このコーナーは、私が東海道五十三次を
京都から江戸(東京)に向かって、
ちびちびと歩いている記録を、
文と写真でつづっています。
まずは「(徒歩で)日本橋に到達する」を
目標に掲げて、頑張っています!
私の東海道旅は「広重の浮世絵作品」を
キーワードとしています。
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これまでの旅の記録は、こちらの目次 をごらんください!
三
人混みを避けながら、ウォーキングと観光を楽しみました。
三三
ちょっといい和・東海道編です!
今回は、静岡県の見付(みつけ)宿を出発し、
となりの袋井(ふくろい)宿を目指します。
今回の移動ルートはコチラ
< おおまかな流れ >
1. スタート:見付宿・東木戸(ひがしきど)跡
2. 行人(ぎょうにん)坂
3. 江戸の古道 & 明治の道
4. 【 袋井市 】市町村境標識
5. 木原畷古戦場
6. 木原一里塚
7. 本町宿場公園
8. ゴール:袋井宿場公園
では、本編をどうぞ
日時:2022年5月6日
天気:時々
前回のゴール地点の・・・
見付宿・東木戸跡です。
今回はこちらを、12時40分に出発しました。
近代に復元したとはいえ、のようなモニュメントがあるのは
東海道の旅行者にとって、やはりうれしいもんです
・・で、すぐに反対車線の歩道に移動した後まもなく
コチラの案内板たちを発見
見付宿と阿多古山(あたごさん)一里塚について
説明されていた案内板。
さらに、のすぐ横にあった案内板
こちらの地図によると、阿多古山一里塚が少し先に
あったらしいんですが・・・
今回は見落としてしまいました。
事前に準備していた地図で歩行ルートを調べると
最初に登場した東木戸跡に戻り、すぐそばの
この坂をのぼるのか・・?
すぐ右にあった案内板を見ると
「左手の坂道が旧東海道にあたります」と、
ご親切に案内してくださりました
秋葉山常夜灯(灯ろう)
立派な灯ろうに加えて、何やら石が・・
灯ろうの向こう側にまわると
三本松御旅所跡
と書かれた案内標識が、立てられていました。
所有する東海道ガイドブックによると
1号線(現代の東海道)を、この先で別れる道があり
右に進むように指示が。
横断歩道は無かったんでの陸橋を利用します。
歩道橋の上からこれから進む道を確認。
の右上の方に進みました。
〜
1号線と別れた後まもなく
旧東海道 行人坂と書かれた案内板を発見!
「行人坂のいわれ」と書かれたプレートもありました。
この坂を下っていくと、途中で出会ったお方
[ これより西 見付宿 ]
標柱のてっぺんが「屋根がわら」みたいになっていて
なんか可愛らしいです
このあたりに大久保という集落がありました、と
説明が書かれていました。
坂を下り切ると、次はコチラの看板が登場。
坂道が続くと一瞬、どっかのアイドルグループの名前か?
と思ってしまいましたが、全然関係ないんで
忘れてください。
また軽め?な上り坂を上った先の住宅街の中で
「立場跡」の案内板
昔、このあたりに峠の茶屋があって、
旅人とかがお茶を飲んだりダンゴとか食べたりして
休憩をしたらしいです。
現代の私は・・持参の水💧で水分補給しました。
さらに3分ほど歩くと・・
思わず「異次元空間の入口か?」と
言いたくなるような異様な雰囲気の場所に
の入口に足を踏み入れると・・・
案内板が
そして 江戸の古道 と刻まれた石碑。==
さらに、地図によるとこの先に
明治の道 とかいう道もあったそうです。
1本道だったので、たぶん通ってきましたが
木々に囲まれた坂道が終わると、周辺は住宅街になりましたが、
ちょこっとだけ松並木が
ポンポンを持った数名のチアリーディング達が
ここまで歩いてきた私に
「もう少しで袋井宿だよ。ガンバレ!」と
励ましてくれているようにも感じました。
この辺りには、道路沿いに飲食店も数軒ありました。
そ・し・て・・
[ これより先 袋井市 ]
これは「市町村境標識」という名前らしいです。
ハイ、袋井市に足を踏み入れました!
ほんの少し歩いたところには案内板が
この辺りについての説明が書かれている案内板。
反対車線側の歩道の向こうでしたので、
ズームにしてパチリ!
「木原」の道標(右)
左側の看板の示す方向に何があるかと言うと
木原畷(なわて)古戦場
戦国時代の頃、この辺りで戦があったようです。
案内板の向こう側には神社がありました。
そして道を挟んだ反対側(少し先)には
木原一里塚跡
案内板(写真下側)によると、本来の一里塚は
ここから約60m東にあったが、現存してないそうです。
蔦屋(つたや)版東海道
歌川広重が作った袋井宿を描いた版画作品のうちの1つが
紹介されていました。
「木原松橋」の道標
静岡県内では、の形の道標が多く目につきました。
文字の部分がダイブうすくなっていて見づらい・・
ガイドブックに少し紹介されていた、袋井市指定文化財の
旧澤野病院というところを通り過ぎた後で、
コチラの案内板を見つけました。
歌川広重と同じく、近代の人にもよく知られている
葛飾北斎(かつしかほくさい)氏が描かれた
東海道風景画が右側に紹介されています。
左側は、歌川広重が袋井を描いた作品が
取り上げられていました。
さらに2分ほど歩いたところで橋が
橋の上部分の明かりをともす部分のデザインにも
オシャレなこだわりを感じつつ・・・
橋を渡ったその先には
[ これより袋井宿 ] の標柱(右端)と高札場跡(左端)
いづれも近代に復元されたものですが、
有るのと無いのとでは、旅行に来た人の気分が
かなり違いますよね。
またさらに5分ほど歩いた先に
袋井宿場公園
今回の旅はコチラをゴールとすることに決めました。
今回の見付宿から袋井宿のウォーキングは、
これで終了です。
<見付宿→袋井宿移動 まとめ>
見付宿・東木戸跡出発:12 時 40 分
袋井宿・宿場公園到着: 14 時 8 分
歩行距離:約 6.7 km
歩行時間:1時間28 分
(アプリ「adidas Running」にて計測)
次回は、袋井宿内を散策します。
以上、ちょい和・東海道編でした!
私のインスタグラムでは、
「東海道五十三次をたどる旅」シリーズとして、
過去撮影写真を、1枚づつアップしています。