竜ヶ岳と釈迦ヶ岳の間の未踏区間を繋げ、その①、宇賀渓~小峠。 | 歩いて走って登って、毎日ビール(・・・日本酒も)。

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体を動かすのは好きなのです。
体を動かした日でも。
動かさない日でも。
・・・ついつい今日もまたビール!
・・・いや最近は日本酒にはまり中・・・。

 

どうやらSNSなど見ると・・・チャンスがないうちにシロヤシオはピークを過ぎてしまっています。

今年は当たり年らしいのに残念・・・。

そんな5月22日、一縷の望み有や否や・・・と思いつつ鈴鹿は宇賀渓の駐車場に車を向けます。

釈迦山頂や人気の竜の羊は諦めて、今日は竜ヶ岳と釈迦ヶ岳の間の県境主稜線未踏区間をつないでこよう。

もしかしたら行ってみたらシロヤシオの姿もあるかも(少し未練がましい)しれないし。

 

今日歩くのはこのへん。

細かく言うと、石榑峠と三池岳の間がまだ一度も歩いていない区間。

 

朝、少し出遅れた~。

歩き出しは6時45分。

平日とはいえ車は思ったほど多く止まっていなくて、やはりシロヤシオはもう期待できないかも?

宇賀渓、奥に駐車場拡張されたのかー。


 

林道区間でもう花は楽しめます。

 

 

 

竜の雫、あれ水量多い?

 

無名の小滝も轟々流れてます。

今日は滝コースで渡渉が多いので激しく心配になります。

 

白滝丸太橋のところもやはり水量多めのような。

 

名物、銀バシゴ。

 

名物、丸太のつり橋。

 

やや遠い奥に見えるのは白滝。

 

途中の魚止滝は昨年秋に見たし行き止まりを往復しなければならないので今日はスルー。

金山尾根分岐まではわりと登りますが、分岐を過ぎると滝コースは谷筋の細いトラバース道になります。

 

 

延々トラバース。

 

 

はるか下に離れていた水流がだんだん上がってきて近くなって水音が響いてきます。

この辺に燕滝というのがあるはずですが公式によると現在近づけない模様、残念。

 

五階滝。

段々に連なる滝の真ん中あたりを登山道が横断してる形です。

 

 

上の景色。

 

下の景色。

 

まだまだトラバース。

橋がだんだん粗末になってきていい感じ。

 

心細く見えるロープ場。

足元注意です。

 

 

ようやくやや開けた河原に出ました~。

解放感!

 

ここからは渡渉渡渉&渡渉。

やはり水量はやや多めなのか濡れた岩にビビりつつ

(苔は付いていないのでつるつるはないので大丈夫だった)

なんとかかんとか渡れた渡渉もありました。

靴脱いでザブザブやドボンせず行けて良かったよー。

 

ロープ場岩壁段差トラバース。

忍者になって壁渡り。

 

中道分岐、滝コースは大きく段差を下りる形。

写真の段差上を左に行くと中道で竜ヶ岳山頂に向かえます。

 

新緑の明るい谷はキラキラ。

 

タツナミソウ。

ドラゴンズ頑張れ。

 

滝コースのラスボス、長尾滝が見えてきました!

 

登山道は滝の前を通ります。

 

ここは囲まれ感あってホントいい雰囲気だな~。

 

登山道はこんなふう。

 

渡渉、足元は大岩は無いですが浅いのでジャブジャブ歩けます。

楽しい!

 

滝もやっぱり晴れてるとキラキラ美しさが増すなぁ。

滝つぼの青さも引き立つってもんです。

 

ところで滝の右に口を広げている奥が見えない暗闇急斜面がこの先の登山道。

大丈夫かこの道?と激しくドキドキします。

短いですがここから小峠までは歩いたことのない区間なのです。

 

見上げると・・・どうなってるんだこれ、道あるの?

写真ではよく見ると左の壁に保護色になってる梯子があります。

知識としてどこかにハシゴがあるのは知ってましたが、

現場ではハシゴの前まで登ってようやくそれを見つけました。

 

これが、白滝丸太橋のハシゴに比べてレトロ感満点。

右横に傾いてるし長いし、地面は不安定だしなんだか一見設置も雑っぽいし。

登ってる途中後ろや右に倒れやしんか~と結構ヒヤヒヤしました。

大丈夫なんですけどね、ほら、最近体重も激しく増えているから・・・。

 

またトラバース。

落ち葉がたんまりで滑るので少し怖い。

 

まだまだ渡渉は続く、けど、大分上流に来たので渡りやすくなった。

 

ここはロープを持って浅いナメ滝っぽい場所をジャブジャブ渡りました。

 

 

砂山分岐は砂防ダムの前にあります、ここまで来てもまだ砂防ダムあるか~。

砂防ダムの水量はまだ豊富です。

 

砂防ダム下浅瀬ジャブジャブ渡渉。

 

いつまでどこまで、続く渡渉は続く。

 

この辺はもうひとまたぎですけど笑。

 

 

前方にガードレールが見えてきました。

旧国道421号線の廃止区間に着きました。

 

 

通称、小峠。

ここからは旧国道を石榑峠まで登ります(赤矢印)

下山時は砂山まわりで下りる予定。(緑矢印)

 

国道現役当時(石榑トンネル開通前)の名物だったという、車幅2メートル以上は物理的に通さんよコンクリートブロックゲート。

多くのチャレンジャーが車をこすって涙したそうです。

 

国道の名残はこの距離表示くらいですが。

 

コンクリートの上に貼ってあるとはいえ、この石垣は美しいものです。

古くなればなるほど風格の出てくるやつで、現代の道路にはこういう美しさはなかなかないな~。

 

旧酷道を歩きつつ石榑峠を目指し中ですが、続きます。