫌というのではなく、家族揃って壮絶なお食べ地獄で盛り上がりまくり、徒労感満載のプレゼント交換という儀式が(もう過去に思う存分書いたので以下省略)
 
色んな意味でアウェイ感満載気分になれてしまうこのイベントはコロナ禍状況下ではいっそう追い討ち気味なイベントと感じてる人も少なくないんちゃうやろかしら。
たとえばジャポンに帰りたいのに帰れなくて落胆しておられる数多の在欧マダムたちにとっては、ちいと複雑な時勢に入りましたわね。
家族の集まりを避ける言い訳として、いっそ濃厚接触者にでもなりたいと言っていた友人が冗談から不意打ちに濃厚接触〜感染してしまってこのタイミングで隔離ですわ。
言霊は恐ろしや。
 

 
相変わらずどうでも良い前置きが長いんですけど
さて本日の本題
 
 
 
 
親友マダムの子猫のサクラちゃんが
先週末から行方知れずになってしまいましたんですよ
とんでもなく人懐っこくて、可愛くて
毎日会いに行くほどすっかりみんなのアイドルになっていたというのに。
ちょっと目を離したスキに家の外に出てしまったようで
迷子になってしまった模様。
 
この寒い日々ですよ。
まだお猫のワクチン一回目が終わったばかりで月齢的にチップも埋め込まれず
避妊手術もまだの子猫ですよ。
 
 
 
 
 
こちらはサクラちゃんのお姉ちゃん(グレーの方)で
マダムの娘が2匹を引き取ってママンにもう1匹を献上したんですよ。
今までお猫が長く居着いたことがない忙しいマダム宅で、小さな箱に入って
マダムの仕事部屋でいつもお昼寝していたんですよ。
 
寒くなってくると
肩に登ってきて襟巻きのようにくっ付いたり、
毎朝パパさんのズボンを駆け登ってお抱っこを要求したり
睡眠時にはママンの首元に来てその可愛い肉球で頬をなでなでマッサージしてくれたそうざます。
 
 
 
 
来客には愛想よくお膝の上に登ってグルグルいいながら眠ってしまうという
こんなかわええおもてなしが出来る看板娘やったんですけど
 
お腹空かせてなければいいんですけど
あまりにも人間慣れをしているので、希望的観測としては近隣のご家庭の家に
突撃して飢えを凌いで、あわよくば可愛がってもらっているのではないかと妄想しています。
ワタクシが黒モフに会った時みたいな感じで。
 
いやもう、とにかく生きていてほしい。
それだけですわ。
 
 
 
 
色々と悩みが尽きぬマダムを励ますために
近所のレストランでアペリチフしちゃったり
昨年一緒にテイクアウト弁当を作った仲間に
適当に盛っておくれやす、と言ったらこんなプレートに。
 
 
なんだか話が弾みすぎて
次は我が家に梯子状態になって(こういうのええよねえ)
 
 
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おつまみパパッと作戦で最近気に入っているのが
ポテト(冷凍よ)と、カマンベールとかリュスティックを30秒から1分レンチン(大きさによる)してなんちゃってラクレット(あるいは貧乏人のモンドール)にして芋をつけながら食べるというカロリー爆弾。
黄色というか茶色プレートはホンマ裏切らへんわ(笑)
背徳感を和らげたい場合はここにサラダを加えるか、ミニトマトやらアンディーブを添えてチーズと一緒に喰らふという手もあり。
 
心ささくれる日は、丁寧な食事とか、体によろしい食べ物とかもありがたいが
作る側がそんなモチベーションにすらなられへん時ってありますやん。(あと急な展開でアペロになった場合とか)
そんな時に、もちろんそんな時でなくてもやけど
ジャンクでガツんと元気になってもええと思います。
 
 
 
 
さて、さっちゃんよ
今は我らが番長ばるちゃんもおらへんから、おばちゃんはどうやってお嬢を探してあげたら良いやら途方に暮れております。
腹が減ったさっちゃんは強烈に自己主張してご飯を強請れるお利口さんやったから
とにかくその魅力を最大限に発揮してしばらくは見知らぬ、しかしお猫に優しい人間を頼るんやで。
怖い思いをしておらぬように。
と祈るばかりでございます。
 
絶対無事に見つかって欲しいけれど
もし黒モフとワタクシのような新たな運命の出会いがあって、とてもとても大切にされているのならそれはそれでいいと、マダム遠い目で仰っております。
 
いや、例えそうやとしても
出来る努力は惜しまずにとことん探したってえな。
と黒モフ騒動の度に髪の毛振り乱して捜索隊長に変身するワタクシとしては
ツッコまずにはおられへんざます。