老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

灰色の空

2022-01-12 07:41:32 | 老いの光影 第7章 「老人のねがい」
1773 灰色の空



4時半前に起き窓を開けたれ
今日も雪が降っていた

雪が降る前の空も
雪が降っているときの空は
灰色でどんよりとしている
鉛色にも映る

白銀の光景は好きだが
上を見上げたとき
灰色の空は気持ちが鬱ぐ

雪が降り止み
晴れたときの空は
爽快な気持ちになる

満月に照らされた雪は
ダイヤモンドのように光り輝く

白雪は
真白な気持ちにさせてくれる
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