愛知県の大浜街道を歩く、その④、高浜~新川町。 | 歩いて走って登って、毎日ビール(・・・日本酒も)。

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体を動かすのは好きなのです。
体を動かした日でも。
動かさない日でも。
・・・ついつい今日もまたビール!
・・・いや最近は日本酒にはまり中・・・。

 

道標発見でややテンションを回復して道標の前を離れると、歩道橋の下に作品的な鬼瓦の群れが。

 

高浜市による「鬼のみち」というルートが設定されていて、街道は部分的に重なりながら進むようです。

 

馬頭観音さまとしてはあまり見ない大きさのお堂がありますが、御姿はみられませんでした・・・。

いつも思うのですがお姿お顔を見られない仏像は存在価値としてはどうかと思うのです。

秘仏も個人的には納得できないなぁ。

 

馬頭さまから少しだけコースを外れて、奥に見える春日神社にも立ち寄ります。

 

陶器製の立派な狛犬さんにマスク・・・。

最近狛犬にマスクをつけてる神社を時おり見かけますが、これも正直止めてほしいと思います。

ああ神馬さんまでにも・・・。

 

 

 

 

 

東海地方では珍しい双体道祖神!あ、でも後ろが庭または石屋さん的スペースだったので新しい物でしょう、綺麗だし。

実はすぐ近くに古い双体道祖神を見られるのを下調べで見つけていたので一瞬勘違いしました。

 

かりんの実に顔、かわいい。

 

双体道祖神のお堂のポケットパークもすぐでした。

ここにも鬼瓦的作品が配されていますね。

 

 

道祖神自体をあまり見かけない東海地方。

こちらの双体道祖神は道標にもなっている珍しいものなのでした。

 

正直全く道標部分は読み取れません、解説板ありがたいです。

 

道標の通り大浜に向かいます。

ちょっとだけ衣浦の海が見えました。

現代の地形図では「衣浦港」と書かれてますが、明治の地図では、

「衣浦湾」さらに古い地図ではなんと風雅な「衣ヶ浦」と書かれていて、昔は風光明媚な浦だったんだろな。

今は工業地帯に囲まれ埋め立てられ見る影もありませんが。

 

恩任寺にも堂々たる鬼瓦。

 

 

やはり黄葉はやや早いのか・・・。

いい時期だと思ってたのに。

 

相変わらずお堂は点在する大浜街道。

 

ずらりと鬼瓦の並ぶ・・・鬼瓦屋さん?

 

お腹が空いたのでついお菓子もある自販機のスニッカーズをお買い上げです。

街道にはこういうの置いてほしい笑。

 

大きな観音さまが左手に見えました。

陶製の8メートルの観音さまだそうです。

少し考えてスルーしましたがここから手を合わせます。

 

かわら美術館の看板があります。

今日は休館日なのですが、見に行ってみます。

 

美術館正面に置かれている瓦のしゃちほこは立派なもので一見の価値ありです。

 

ここで満足して引き返してしまいましたがこの奥にある公園にもいろいろ鬼瓦作品が配されていて、

衣浦の渡船場跡の碑などもあったようなので行ってみればよかった。

 

街道の看板の前に戻って、この駐車場にも鬼瓦作品。

 

 

ちょっと渋いいい感じの塀、ここも鬼のみちの一部。

 

道路わきの地面の隙間にも瓦アートで細かく注目します。

 

門柱に電話三二番の表示、いつの物?

 

ずわーっと瓦アート作品が並ぶのは、高浜観光案内所、「ONI House」

今日はここも定休日なのです、やっぱり違う日にすればよかったと激しく後悔してます。

 

 

「とりめしバーガー」なるものがあるらしい・・・。

高浜市は「とりめし」が郷土料理として売りらしい・・・。

食べれなかった魚松の高評価のとりめし美味かったのかな。

やはり火曜日に来たのは大失敗でした。

 

 

いろんな瓦のお勉強、知らなかった、和風洋風いろんな瓦があるんだなぁ。

家を建てる予定のあるかたはぜひに。

 

 

 

 

 

鬼のみちはこの交差点を真っすぐ進みますが、大浜街道は右です、ここで鬼のみちとはお別れ。

 

 

 

この交差点の左、北に延びる道は土管坂というのですが、登るのはパスで笑。

 

目の前の広い道は昔は海だったのです、海岸線を行った当時の街道は矢印の方向。

 

まあ旧道はすぐに合流しますが。

 

道路の向こうの立派なお宅。

 

コンビニ休憩中にも街道に二つもお堂が見えるし。

大浜街道を行く人は信心深かったのでしょうか?

 

 

川を渡るとおそらくボラの群れの乱舞、海は見えませんがやはり近いんですね。

 

この日は屋根に注目してるからか、多いからなのか、鍾馗様をよく見つけます。

 

古民家はほぼ見られませんが、交通量の多い道にもお堂は相変わらず多いのは嬉しいです。

大浜街道歩きではお堂が心の支えで笑。

 

珍しい、あまり見かけない一面二臂の静かな感じの馬頭観音さまでした。

 

こちらはなぜか横に招き猫。

 

 

 

新川病院北交差点。

そういえば寺社以外ではここまであまり見なかった常夜灯と、一段と大きなお堂が現れました。

 

ここは・・・秋葉さんでした。

 

 

なんか他にもいろいろある、えーと、水準点。

仕切には瓦を使用で笑。

 

そしてこちらのお地蔵さまも道標なのですが読めなかった・・・。

「アプリ古地図散歩」でみるとこの交差点は海側に進むと衣ヶ浦を渡り対岸の亀崎までの渡しがあったのがわかるので、その目印的な道標と常夜灯だったと思います。

 

交差点の場所を確認するためにストリートビューで見たら、秋葉さんの隣の地ならししている土地には

古民家があったようです、街道の香りもこうして消えていくんですね。

 

そして、なんだかいい雰囲気の洋館的建物が、周りを工事中でした。

後ろに新川中央病院が見えているし。

 

古い看板もある、ここが交差点名にあった新川病院なのか、ということはこの洒落た建築物は旧館?

 

周りを整地してるようですが、建物は残る感じですね。

これは残ってほしいなと願います。

 

なにげに左にお堂、途切れないなぁ。

 

道は極めて直線的なのですが、うっすらと街道の香りがして・・・なくもない道になってきたかな。

 

山神社という神社があります、山に登る者としてはお参りせずにはいられませんね。

いい雰囲気っぽいし休憩もかねて立ち寄ります。

 

そして山神社も見どころは多いのでした。

大浜まであと少し、続きます。