林明子さんといえば、ご説明するまでもなく
こんとあき
くつくつあるけのほん
等々たくさんの作品で
圧倒的な人気を誇る絵本作家さんです。
子ども時代に絵本を楽しんだ現役ママさんに
印象深く残っている作品というと、
筒井頼子さんのテキストに絵を描かれた
はじめてのおつかい
が、断然トップのようです。
※ 当店調べ
はじめてのおつかい
筒井頼子作 林明子絵
福音館書店 本体¥1,000.
お話で語られることも
語られないことも、ぜ~んぶ、
細部まで子どもの目線で描かれ、
「見たこと」と「見たいこと」が
全部見られることに小さい読者は大満足。
一方で読み手の大人たちは、皆さん、
この仕草がうちの子にそっくり
この足のカタチ、うちの子もそうだった
口を揃えて、そう言われます。
・・・わかる。
これは大人の目線。
子育てで再びこの絵本に出会う方は、
お幸せですよね~。
林さんはデビューが1973年とのことですから、
絵本を製作された期間は
当店・児童書専門店夢文庫ピコットの活動と、
ほぼ重なります。 ← 恐れ多いが・・・
で、
くつくつあるけのほんが出版された年は、
年間で100セット売って、
福音館の当時の担当さんに、
林明子専門店と呼ばれました!
こうして
たくさんの作品を描いて来られた林さんですが、
編集者であるご夫君征矢清さんを送られた後
征矢さんの残されたラフをもとに
この絵本を描かれ、その際に、
絵本を作るのはこれで最後にします
と発表されました。
これからも作品新しいを見せて頂ける
と思っていましたから衝撃でした。
ひよこさん
征矢清作 林明子絵
福音館書店 本体¥900.
※ 初版は月刊雑誌で発行されました(画像)
そんな経緯があり、
かがくのともに挿絵を描いたこの絵本が、
林明子さんデビュー50周年記念として
限定復復刊される
という今回のニュースは
嬉しい!の一言です。
嬉しさのあまり、
発売前ですがお知らせいたします。
小林実文 林明子絵
福音館書店 ¥1,000.
12月18日発売予定、
ご予約もお受けいたします。
絵本「こんとあき」(福音館)と
ぬいぐるみのこん。→
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