前回、子どもの習い事のピアノに関することを書いてから、ふと、中だるみ・停滞期のことを書いてみたくなりました。
ピアノへの情熱が低下
前回も書きましたが、子どもの習い事のピアノへの情熱が低下していました。
幼稚園の頃はピアノに夢中でした。
いろんな世界を知り興味が分散
いろんな要因が考えられますが、世界が狭かった幼稚園児の頃と違い、小学生になってからいろんな世界を知り、興味が分散しているのもあると思います。
スポーツも好きです。
英検・数検・漢検は、合格するとすぐに次に級を目指します。
プログラミングにも興味があります。
通信教育も好きです。
特に本は大好きで、隙があれば読み始め、なかなか手放せません。
毎日、それなりに忙しそうです。
将来の夢なんて将棋士なんです。
(どれも中途半端な状態のような気がします。何かひとつに絞って頑張った方がいいのでは?と思うことがあります。)
目標があれば頑張れるのでは?
しかし、あまりにも自主的にピアノを練習することがなくなり(練習時間として決められたわずかな時間だけ、しかも声をかけてもらってから)、向上心が見られないので、何か目標があるならそれに向かって頑張れるはずだと、一度、思い切って「何を目標としてピアノを習っているの?」といった内容の質問をしてみました。
ピアノの目標は何か?今後どうしたいのか?
当面の目標は?
大きなコンクールに出たい
「ピアノの目標は何か?今後どうしたいのか?」という質問に対しての息子の回答は次のようでした。
コロナがおさまったら、前回のコンクールより大きな全国大会に進むようなコンクールに出てみたい。
今はコロナで他府県への移動ができないから、コロナがおさまってから挑戦したい。
そこで優勝まではしなくても、何かひとつ賞がもらえたらいいなぁと思っている。
予想外に目標が高くてびっくりしました。
「ソナタ」まで進みたい
他にも「バイエル、ブルグミュラー、ソナチネ、ソナタ」が一昔前のピアノの一般的な道だという話をしたことがあったので、自分としてはピアノを習っていたと胸を張って言えるように「ソナタ」までは進みたいということでした。(姉がその道をたどっただけで、それが普通かどうかは知りません!私はバイエル止まりです。)
大きな目標は?
ピアニストのように弾けるようになりたい
将来的な目標も聞いてみました。
次の記事に書いたように、以前、「もう、ラン・ラン(ピアニスト)にはなれないよ」というようなことを言っていたので、
「本当は、なれるものならなりたいの?ピアニストじゃなくても、(幼稚園の先生のように)ピアノを必要とする仕事についてみたいと思っている?」と、聞いてみました。
音大に行きたいわけでもないし、ピアニストになりたいわけでもない。
音楽を仕事にしたいわけではない。
でも、パパとママくらいの年齢くらいまでに、ピアニストのように弾けるようになりたい。大きなコンサート会場で多くの人に聴いてもらいたいわけではなくて、自分の身近な周りの人に聴いてもらって喜んで欲しい。
なるほど…と思いました。
【すぐには無理でも、何年も年月を重ねればなんとか人が聴いて喜ぶような演奏ができるようになる】という考えなんでしょうね。
親としてのアドバイス
子供の回答に対して、親として、次の2点をアドバイスしました。
①急にコンクール前だけ練習しても、そのレベルに到達できない。いずれコンクールに出場したいなら、今からコツコツと練習を積み上げていった方がいい。
②社会人になると、ピアノを趣味として習い、上達する時間を捻出するのが難しくなる場合が多い。また、子どもの間でも、いつピアノが習えなくなる環境になるとも限らない(災害とかいろいろありますよね)。せっかく恵まれた環境にある「今」を、大事にしておけばよかったと後悔する日がくるかもしれない。
しかし、その後、このアドバイスによって劇的に様子が変化したわけでもなく、停滞期は続きました。
前回の「ショパン国際ピアノコンクール」の動画を見せた後の方が、子どもはやる気になった気がします。
子育ては、いくつになっても難しいですね☆
なんだか、ただの愚痴の記事になってしまいました。すみません~!
しばらくそんな記事が続くかもしれません。
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