外側よりも、もっと内側に目を向ける

"外側よりも、もっと内側に目を向ける"

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教育された人は過去の人間の思想を熟考して20年、30年、40年、60年、80年を費やします。

過去の人々によって書かれた書物を読む。過去の人々の気まぐれな書物に耳を傾けて、教室で何年も過ごす。

そして、この形式を抜けて次の段階に移る準備ができたとき、彼は自分が知っていると思っているものは、常に、自分の内部にあるイネイト（先天的な知性）の海辺の浜辺にある一粒の砂のようなものだと痛感します。

人間は組織化された土であり、時には組織化された心によって運営されます。もし、人間が自分自身の事をもっと研究し、ほかのことを余り研究しなかったならば、自分自身についてもっと多くのことを知っているでしょう。

人間が外部に目を向けることを少なくし、もっと内部に目を向けるようにすれば、もっと自然な存在になるでしょう。

カイロプラクティック哲学・科学・芸術

著者　B.j.パーマー

発行者　賀来史同

発行所　日本上部頸椎カイロプラクティック・スクール

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カイロプラクティックの発展者であるB.Jが書いたグリーンブックの37巻に書かれている一文です。

"彼は自分が知っていると思っているものは、常に、自分の内部にあるイネイトの海辺の浜辺にある一粒の砂のようなものだと痛感します。"

と書いてある一文が好きで何度も読み返しては思いに耽っています。

人々が長い年月をかけて築き上げてきた知識は、社会に様々な便利な物事を生み出し、我々はその恩恵を受けています。

しかし、この奇跡のような宇宙にある星々の運航を支配する知性があるとしたら、それに比べたら人類が築き上げた知識は、やはり小さなものです。

そのような壮大な視点から見れば、私たち人はまだまだ何も知らないということを知ることができます。

外部に目を向けるのを少なくし、もっと自分の内部に目を向けるようにすれば、そこに人を生かしている偉大な知性があることに気づくことができます。

瞑想や自己観察を続ければ、やがて、星々の運航を支配する知性は内なる知性と繋がっていることにも気づくことができます。

自分の無力さを受け入れたとき、人の内にある偉大な力は現れるものです。内なる知性と繋がるとき本物のアジャストメントは表現されるのです。

最後まで、お読みいただきありがとうございました。