raining

今の時期に、質問募集中って

いつからやっているのかは知らないが、なぜ今?みたいな。

締め切りは明日だそうなので…。
それにしても、最悪の状態の今、なぜこういう企画を笑。

正直、よくわからない

私は、よくわからなくなってしまった。
れいわ新選組というのは

  • しばき隊の障害者バージョンなのか
  • 斎藤まさしさんと彼の仲間のための集金システムなのか

その両方なのか、それとも、どちらでもないのか。

私自身は、「質問」は出しませんが、太郎に聞きたいことがあるとしたら、それですね。

実はいい意味でも悪い意味でも重要な、安冨歩の論文

安冨歩さんが、れいわ新選組とは「無縁者の集団だ」と、言っているんですね(内側から見た「れいわ新選組」 – 安冨歩)。
ああ、そういう考えでやっているのか…。

そして更に、この無縁の原理を身に帯びた人間を「無縁者」と呼ぶ。無縁者とは、普通の人間には適用される規則が、適用されない者である。網野が挙げるのは、たとえば、天皇や上皇といった、極めて身分の高い人物に直接に交遊する白拍子、僧侶、歌人といった人々である。彼らは、無縁者であるがゆえに、高い身分の人と直接に口をきくという、有縁の人であれば決して許されないはずのことが許される。

ここが気になるんですよね。
安冨さんは、「れいわ新選組のメンバーたちには、普通の人には許されないことが許されるんだ」というふうに、言っている、というそこが。
なぜ「許される」のかって、この文脈で行けば、「世間的な評価を求めていないから」であり、それと引き換えに、「有縁の人であれば決して許されないはずのことが許される」のだと。
こういう考え方って、どうなんでしょうかね。
白拍子、僧侶、歌人などが、極めて身分の高い人物に直接に交遊することが許されたのは、

  • 白拍子…身分ランクから外れた河原者(芸能人)だったから
  • 僧侶…出家をして、俗世間から離れた身だったから
  • 歌人…日本では、歌となると、身分の上下が関係なかったから

そしてですよ、安冨さんが、「れいわ新選組は、無縁者の集まり」と言う場合には、どういう意味合いで無縁者だと、言っているんでしょうか。
そして、そのことと引き換えに、「何か」が許されると、考えていること。
これは、けっこうヤバい思想なんじゃないのか。
なんか、そういうふうに思ったんですよね。
安冨さんは、地方組織を持たない、党員も取らない今の党のありかたを、肯定しているわけです。
それは、自分たち=れいわ新選組は、ほかの政治家の集まりとは違うんだから、ということが、その理由であって、それは「無縁者の集まりだから」と、なる。そして、ゆえに「有縁の人であれば決して許されないはずのことが許される」のだと考えている、と。
それと、大西つねき除籍事件や、野原善正離党事件との「関係性」は、いったい、どうなるのでしょうか。
「そういう思想」と、関係があるのか、ないのか。

まあ、そんなことを考えていたら、面倒くさくなってしまって、この暑さでまじめに考えるような内容ではないと、思ったんですが、暑くなくてもやはり「何か」がおかしいというか、自分の中のアラームスイッチが、入ったというかですよ、この安冨さんの記事というか論文を、読んで。
えっみたいな。これでいいのかな、本当に、なんかヤバくないのかな、と。

「この1年の間に衆院選がなかったこと」が、不幸の原因

本当はですよ、れいわ新選組がゴタゴタして、党内が上手くいかなくなったり、支持者が離れ始めたことの一番の理由は、解散総選挙がのびのびになっていること、なんですよ。
つまり…参院選で二議席取ったあとに、トントンと畳みかけるように、衆議院の議席も、最低でも1つは取れるはず、そういうつもりでやっていたはずなんですね。
ところが、安倍側の事情で、昨年は、解散がなかったんです。
このことがもう、れいわにとっては、大きな計算違いでした。
さらに、今年になったらあるはずだったのに、またもやコロナで、解散はないみたいですよね。
つまり…「初期のれいわ新選組」というのは、選挙をやっていないと、続かないような状態だったんです。というか、逆に言えば、衆院選があって、そしてそこで1議席でも取れていれば、こんなゴタゴタにはなっていなかったはず。
あれですよ、不景気だと、社会がゴタゴタして、差別とかいじめとか、いろいろ起こる、不満と不安が増大する、逆も真なり。
それと同じで、れいわ新選組は、衆院選がないために、都知事選に出てまで、「党の勢い」というものを、無理やりに維持する必要が出てきてしまった。
さらに衆院選がなくて、議席数が増えていないために、関係者たちは、「余計なほかのこと」に集中するようになるんですね。「ほかのこと」とは、支持者も含めた内紛です。
それによって、斎藤まさしさんや市民の党との関係とか、これまで隠してきた(?)ことが、一般の支持者に知られるようになってしまった。
さらに、選挙がないから、当然、議席数が伸びないものだから、議席を持っている2人の重度障害者の方たちが、非常に目立つようになってしまって、「あの2人は、障害者のためにばかり働いて、オレたちのためには何もしてくれてない」とまで、言われるようになってしまった。
だから、れいわ新選組にとっては、最悪のパターンだったんですよね、この1年というものは。
運命とか、タイミングとか、縁とか、まあそういう、太郎が自分でコントロールできないものに、翻弄されるという結果に、なってしまったわけです。
身サビな部分は、大いにありますが、残念。