はじまりは黄赤ロゴのあのCDショップ。
「面出し商品には100%POPつけろ」がお題目。
書けなきゃ仕事にならなかった...がきっかけ。
はじめて書いたPOPは、
誰もいないときにこっそりと貼った。
文章を人に読まれるのが恥ずかしくて
顔は真っ赤っかだった。
書かなきゃ仕事にならなかったから、
書いて、書いて、残業して書いて、
家に帰っても書いて...
本屋になってからも書きまくって...
あぁ...今までいったい何枚書いたんだろう...
10万枚?いや100万枚???
「天才10万時間の法則」ってのがあるらしいぞ!?
そこまでとどいたかな??
いつからだろう...
誰かのマネをして筆字をおぼえて、
ヘタ字を隠すためのペンを必死で探して、
色使いを試して、自分の才能に幻滅して、
なんだか挿絵をつけて...書くんじゃなくて、
描いていた。
おーじーのPOPはアツいね!!褒めてもらったり...
文字数多すぎ!!上司に怒られたり...
なんで俺の作品におまえのPOPがついてないんだ!!
作家さんに求められたり...
お前のPOPはごちゃごちゃうるさいから数減らせ!!
嫌味を言われたり...
こんなニッチな世界でも色々あって...
それでもまだ描いているのは、
伝えたいという気持ちがずっとあるから。
そんなものが意外にも
ありふれたものでないことに気付き。
こんなイビツさを
「ひとつの形」にしてみようと思った...。
そんな次章であり新章。
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