保育園生活のスタート | ほんとうのピコットさん

ほんとうのピコットさん

子どもの本屋「夢文庫ピコット」店主です。
タイトル「ほんとうのピコットさん」については、
http://ameblo.jp/pikot/archive1-200711.html をどうぞ!

店頭で見せて頂いた、

新入園児さんの様子いろいろです。

 

初めて来てくださった親子さん。
2歳くらいの男の子が、
なにか聞きたいことやしたいことがある時に、
そっと手を握ってきてくれます。
ママではなく、
本屋のわたしの手を・・・。

飛び出すハート飛び出すハート飛び出すハート

 

いわゆる、胸キュンの状態となります。

けれど、その理由に心当たりはあるのです。
ママさんにお聞きしたところ、
丁度この春保育園に入園されたとのこと。
やっぱりそうでした・・・。

彼は保育園生活の体験から、
子ども専用の

居心地のよい場所というものがあって、
そこには何かと面倒を見てくれる
子ども専属の人がいることを知ったんですね。

初めてやって来たピコットには、
子ども向けの品が色々と並んでいて、
自分に話しかけてくる専属の人がいる。
ならば、
ここにいる間はこの人を頼ろう!
と思ってくれたもののようです。恋の矢

家庭を離れ、新しい環境に入るのには、
小さい人達にも、不安や戸惑いはあるでしょう。
それでも、このお子さんのように、
園を、自分を受け止めてくれる人のいる
安心できる場所と実感できれば、
園生活は楽しいものになるはずです。



別の日、こちらはまだ1歳前のお子さん。
この方も4月に入園でした。
来店中はママが絵本選びをされる間、
わたしもお子さんのお相手をして楽しく過ごし、
帰り際のことです。
バイバイ、またね!
というと、彼、さっと片手パーを上げます。

 

念のためもう一度、バイバイ!と言ってみると、

再び、さっ パー

バイバイできるようになったんですね!
とお尋ねすると、ママさんは、


びっくり いま、はじめて みました

 

保育園生活の中で
パパ&ママにバイバイ
お友だちや先生にバイバイ
と、バイバイする機会がたくさんあるので、
ママが知らない間に急遽習得となった模様です。



さらに別のお子さんは、
人見知り場所見知りの状態での入園でしたが、
入園後のご来店では、
その人見知りもかなり落ち着いて、
帰りには笑顔で

バイバイもタッチもしてくれたんですよ。ベル



いやはや、保育園生活ってすごい。
勿論、園生活が安定するのは
家庭で十分に受け止められているからに他なりませんが
それにしても、1ヶ月も経たないうちに、
こんな成長があるのですね。

新入園のどの子もみ~んな、
こんな幸せなスタートでありますように!

 

 

 



だいすきな先生へ

 

デボラ・ホプキンソン文 

ナンシー・カーペンター絵

松川真弓訳

評論社 本体¥1,400.

 

この絵本は保育園ではなく小学校が舞台です。
2年生のわたしは、
衝動を抑えるのが苦手で読字障害もある、
いわゆる発達デコボコの生徒でした。
そのわたしが自分の力を発揮できるよう

様々なヒントを与えて

根気よく、導いてくれたのが

2年生の時の担任の先生でした。


このお話は、成人して教職に就くわたしから
当時の先生への手紙です。
先生がわたしを助けてくださった

全てのことを忘れす・・・

(略)

わたしの先生でいてくださってありがとう。
という言葉で結ばれたこの作品を、
新たに子どもに関わるお仕事に就く方に
おすすめしています。


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