脳のパフォーマンスを最大まで引き出す 神・時間術(樺沢紫苑 著)の書評 集中力を高く保とう!

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書評
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思わずタイトルに釣られてこの本を手に取りました。

普段の仕事では残業が当たり前であり、なかなか定時に帰ることができませんでした。

神の名を冠するこの本を読めば、24時間を超える時間を無限に生み出して、仕事量がたくさんあってもさばくことができるのでは、という期待を抱いてこの本を読んだのですが・・・

読み終わっても、この世の真理を変えることはもちろんできず、一日は24時間のままでした。

24時間の中でどのようにふるまうかを解説するのだろうと予想したのですが、思っていた内容と違い、ちょっといい意味で裏切られました。

「シデとセルリアンの節約blog」では、シデセルリアンの夫婦でブログを書いており、普段は節約家計管理投資に取り組む様子を紹介しています。

特に家計簿に自信あり!

この記事は夫のシデが書いています。

仕事の量は集中力と時間の掛け算で決まる

仕事の中には集中力が必要なものと、集中力が必要ではない単純なものがあります。

  • 集中力が必要な仕事: 作文、アイディア出し、難しい検討業務など
  • 集中力が必要ではない仕事: 単純作業、既知の検討業務など

単純作業は時間さえあれば量をさばくことができますが、集中力が必要な仕事は、どれだけ深く集中するかによって、仕事にかかる時間が決まってきます。

集中力が低い状態では、仕事がなかなか進まないという経験をされた方は多いのではないでしょうか。

集中力が必要な仕事の量を増やすためには、集中力が高い状態を見極め、そのときに集中力が必要な仕事を詰め込むことが効果的であるとの記述がありました。

確かに、いくら時間をかけてもなかなか進まない仕事でも、別の日の頭がすっきりしている時にやると、スムーズに進められたという経験があります。

仕事をこなすには、多くの時間を割くだけでは不足していて、高い集中力とそれがいつ発揮されているのかを把握するのが重要だそうです。

高い集中力を発揮できる時間帯を把握しよう

高い集中力はいつ発揮できるのかというと、気合を入れて意識的に集中力を高めるとか、コーヒーを飲んでシャキッとするとかではなく、朝起きてから2時間が適しているそうです。

朝起きてからの2時間をピークに、一日の中で集中力はどんどん低下していきます。

僕の感覚的には、午前中は頭がスッキリして、色んなやりたいことが頭を駆け巡ってせわしない感じですが、お昼ご飯を食べた後、午後いっぱいはなんだか意識に反して頭がぼんやりして、うまく働かない気がしています。

それは気のせいではなかったようです。

難しい仕事は起きて2~3時間の間に詰め込もう

集中力には一日の中で大小があり、そのピークが朝起きてからの2時間であることがわかれば、この時間帯に難しい仕事を詰め込むことで、仕事にかかる時間を最小化できるという提案がありました。

普段の仕事のすべてに裁量があれば、このパターンにはめ込んで仕事を回すのが理想です。

でも実際には裁量なんかなくて、集中力の大小によらずに強制的に仕事の順番を決められることが多いです。

そんな中でも、高い集中力を発揮できる時間を把握しておけば、可能な範囲で意識的に難しい仕事を集中時間に割り当てて、総合的にはやく仕事を終わらせることができそうです。

低下した集中力を回復しよう

集中力にはピークがあり、朝起きてからの2時間以降はだんだん低下していきます。

それでは集中力が高い仕事はその2時間しか効率的にこなせないと思うと焦ってしまいますよね。

なるべく集中力が高い状態を維持して、難しい仕事でも集中力を切らすことなく長時間さばきたいって思いますよね。

この本では、集中力を回復する方法も紹介しています。

僕なりにまとめると

  • 休憩する。
  • 仕事をする場所を変える。
  • 軽い運動をする。
  • それまでやっていた仕事と違う仕事をする。
  • お昼は外に出て日光を浴びながら運動のために歩き、行ったことのない店で食べたことのないものを選び、よく噛んで食べる。
  • 集中力の回復技を使っても集中力が低下し底を打つような午後4時くらいには、30分~1時間の有酸素運動を行うのが良い。
  • これで朝起きてからの2時間に相当する集中力まで一気に回復する。

休憩は視覚を使わない方法が良く、例えば、視覚を使うスマホによる情報取集やゲームはNGで、雑談、音楽鑑賞、瞑想、仮眠が好ましいそうです。

休憩の頻度は、集中力が持続する連続時間15、45、90分のいずれかの間隔で好みで取り入れることも紹介されていました。

集中力を回復して、高い集中力を毎日維持しよう

集中力の大小の概念を知り、集中力を意識的に回復することで、その一日を乗り切るのも良いですが、毎日のこととなると、一日に発揮できる集中力の最大値がだんだん低下し、集中できない時間が長くなってしまうことが懸念されます。

集中力を毎日、最大限発揮するには、毎日の生活の中で都度、集中力を最大まで回復させることが重要だそうです。

一日で消耗した集中力を最大値まで回復する方法として、7時間以上の睡眠が必要であり、しっかり眠るために以下が推奨されていました。

  • 寝る前の3時間は激しい運動をしない。
  • 寝る前の2時間はゆったりとした時間、リラックスした時間を過ごすのが良い。例えば、
  • 音楽
  • アロマ
  • 家族、ペットとのコミュニケーション
  • 軽い運動
  • 熱すぎない入浴
  • 読書
  • これにより交感神経から副交感神経に切り替わってリラックスモードとなり、体温、心拍数が低下し、眠る準備ができる。

逆に、寝る前の2時間でやってはいけないことは以下があります。

  • 食事
  • 飲酒
  • 激しい運動
  • 熱い風呂
  • ゲーム
  • 映画
  • 光るもの(スマホ、パソコン、テレビ)
  • 明るい場所(蛍光灯、会社、コンビニ)
  • これらは交感神経に切り替わる活動モードを促し、体温、心拍数、呼吸数が増加し、眠りにくくなる。

朝一から集中力を最高に持っていこう

朝起きてからの2時間が集中力のピークですが、朝起きるのがつらい方も多いでしょう。

僕は目覚ましさえかければ何時でも起きられる方ですが、寝起きはやはり眠いです。

この本では、以下の方法を取れば、すっきり起きて朝一から高い集中力を発揮できると紹介しています。

  • 寝室のカーテンを開けておいて、日光を浴びる(セロトニンの分泌、合成を促す)
  • 5分の朝シャワーを浴び、体温を上げる(交感神経に切り替える)
  • 散歩、ランニング(シャワーの代わりに体温を上げる方法として運動)

まとめ

集中力を最大まで発揮し、それを回復、維持することで、さばける仕事の量が増やせる、という趣旨の本でした。

集中力のために、できそうなことと、実行するのがかなり難しいことが混ざっていましたが、できる範囲で実行してみます。

例えば、以下はすぐにでもできそうです。

  • 寝室のカーテンをちょっとだけ開けておく。
  • 休憩時はスマホを見ないで、歩いたり運動する。
  • 昼寝する!
  • 筋トレするなら、夜寝る前ではなく、集中力が切れた時にする。

みなさんの集中力に関するエピソードが合ったら、ぜひ教えてください!

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