スーパーなどに普及したセルフレジ。
初めの頃は避けられがちでしたが、
最近はセルフでさっさと済ませる方が
多くなったように感じます。
確かに、飲み物一個買うために、
カゴいっぱいのお客様の列に並ぶのは、
ちょっと…。
購入点数が少ない場合は、
待ち時間が短いセルフが助かります。
セルフを使うのは時間のため、
・・・そう思っていました。
ところが、最近気掛かりな記事を
見てしまったのです。
セルフレジを使う理由を
人と関わらなくていいから気楽
と答える人が多くなっていのだとか。
そうなの?そういうことなの・・・?
確かにわたしも、美容院等では、
おしゃべりしたくない派ではありますが。
でもね。
当店・ピコットは
聞く本屋★ を自認しています。
お店に蓄積している本の情報は
お客様にどんどんお伝えしたいので。
お子さんに本を選ぶ
お友だちへのプレゼントを選ぶ
お仕事やボランティアで読み聞かせに使う
そんな目的でご来店のお客様から、
なにかオススメして!
と声が掛かったら
店頭に並んでいる本の中から、
ご希望や目的に合いそうなあれこれを取り出し
ご説明をしつつ、
“ぴったり!”に出会っていただくための
お手伝いをするのです。
赤ちゃんのための絵本をというご希望なら、
読み聞かせをして、
赤ちゃんの反応をパパ・ママに見て頂きます。
勿論、ひとりで本を探したいお客様には
お声が掛かるまでしずか~にしてますけど。
笑笑笑
けど、人と関わるのを重いと
感じる人が増えてきたら、
聞く本屋はどうすればいいのだろう。
そして、更に、
そういった傾向がどんどん進んだら、
本も、人とは関わらず
通販で買った方が気楽という方向へ
加速されていくのでしょうか。
リアル書店の存在意義は何だろうかと
考えてしまいます。
そしてまたそのず~っと先…
リアル店舗が無い時代が来たとしたら、
子どもたちは
お買い物をどうやって体験するのだろうか?
(その頃わたしは、もうこの世から撤退してますけどね)
考えすぎですよね~。
考えすぎだと思いたいです。
今日も、お子様連れママさんたちから、
本のお尋ねや子育ての相談があって
いろいろとおしゃべりしたんですよ。
お店の人とおしゃべりして、
買い物して楽しかった~♪
と思っていただけるお店でありたいと
改めて思っています。
ぼりす かいものにいく
ディック・ブルーナ作 なかのゆりこ訳
福音館/本体¥800.
チリとチリリ まちのおはなし
どいかや 文・絵
アリス館 本体¥1,200.
はじめてのおつかい
筒井頼子文 林明子絵
福音館 本体¥1,000.
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