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欲しい物を見せる為に
欲しくない現実が降りかかる事があります。
例えば、
清貧こそが潔い生き方であるように振舞っていると
苛烈な貧乏生活が伸し掛かって来て辛くなって
ようやくここで、
貧乏は嫌だ、悠々自適に生きていたいんだ、
と本当に欲しい物に氣が付いたりする、
そんな感じのお話です。
もう一度言います。
欲しい物を見せる為に
欲しくない物が来る事があるのです。
つまりは、
人生はあなたに欲しい物を見る様に仕向けて来る
というわけです。
だから私はその欲しくない物こそが
ある種の『授かりもの』だと思っています。
(受け入れ難いが。。。)
最近の私の授かり物は、、、
私が広々と絵を描ける時間と
スペースがないということ。
（授かりたくないことなんだよやはり）
家の息子が学校に行かずに
お家で悠々自適に過ごしている時間が
非常に多いので
必然的にそうなってしまったのです。
あー、アトリエが欲しいなぁ、
そんな風に思うことが増えました。
そう当たり前に思ってようやく、
あっ、私はアトリエが欲しかったのか！
そこにやっと気が付きました（笑）
でも実はまだ全然気が付いていなかったことがあって、
それにはようやく昨日気が付いてビックリしました。
昨日は家族で大竹伸朗さんの展示を見て来て、
圧倒的な作品量とパワーとサイズ感を前に、
心が裏返ったというか、なんというか、
何らかのスイッチを押されたのです。
その結果、
何でもできる広いスペースが欲しいなあー
フッと、自然に心から湧き上がって来ました。
私はハッとしました。
だってずっとアトリエが欲しいと言いながら、
控えめなサイズ感、規模で、
思い当たる人脈やストーリーで
想像していたからです。
なんでも出来る広いスペースからは、
ちょっと離れている想像でしたよ
つまりは、、、
謎に遠慮していたの！
知らず知らずで。
想像なんだから自由で良いのに
これくらいなら出来そう、っていう範囲を
自分で決めていたんです。
笑ってしまう。
心の中が庶民 なのか、
はたまた敗戦国民過ぎて、
贅沢は敵だ、的な事が
わりと先祖代々刷り込まれているのでしょうか？
あと、贅沢とはベクトルは違えども、
身の丈に合っていないとか
危ないからとか、
無理だとか、
なにかしら余計な事を言って来る
“お母さん” みたいな人が
心の中にいるのかもしれないです
いやはや、人間の心は複雑。
雑音が多いのです。
現在の条件的な事なんか無視して、
無邪気に欲しい物を描く時間を大切にしようと、
改めて思ったのでした。
だってその時間って、楽しいのだから。
まずはただ楽しんでもいいじゃない？
大竹伸朗展のおすそ分け↓
今日も地球時間を楽しんで！
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