前記事の続きです。
モンハン酒場で楽しんだ後は、
アキバ探索をすることに。
子供たちがゲーセンを回りたいと言うので、
いろんなゲーセンのビルに行きました
エレベーターを使わず、
全ての階を階段で移動し、
年末年始にだらしなくなったであろう体に喝を入れながら
ところで最近の音ゲーって凄いんですね
なんかよく分からないですが、
すごい色のハイパーハイテクな感じの機械を
目にも止まらぬ速さで叩いている人間がたくさんいました
（語彙力が無さ過ぎてすいません）
その他、ホビーのお店も何店か行きました
そして、たくさんアキバを探索し、
辺りも薄暗くなってきたので、
そろそろ帰ろうか、という事に。
私も息子も、最初にラジオ会館で目を付けた商品以外にときめく物がなかったので、
再度ラジオ会館に立ち寄ります。
私は、海洋堂でゴジラの制作キットを買いました。
娘はドールのお店に入り、顔や手足のパーツを見ていました。
息子は旦那と、ブラキディオスのフィギュアを買いに行きました。
息子たちと合流した時、
息子の顔が沈んでいたので
「どしたん？」
と聞くと、
「ブラキのフィギュア売り切れてたよ」と旦那。
「えっっ、売り切れてた？
」
「うん、もう無かった､､､
」
ごめん、息子氏！！
私が「帰りに買おう」と言ったばかりに
こんなことなら、あの時に買わせてあげればよかった！
すごい責任を感じてしまって、沈む息子に
「大丈夫だよ、なんとかなるから
」
と、謎の元気づけをして、
今度は息子が買おうとしていたブラキのフィギュアを探しに
再度アキバの街を歩き回りました
結構探し回ったのですが、
同じ商品は見つからず、辺りはどんどん暗くなり､､､
「帰ってネットで探してみよう」
という事で、もう帰りの電車に乗る事にしました。
しかし、、、、
子供たちが駅の前で立ち止まって動こうとしません。
それにどうやら息子の様子が変です。
「なになに？ どした？」と聞くと、
息子は「う～ん､､､」と下を向いたまま。
娘は息子に、
「ちゃんとママに言った方がいいんじゃない？」
と耳打ちしている。
えっ？
なんか申告することがあるの？
「おしっこ漏らしたん？」と聞くと、
息子は「フウフッ
」と吹き出し笑いの後、
急にまた生気を失った顔に。
「え？ なになに？
財布でも落とした？？
」
娘：「ママ、よく分かったね」
「ほぎゃあぁぁぁ」
・
・
・
・
警察に届け出るか、、、、
でもその前に探してみよう。
息子に最後に財布を確認した時を聞き、
無くしたと気付いた時を聞き、
その間に歩き回ったすべての場所にまた行きました。
そして、立ち寄ったお店ひとつひとつ、
店員さんに財布の落し物が無かったか聞いて回り、
もうメンタルと体は疲労でいっぱいでした
どこのお店も
「財布の落し物については、
今の所報告を受けていません」
という事で、
もう見つからないだろうな､､､という気持ちでした。
息子が少しだけ海洋堂にも居たので、
最後に海洋堂の店員さんに
「子供が財布を落としたかもしれないんですが、
そういう落し物ってありましたか？」
と聞いてみました。
すると、
「ここでは財布の落し物は無いんですが、
このビルを管理している所に届いている可能性もあるので聞いてみますね」
と、ビルの管理をしている所に電話をかけてくれたのです
こんな温かい対応をしてくれて、
心がホッと解けたような感じがしました
そして、
「財布の落し物は届いていないとの事でしたが
それぞれの店舗で落し物を管理されてる場合もありますし、
この裏に警察署もありますので､､､
出来る事といえばそのくらいでしょうか。」
という様な事を言っていただき、
『よし、もう警察署に行こう。
出来る事、やれるだけやろう』
という気持ちで、警察署に向かいました。
警察署の中では、笑顔の優しいお兄さんが対応してくださり、
なんだかホッとできました。
「遺失届」というものを記入します。
落としたであろう場所や時間、
物の特徴について詳しく書きます
財布のデザインが、
「あーでもない、こーでもない」
と揉めながら、
家族で息子の財布のデザインを鮮明に思い出そうとします
警察署で4人の頭の中は、
