夫の場合、腹水が多くなりすぎて、
心肺まで圧迫するようになり、
「心臓が苦しい」と、
訴えるようになったため、
腹水除去を、願い出ました。
腹水は、抜き取った直後は、
肋骨が浮き出るくらいに、
腹部がスッキリするので、
一瞬、治ったのかと思い、喜ぶのですが、
肝臓が、機能不全寸前なので、
体液が、血管から漏れ出て、
すぐまた腹水が、溜まってきます。
夫が初めて行った腹水除去量は5,5L
二回目は7L 、三回目は8L
3Lでいっぱいになる瓶が、3本も、
黒っぽい茶色の腹水液で、
満たされるようになりました。
さてここで、
夫の腹水除去に関わった、
3人の医師の見解を、記してみます。
(1)1回目の入院と、
2回目の入院先の主治医で、
腹水除去を許可した医師は、
「抜けるだけ抜いていいよ」と、
看護師に、指示したそうです。
その結果、
最大で8Lもの腹水が、管を通って、
体外に、除去されていました。