無頓着な松のショートエッセイ

いろんなことに無頓着な著者が、なんとなく思ったことをエッセイ風に書き連ねる雑記ブログです。何か感じるところがあったりしたら嬉しいですが、気軽に読んでもらったらと思います。


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読書メモの続きの続き

また忙しくて間が空いてしまい、なかなか一冊の読書メモがかきおわりません。やっと今日‘で書き終われそうです。読書メモ、古川武士『人生の主導権を取り戻す「早起き」の技術』です。

現状を一旦脇に置いて理想を描くこと

ここは、実際に過ごしたい時間の過ごし方を書き出す、というメソッドを説明しているところなのですが、実現可能性はとりあえず置いておいてまずは理想を書くように勧められています。確かに、現状に妥協して目標をどんどん低くしてしまったら、実際に達成できるレベルもどんどん低くなってしまいます。言うだけ、書くだけはタダだし、どのように実現するかは後で考えるとして、まずは理想を描くべきというのはその通りだと思います。

緊急ではないが重要なことから埋めること

これも、実際に過ごしたい時間の過ごし方を書き出す際の注意事項です。ここでは、早起き自体は目的じゃなく、手段なのだから、早起きをしてやりたいこと、緊急性はないけれども、早起きをしてない時はやりたくてもできなかったことをやるようにとのことです。これも理想なのですから、仕事に追われていたとしても、追われている仕事(緊急性のあること)で埋めるんじゃなくて、何か後で振り返って、効果を実感できるようなことに時間を使うのが良い、ということでしょうね。

理想の生活習慣を描くことで、自分が何を求めているのかが明確になります。多くの場合は、この理想が不明確なために、うまく生活習慣を変えられないというのが実態です。

ということで、理想の生活習慣は何かということを、書くという動作によってしっかり考えることができる、ということですね。その、どこを改善して何を得たいのか、というのを明確にしないと対策も立てられない、というのが現実なのでしょう。この本だけでなく、目標や問題点なんかを紙に書き出すと良い、というのは色々なところで言われていますね。

小さく好転していく自分に、どれだけ承認を与えられるかが、理想の生活習慣を手に入れるための大切なポイントです。

理想の生活を書いた後、それに近づくように生活改善していくやり方を書いた章の記述です。これは、前に書いた、マストの目標は一つだけにする、というのとも関連すると思いますが、いっぺんにあれもこれもは手に入らないもの。それでも、少しの成果を喜べるかどうか、モチベーションにできるかどうかが、習慣化のポイントになる、ということですね。

マルチモードとは、脳の働く部分や気分の違う仕事を、何度もギアチェンジしてこなすワークスタイルです。マルチタスク、マルチモードがよくないのは、ギアチェンジのたびに時間が無駄にかかり、精神的なエネルギーを消耗するからです。

これは、実際に早寝早起きするための、具体的な仕事時間の短縮方法を書いた箇所なのですが、これは耳が痛いですね。基本的に仕事はプログラミングばかりなので、それほど仕事のバリエーションが多いわけではないのですが、それでも複数案件こなしていますから、気をつけなければならないところです。ギアチェンジは仕方ないにしても、一つの仕事に取り組んでいるときは、他の案件は気にせず、それに集中しないといけませんね。

ということで、以上のように、本を読んで気になったところに印をつけてコメントをつけるという形で読書メモを一冊分作りました。ただ印をつけるだけじゃなくて、自分なりに考えてコメントをつけることで、より身につくんじゃないかなと思います。これからも、本からのインプットをアウトプットして、それによって得るものを多くしたいです。