サメの顔をした財布のデザインでいっぱいでした。
ホオジロザメだったか、、、、
ジンベイザメだったか、、、、
グレーだったか、、、
水色だったか、、、
こんなに息子の財布について真剣に考える事になろうとは。
持ち主である息子の意見に寄せて
遺失届を提出しました。
「では、遺失届を登録しますので、しばらくお待ち下さい」
と言われ、
4人でソファに座り待ちました。
全員の顔が疲れ切って呆然としていました。
その時です、
「あれ？
先程の財布って、お店で落とされた可能性もあります？」
と、警察署の人に聞かれ
「ありますありますっ」
と言うと、
「ちょっと今、お店の方がこちらに来られていて
似たような財布が見つかったということです」
と言われ、
「まさか！」
と、家族の目に光が戻りました
どうやら、海洋堂の店員さんがラジオ会館内でサメの財布を見つけ、
私たちが警察署にいるか署まで確認しに来てくれ、
それから店舗で取り置いてくれている財布をわざわざ届けてくれたらしいのです
財布を手渡された途端、
息子も笑顔を取り戻しました
中のお年玉も全額無事でした
（財布のデザインについては、
4人のどの記憶とも一致しておらず
人の記憶って曖昧なんだなと思いました。）
お店の人がここまでしてくれるなんて、
家族全員すごく温かい気持ちになりました
「財布が見つかるなんて本当に奇跡だね」
なんて言いながら、
海洋堂の店員さんにお礼を言って帰りの電車に乗りました。
いろんな事があった秋葉原、、、。
かなり疲れたけど、
結局良い思い出になり、幸せな気持ちで電車に揺られていました
・
・
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・
電車を降り、
家に帰る前に餃子の王将で夕食をとる事に
数日前から旦那が無性に餃子を食べたがっていた為です。
カウンター席に座り、注文を終え、
食事が運ばれるのを待つ間、
息子が「見て見て、ラー油」と、
ラー油の入った瓶を持ち上げていたので、
「コラ、使わんのにすぐ触るなって」
とラー油瓶を取り上げたりと、他愛もない時間を過ごしていました。
すると、しばらくして
「うわああ！！目が！！痛い！！」
と片目を押さえた息子の悲鳴にも似た声。
ただならぬ様子に、
「どしたん！？
何かで目を突いた？？
」
と聞くと、
「ラー油が入ったかも！！」
ともがき苦しむ息子。
じっとしていられない様で、
足をバタつかせ、頭を振り、目を押さえながら激痛に耐えている。
「また目を擦ったんやろ！？
擦るからこんな事になるんよ。
ママも辛辛魚の汁が目に入ったことあるから、
その痛みは分かるよ、大丈夫」
と、謎の励ましをした後、
紙ナフキンに水を染み込ませ、手渡しました。
こんくらいしか出来ないと思いました。
正直、アキバで疲れ果てていたので
もう痛みが引くまで放っておく事にしました。
チラっと、
息子が触っていたラー油の瓶に視線を落とすと、そこには、
『鬼辛 10倍ラー油』
と書かれてありました。
疲れもあって「ムフっ」という無気力な笑いが込み上げてきました。
その後、片目だけのはずのラー油症状は、
痛さで更に目を擦り続けた結果、
もう片目にも二次被害をもたらし、
息子の両目は完全にその機能を失っていました。
何分間苦しんだのでしょうか。
「ああ､､､やっと落ち着いてきたよ」
と笑った息子の顔は無様でした。
ご飯を食べ、
お家に着くともう夜の9時でした
心身共に疲れた一日でしたが、
忘れられない一日となりました
持ち物の管理をちゃんとする事、
外で大事な物を落としてしまったらどうすればいいか、
あと目を擦らない事、
ちゃんと息子の成長の糧になっている事を願うばかりです
そして
息子が買えなかったブラキのフィギュアは、
メルカリで2700円程で購入でき、
昨日届きました
アキバで見つけた物より1700円も安く買えた事に
息子も喜んでいました。
見てくれてありがとう( ´∀｀ )ノ
今日のお気には、海洋堂さんで購入した
ゴジラの制作キットです
心を込めて作ります
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