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昭和の消費者金融の金利 武富士・レイク・プロミス・アコム・アイフル

  

 

2025年現在、消費者金融のキャッシングの金利は18.0%を上限としている商品が一般的である。ところが、昭和の時代は今では考えられない高金利で融資しており、具体的にどのくらいの金利であったのかを調べてみた。

 

調査に使った書籍は
『小口金融事典 : すぐ借りられる キャッシング・サービス徹底ガイド』
1983年出版の書籍であり、当時の消費者金融各社のローン商品紹介が掲載されていたので抜粋する。

 

 

▼昭和59年頃の消費者金融各社金利▼

 

武富士

融資額:1万円~100万円
年利:29.2%~41.97%

 

ほのぼのレイク

融資額:1万円~100万円
年利:29.2%~47.45%

 

プロミス

パブリックローン
融資額:1万円~50万円
年利:47.45%

 

アコム

融資額:1万円~100万円
年利:29.2%~47.45%

 

アイフル

融資額:1万円~100万円
年利:18.25%~65.7%

 

 

 

令和時代の感覚からすると、本当にこんな高金利で返済のやりくりできてたの?と思ってしまうが、昭和30年代終わりに町に貸金業者がで登場した頃は年利109.5%が一般的であった。元金と同じくらいの金利をとられ、もし滞りでもしたら大変なプレッシャーをかけられ悲劇が続出した。

 

これえはいけないと昭和53年頃から資金調達力のある業者を中心に金利引き下げが積極的にはじまった。

 

上記の昭和時代の消費者金融をみると今の感覚だと高いと感じてしまうが、これでも力のある業者は金利を競って下げ顧客獲得を目指していた時代であった。

 

 

また、支店窓口の営業時間も月~金の平日だけでなく土曜も15時まで営業していた。アイフルに関しては年中無休、土日祝も15時まで営業していた。