世界初をつくり続ける東大教授の 「自分の壁」を越える授業 生田幸士
「神様になったつもりで <全く新しい生き物> を描いてみて下さい」
というお題を出されたらアナタはどう考えますか?
簡単!?本当ですか?? 実はコレ本当に難しいのです。
ものは目で見なければならない訳ではないのに、なぜか目を描いてしまう。
音は耳で聞かなくても構わないのに、耳をつけてしまう。
同じように足が伸びたり、毛が生えたり、口が開いたり...。
私たちがいかに「既知」の枠にはめられて思考しているかが分かり、
げんなりしてしまいます。
現代社会に生きる私たちは常にこの「既知」の外側にある
偉大なる「新しきもの」に手を伸ばすことを要求されています。
でもそれを求めながらも同時に怖れていたりもするのです。
「本当に良い発想とは10人中8人が反対するものである」
本書に登場するある科学者の金言ですが、
我々の大半はこの8人の反対を強烈に怖れます。
しかし、この反対を乗り越える力こそ、バカ学の真髄と筆者は説きます。
バカと天才は紙一重。天才に一番近い存在はバカ。
ではただのバカで終わってしまったバカと、
天才と呼ばれるようになったバカとの違いは何か??
本書を読めばそのディティールが極めて明確にわかるはずです。
人生を劇的に変える決定的な「バカを科学する授業」!!
ずっと前からうちのイチオシ本です!改めて、何度でもお薦めします。
今では伝説的キャラのバカ殿様ですが、きっと最初の最初は、
「やめときゃいいのに...」と内心思われていたのでは??
<独創する>ことの要点は全てバカ殿様の中にあるように思います。
この本のズバリここがポイント!!
バカ殿様、一日にして成らず。
天才とは、目標につながる
長い「階段を隠す人」。
決してそれを消したり、
一歩で跳びこえる能力を持つ人間ではない。
彼らの努力のスタミナ源こそ、
のめり込むバカパワーである。
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