人と関わらない気楽さ? | ほんとうのピコットさん

ほんとうのピコットさん

子どもの本屋「夢文庫ピコット」店主です。
タイトル「ほんとうのピコットさん」については、
http://ameblo.jp/pikot/archive1-200711.html をどうぞ!

スーパーなどに普及したセルフレジ。
初めの頃は避けられがちでしたが、
最近はセルフでさっさと済ませる方が

多くなったように感じます。
確かに、飲み物一個買うために、
カゴいっぱいのお客様の列に並ぶのは、

ちょっと…。
購入点数が少ない場合は、

待ち時間が短いセルフが助かります。

セルフを使うのは時間のため、
・・・そう思っていました。


ところが、最近気掛かりな記事を
見てしまったのです。
セルフレジを使う理由を


人と関わらなくていいから気楽

と答える人が多くなっていのだとか。

そうなの?そういうことなの・・・?

確かにわたしも、美容院等では、

おしゃべりしたくない派ではありますが。

 

でもね。
当店・ピコットは
スター 聞く本屋 を自認しています。

お店に蓄積している本の情報は

お客様にどんどんお伝えしたいので。

右差し お子さんに本を選ぶ
右差し お友だちへのプレゼントを選ぶ
右差し お仕事やボランティアで読み聞かせに使う

そんな目的でご来店のお客様から、

ニコニコ口笛おねがい なにかオススメして! 

と声が掛かったら
店頭に並んでいる本の中から、
ご希望や目的に合いそうなあれこれを取り出し

ご説明をしつつ、
“ぴったり!”に出会っていただくための

お手伝いをするのです。

赤ちゃんのための絵本をというご希望なら、
読み聞かせをして、
赤ちゃんの反応をパパ・ママに見て頂きます。

 

勿論、ひとりで本を探したいお客様には

お声が掛かるまでしずか~にしてますけど。

笑笑笑

けど、人と関わるのを重いダンベルパック

感じる人が増えてきたら、
聞く本屋はどうすればいいのだろう。

そして、更に、

そういった傾向がどんどん進んだら、
本も、人とは関わらず

通販で買った方が気楽という方向へ

加速されていくのでしょうか。
リアル書店の存在意義は何だろうかと

考えてしまいます。


そしてまたそのず~っと先…
リアル店舗が無い時代が来たとしたら、
子どもたちは

お買い物をどうやって体験するのだろうか?

 

(その頃わたしは、もうこの世から撤退してますけどね)

考えすぎですよね~。
考えすぎだと思いたいです。

今日も、お子様連れママさんたちから、

本のお尋ねや子育ての相談があって

いろいろとおしゃべりしたんですよ。


お母さんお父さん赤ちゃん

お店の人とおしゃべりして、

買い物して楽しかった~♪


と思っていただけるお店でありたいと

改めて思っています。




 

ぼりす かいものにいく

ディック・ブルーナ作 なかのゆりこ訳

福音館/本体¥800.

 

 

 

 

チリとチリリ まちのおはなし

どいかや 文・絵

アリス館 本体¥1,200.

 

 

 

はじめてのおつかい

筒井頼子文 林明子絵

福音館 本体¥1,000.

 

 

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