子供のどもり 6歳次男の場合

ずいぶん久々になってしまいました。

この間にも、

長男8歳、次男6歳、長女3歳になりました。

長女は幼稚園にも通うようになり、

わたし自身は8年子どもとべったりだったので

どうしたらいいのか

戸惑っていた時期もありました。

そうして、迷って・・・・・

今年度、パートに出てみました。

そうしたら、やはり?というべきか、

子供たちに影響が出てくるようになりました。

新年度四月からパートに行く

わたしは長男を出産するために産休を取り、

そのときに退職をしています。

なので8年専業主婦でした。

その間に子供は3人に増え、

慌ただしいながらも

にぎやかな毎日を過ごしていました。

そして、今年の春。

長女が入園。

急に一人になったんですね。

何をしたらいいのかもわからず、

時間を持て余す日々。

でも、いつまでも子供子供でべったりだと

子離れも出来ません。

子供も子どもの人生を歩んでいってもらわないといけませんからね。

そこで

わたし自身の人生を考えたときに

仕事にブランクがあっては戻りにくいし

今がチャンス、と

パートに行くことにしました。

慣れない仕事で余裕がなくなった育児

仕事の種類自体は産休前に働いていたものと同じですが

部門が違いました。

(たとえば同じ接客業でもスーパーなのか、飲食店なのか、

と言う感じです)

選んだ理由はただひとつ。

「融通が利くから」です。

子供を育てながら働くということは

自分が何とか頑張ればいい、

では済まないこともたくさん出てきます。

特にわたしの場合、ワンオペ育児なので

病気や幼稚園、小学校の行事、

そして長期休みには働くことが出来ないのです。

なので、

こんな厳しい条件でも雇ってもらっている、

という気持ちがあったので

慣れない仕事でもがんばらなきゃ、と思っていました。

どもり、おねしょ。現れる歪み

今までゆっくり話をしていたお風呂の時間が

「早く寝せなきゃ!自分も寝なきゃきつい!!」と

ただ、あったまって汚れを洗い流す時間になりました。

今まで一緒に横になってしていた寝かしつけも

自分も寝落ちしてしまうので

夜のうちにお洗濯ものを干しておきたいから

「寝てて!」と言い、しなくなりました。

そうこうしていたら、

子供たちの様子もわからなくなっていたんです。

幼稚園での出来事、

小学校でやっていること、

宿題も・・・・義務の丸付けだけ。

気づいた時には激しくどもり、

決まってパートの日の朝におねしょをしていました。

それも、気づいてすぐに夏休みに入り、

仕事に行かなくなったらなくなったので

様子を見ていました。

仕事を再開。またどもり、チックまで・・・・

夏休み明け、

少しパート先の関係でおやすみでした。

その間、驚くほど次男は落ち着いていて、

あぁ、一時的なものだったのかな、

なんて思っていたら、

仕事再開の少し前からまたどもりだし、

前よりもひどくなっていたのです。

具体的にどうひどいかと言うと、

次男は言葉詰まるタイプのどもりだったのですが

「ぼっぼっぼっ・・・・っぼくは・・!」

という風に言葉が出てこない時に

指を口に横に入れ、噛むようにして

くいしばったり、

わたしのおなかに頭をこすり付けて

もがいていました。

他にも目をまぶしがるような、

しかめるしぐさも出てきて、

これはさすがにまずい・・・・と慌てました。

そして気が付いたんです。

スポンサーリンク

わたしが仕事を再開する前に

久々になるからどうしよう、緊張するな、と

落ち着かなくなってきた時期と

次男のどもりやチックがひどくなってきた時期が

重なるんです。

わたしのせいで次男がこんな風になってしまった・・・

ただただ、自分を責めるしか出来ませんでした。

専門外来に行くべきか?悩む日々

チックに関しては

眼科へ連れて行って

視力も含めて異常なし、とのことでした。

そしてどもり。

次男は言葉の遅れで専門外来に通っていたことがありましたし

何かあったらまた来てください、と言われていたので

行ってみようか・・・

とも考えました。

ただ、どもりにも波があったこと(夏休みはなかった)、

まだ出るようになって2か月ほど(そのうち1か月は夏休み)なので

一過性のもの、様子を見る、と言われたら・・・

などなど考えたんです。

一番は、

「あなたのせいですよ」と

はっきりと言われることが怖かったのかもしれません。

わたしがきちんと切り替えが出来ていたら・・・

もっと仕事が出来る人であったら・・・・

家事もちゃんとして、

子供とも向き合う余裕があれば・・・・

それはすべて、

「わたしががんばっていないからだ」

という結論にしかならなかったんです。

苦しくて、苦しくて、

なんで出来ないんだろう、

ダメなんだろう、

それしか頭になくて、

仕事でも出来ないところを指摘ばかりされて

勝手に居心地悪くしていく自分。

育児でも、どもりとチックがひどくなっていくのを

ただ何もできずに見ているだけの自分。

家事も、手抜きが増えて、

ダメ妻、ダメ母・・・・

それしか頭になかったです。

突破口を作る。仕事を辞める

あれだけ焦って、

自分を責め続けていたのですが

幼稚園の先生と面談をしたこと、

母とメールをしたことが

突破口になりました。

残念ながら夫は険悪だったので不干渉。

「がんばりすぎている」

そう言われて、

初めて、喉が苦しくなるくらいに涙が出てきました。

どれも完ぺきにやろうとしなくていい、

と言われて、

がんばっていないからがんばらなきゃいけないんだ、

わたしの頑張りが足りないからこうなっているんだ、と言う世界が

180度変わって、

救われたような

視界が開けて、

光が見えたような、

先が見えてきたような

そんな気がしました。

がんばりすぎている元のひとつ、

仕事を辞めよう、

そう思えました。

退職。そして・・・・・

退職をしました。

融通の利く、子育て理解のある職場なだけあって

上司もすぐに理解をしてくれました。

ありがたいことです。

辞めてからは、

お洗濯も次の日の昼間に干せばいいし、

お買い物も疲れた夕方に子どもたちを連れて行くこともなくなり、

職場から汗を流しながら走って帰ってお迎えに行くこともない。

お昼ご飯を食べる暇もなく、お迎え→習い事→お夕食を含めた家事、

をすることもない。

お風呂に入って子どもたちのお話を聞き、

一緒に遊び、

寝る前には絵本を読んで寝る。

習い事帰りにもおしゃべりをして、

たまには一緒にお買い物をして、

夜は主人の帰りを待って話す時間も持てるようになりました。

なによりも、

次男のチックがなくなり、どもりが落ち着いてきました。

まだ完全になくなったわけではありませんが

ゆったりと構えて

見守って行こうと、

思えるようになりました。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする