人間のパーソナリティーを類型化する、
つまり性格分類の試みは、過去様々な方法で行われてきました。
一番馴染み深いのはABO型の血液型分類。
その他にも...
ユングが提唱した8タイプの性格類型(それを発展させた16類型)。
心理学での性格特性分類に用いられるビックファイブ。
コーチング理論で用いられる4つのソーシャルスタイル。
エニアグラムの9分類。
人間関係のマトリクス理論の4分類...などなど。
どの方法を用いても興味深いことは間違いありませんが、
もっと興味深いのは、どの分類にあてはまっても、
必ず<光の部分>と<影の部分>があるということ。
そして大部分においてその光と影は背中合わせでくっついているということです。
つまり自分の心の暗闇を見つめることは、
自分の心の中に光を見つけることに直結します。
私たちネクラの闇は深い分、暗闇の先に一歩踏み入れた時の光は強烈です。
アナタの心の世界に立ち入れるのはアナタたった一人です。
でも、いろんなところにたくさんの入り口があり、
入り口まで付き添ってくれる人たちがいます。
この本屋はそんな、ささやかな案内人の一人でありたい、と思っています。
自分の心に現れた無数の影と光の像で音をつくるのだ。
宮沢賢治はいいました。
まさにそんな光と影の<音>によって編まれた一曲。
ありとあらゆる性格分類の、あらゆるの心の奥底に届く音。
今日はそんな一曲をご紹介します。
この曲はいつも私の心の中にあって、人生のコンパスとなってくれています。
いつのまにか伝説とさえ呼ばれるようになった曲ですが、
この本屋もいつかこの曲のような本屋になれたらと心から思います。
彼の死から今年で10年が経ちましたが、
今なお彼は生き続け、多くの人々を心の世界の入口へと導いています
アーティスト 不可思議ワンダーボーイは2011年6月23日に24歳という若さでこの世を去りました。
この世界のありきたりな、クソつまらない物差しではかれば、
彼は売れなかったミュージシャンということになりますが、果たしてどうでしょうか?
彼の遺した楽曲や言葉はこの10年全く色あせることなく、
伝説的な存在とさえ言われるようになりました。
迷うとは、悩むとは、生きるとは、成し遂げるとは何か??
そして今日も数多くの人たちの心を癒し、励まし続けています。
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