大学へ行ったときの出来事
先日、打ち合わせのため、
とある芸術系大学へ行ってきました。
キャンパスは最近できたばかりらしく、
正直、入口がどれかわからないくらい😅、
斬新でモダンな建物でした。
当日はまだ夏休みでしたので、
学生は不参加で打ち合わせしたのですが、
途中で学生さんがひょっこり現れたんです。
それで、
「今日は夏休みじゃないの?」
と聞いたら、
「最近、陶芸にハマっていて、
今日もカップを造りに来てるんです。」
と答えてくれました。
その学生は、陶芸専攻ではなく、
この夏にハマって始めたばかりなので、
お世辞にも出来がいいわけではないですが、
学校で利用できることを最大限使って、
夏休みを楽しんでいるようでした。
その学生を見ていて、ふと思ったんですよ。
自分の置かれた環境を最大限使って、
その時にできる楽しいことをできているかな?
これ、
できていない人の方が多いんじゃないかな?
その学生を見ていたときも、
他の学生は少なかったんですけど、
やっぱり夏休みは学校に行かない期間、
という意識がある人の方が多いと思うんですよね。
むしろ、夏休みだから学校の設備を使い放題!
という発想は、ぼくが学生だったとき、
まったく頭になかったです。
でも、
やりたいことがあって大学に入ったなら、
夏休みに遊ぶなら学校で!
というのはむしろ理にかなっていますよね?
その発想こそ、
自分の好きなことに夢中!
その証拠ですよね。
気づけないしわからない!
そうなんだけど、
そこに気づけなくてできない人がほとんど。
というか、
本当に夢中になってしまうことが、
実は見つかっていない人がほとんど。
そう思いませんか?
とはいえ、
見つからないのは仕方がないと思うんです。
それは、ある意味、
学校の教育のあり方が一因だからです。
画稿で学ぶ内容って、
ほとんどは会社員に必要な知識じゃないですか?
はっきりいって、
夢中になれることを見つけるのに必要な、
視野を広げる知識、
視野を広げる考え方、
視野を広げる物事の観察方法、
そういうのは学んでいないですよね。
だから、とくに昭和生まれの世代で、
好きなこと、夢中になれること、
そういうのが見つからない、というか、
わからない!
という人が多いのも当然かと思うんです。
あなたの中の基準が邪魔をする
じゃあ、
どうやったら見つかるんでしょうね?
正直にいって、
そんなに簡単に見つからないですよ。
あなたがアラフォーになるまでに、
いったいどれだけの人生経験をしてきましたか?
社会人として生き抜くために、
どのような知識やテクニックを身につけましたか?
それらは、現在のあなたの色眼鏡であり、
物事を選択するときの基準になっています。
そうやってできた基準が、
夢中を見つける邪魔をするんですね。
あなたは、まず、
それらから自由にならないと、
見つけるのは難しいとは思いませんか?
少なくとも、
明日の仕事と夢中になれそうなこと、
それを天秤にかけないようになりたいですよね。
時間をかけてゆっくりと焦らず、
自分と向き合っていく必要があるんです。
でも、自分に向き合い続けることって、
スマホの影響で集中力が落ちた現代人には、
これが一番難しいんですけどね・・・。
さあ、明日もみんなで機嫌よくいきましょう!