遺品整理はつらいよ 30 | 一人っ子がする介護ってこんなもん?

一人っ子がする介護ってこんなもん?

親の介護が始まって約10年・・・要介護3だった母が心不全で急逝してからは、独居老人の父のもとに1時間かけて通い介護を6年、母の七回忌直後に父は脳出血!施設介護を経て2017年8月12日父は急逝。悲しい・・・なのに義父母介護・・・

きょうはちょっとだけ暖かな東京。

天気もよくなり雪もだいぶとけてきました。

 

連休中のきょう。

私は夫に頼んで

実家マンションに車をだしてもらいました。

 

マンションの売却がきまってから

ダンボール詰めしてきた遺品類を

我が家に運んでくるためです。

両親の遺影もすべて運んできました。

 

本当はすべて

引き渡しぎりぎりまで置いておきたかったけれども、

感染症広がりがひどくなっているので、

夫が元気で運転できる今のうちに、

と思ってきょう車をだしてもらったのです。

 

持ってきた遺品ダンボールは

とりあえす

家を出ていった娘の部屋に

置かせてもらいました。

 

 

手前の袋には

額に入った遺影がはいっています。

 

とりあえず

無事に登記引き渡しがおわり

落ち着くまでは

このままにさせてもらいます。

 

娘よ。

貴女の部屋を狭くして済まない!

 

遺品を車に詰め込んだ状態で

実家近くの東洋文庫に

よってきました。

無料の鑑賞券があったので・・・

この前の道は

父とよく買い物に歩いたところです。

 

ならびには

日本医師会があります。

あるとき日本医師会の建物が

ニュースに映し出されました。

建物のある通りを

シルバーカーをおした老人が

ゆっくりと通り過ぎていくのも

映りました。

私にはそれが父だとすぐにわかりました。

母が亡くなって

父が独居で頑張っていたときで、

私は父が一人で買い物にでかけている様子を

思いがけず見ることができて、

なんだかうれしくてうれしくて

たまらなくなったのを覚えています。

 

あ~~

やっぱりパパに会いたいです。

 

もうすぐ実家マンションは

私のものでなくなってしまうけど、

私の心の中では

両親が生活していたときの光景のまま

永遠です。