アヲイ報◆愚痴とか落語とか小説とか。

創作に許しを求める私の瓦斯抜きブログ

【2の字がいっぱい】自分の2022年を振り返ってみる

 

末の振り返りにありがちな「今年はあッという間に終わったなァ」という感じは、今年に限ってなかったように思う。でかい出来事が立て続けにあったわけではなく、地味に嫌なことがひたすら続き、延々と閉塞した感じであった。

それにしても今年は有名人が亡くなりまくった。ざっと思い返しても、上島竜兵さん、ゴルバチョフさん、女王陛下、安倍元総理、六代目圓楽さん、アントニオ猪木さん、稲盛和夫さん、仲本工事さん……まだまだいる。ウクライナでも多くの人々が亡くなっている。これに関しては情報統制された上にロクに装備も与えられずに戦地にかり出されるロシア兵も憐憫の対象だ。

他にも悩ましいことは多い。相変わらず新型コロナが引きずっている。インフレと円安で景気減速感がはなはだしい。ニュースだけ見ているとヒッジョーにいやぁな年だったなあ、という感じである。しかも、ウクライナもコロナも景気減速も、よくなる兆しがないまま越年しようとしているのだから、先が思いやられる。

 

にも角にも今年は終わる。以下、私自身の地味な一年を書き記します。個人的には、新しいことをはじめたり、行幸に浴したりもしたかなぁ、と。

  1. リーランス年目。「今年の経営はアフターコロナにおける地力と戦略を問われるだろう」と思ってたら、案の定、受注激減。コロナやウクライナのせいだと思い、「みんな苦しいんだ」と自らに言い聞かせ、歯を食いしばる。
  2. ころが、秋口に営業サイトの機能不全が発覚。ぼくのミスと放置が原因で、営業不振はコロナ・ウクライナと無関係と気付く。SEO対策に着手。ドメイン購入、html最適化、サイト内部充実、グーグル広告精度向上などやれるだけやり、12月末になりようやくサイトが回りだす。来年に期待。
  3. KDP2冊出しました。1冊は別名義のハウツー本(1/20)、もう1つは小林アヲイ名義『オチケン』(2/1)。5月に『ユトレシア・ブラックジャーナル・サーガ』のKDPペーパーバックを発刊し、POD版を廃刊。去年あたりからセルパブ志向が減退してきている。
    オチケン

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  4. 湯戯画『オンセンサン』個展を2度開催。5月(初個展)と12月に1か月ずつ。1年の1/6もやってたのだ。催行させてくださった各位に感謝。物販で2019年文学フリマ出品本を販売し3年がかりで在庫消化。展示会が刺激となり、今年は温泉ふくめ6枚くらい緻密線画を描いた。多産。

  5. 年は3つのことをコツコツやった。
    個人投資:前からチビチビやってたけどちゃんと取り組んでなかったので少し気を入れてみた。ウクライナアメリ金利政策で痛い目に遭った。勉強になりました泣
    ジム通い:近所のジムに契約し1月4日の営業開始日から週2~3のペースで年末まで通った。目方・腹囲は微減程度だが、血液検査の結果は改善しつつある。
    イラスト投稿:夏あたりからインスタグラムに週2程度で継続投稿。絵がたまって初LINEスタンプをリリース。友人のみお買い上げでほぼ売れず。
  6. 応今年も小説の創作はしたのです。
    元日に「令和四年は小説禁止」と書いて壁に貼っておいた。前年、創作趣味が仕事に支障をきたしがちだったので、反省して「いっそやめちまおう」と。
    だが8月に禁断症状が出て新作短編に手を着けた。エネルギーがたまっていたのか一週間くらいで脱稿した。以降、手直し地獄に堕ち、結局仕事時間に食い込んだので、来年も禁止を継続しようと思っている。
    早ければ来年1月末にリリース予定です。コメディで、2015年に小林アヲイがKDPの大海原で人知れずデビューした長編小説のスピンオフです。表紙がまだなので2月くらいにズレるかな…。
  7. 読書はまあまあやったけど、覚えていない。Amazonじゃなくブックオフで買うことが多くて、しかも読んだらすぐ売っちゃうので、購入履歴が不明。
  8. 地元で開催された落語演芸会3つに行った。すべてこのブログにレポート済。
  9. 個展開催あたりから本名と小林アヲイの使い分けが曖昧になった。
  10. 結婚はしなかった。
  11. 新型コロナは今のところ罹患していない。
  12. 猪木さんが亡くなったのは正直堪えた。

 

年については……仕事WEBのSEOが12月末に効き始めたために、年末年始は突貫業務。明けてすぐに銭湯戯画関連のスケジュールがあり、なんだか2022を引きずったまま年越しになりそうである。仕事や趣味のことなので、このまま続いていけばと願うところだが、かたや世界に目を向けると、戦争・不景気・コロナなど、続いてほしくないことだらけ。なにひとつとっても遠い世界の話ではなく、吹けば飛ぶような木っ端稼業のぼくには、ちょっとしたことが命取りになりかねない。せっかく風に帆を張っても、意地悪なつむじ風にいじめられて、どこに着くやら流れるやら。今年は日々マーケットの指数を眺めていて、「風に乗るのは大事だけど、風まかせはいけないな」とつくづく思いました。

やはり何かしら不変の価値を見出さねば。営業サイトのSEOを継続しているけど、これだってグーグルがへそ曲げてアルゴリズム変えたらおじゃんだし、となりの半島の根っこが噂の電磁パルス弾を用いたら、ネット自体がお陀佛である。自分自身に正当なバリューを付けておかないと生きていけない、と思うところである。

令和5年は「人気もの」じゃなくて「本物」をさがそう。

 

みなさまよいお年を!!!

 

 

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