鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

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Charles Fairmorn - Lancer's Slices 500g袋3度目の開封

2021年09月23日 | パイプタバコ
2021年 9月

ラタキアタバコが切れたので 久しぶりにまたLancer’s Slices の500g袋を開封しました
シーリングしておいたものですが 今回で3度目の開封となります

Charles Fairmorn - Lancer's Slices
言わずと知れた ラタキアーバージニアのバルクでラタキア好きの方には人気が高いです
この私も 安いので何度も買って喫っておるのですが
安さを感じさせない美味さがあるブレンドと言えるのではないでしょうか


この500g袋 最初に開封したのが調べると2018年の11月になるから相当古いです
それ以前にも何度も喫ってはいたのですが 今回の袋は随分と間が空いてます
その理由は 他のタバコを喫っていたので喫う暇がなかったというのがその理由になります
もちろん美味いタバコではありますが もっとうまいブレンドはたくさんありますので
他のブレンドを喫うのは仕方がないのですが
時としてまたシーリングしてある袋を開封するのもいたしかたのないところかと思うのであります





当初開封したときにはこんなに黒くはなく もっとブラウン色が強く湿気も乾燥気味だったのですが
濡れティッシュをビニール袋に入れて一緒にシーリングしておくと
この様に黒くなっていましたのは前回のことになります


こたびはそれから変化してはいないようですが

3缶分だけ詰め替えて 残りはまたシーリングして保存をかけて置きます
2缶分は空き缶に詰めたままプラケースの中に入れておきます

安いバルクタバコなので 気楽に扱うことが出来ますが
いつもながらラタキアジャンキーのこのおっさんには 消費の早い気軽なタバコになります

味の複雑さ というものはないのですが
ラタキアとバージニアが 50:50 のこのブレンド
ラタキアもクレオソートの香りが満載でありながら
バージニアもこってりとしたレッドの甘さの感じられる実に分かりやすいブレンドになるのですが
少し気づいたことがあります



このブレンドシンプルな葉組ですが ベンガルスライスによく似ているところがあります
その部分を少し考えてみるのですが その原因が
バージニアの甘さと 独特のスパイスの存在を感じるところになります

当ブレンドこってりとしたバージニアの甘さがあるのですが
その甘さが問題になります
TRDC のレビューを呼んでもそのことについてはあまり触れられておりませんが
どうもバージニア以外の甘さを感じるようです
それがこのブレンドのこってりとした甘さの元になるようです…


ラタキアのクレオソートのタール臭とウッジーなスパイシーな感じも強くて
そのマスキング作用により バージニアのシトラスもヘイもあまり感じはしませんが
こってりとした甘さはバージニア以外の甘さを感じさせます

この私は 当ブレンドには リコリスーアニス の甘さと香りが使われており
それがバージニア以上のこってりとした甘さと 独特のスパイシーな風味の元になっていると考えました

その辺りの風味がベンガルスライスに似ているように思われる原因になるかと思われます

どの程度使用されているのかわかりませんが さほど多くはないように思えるこの甘味料の甘さが
このブレンドの一つの味わいになると考えます

他にも何か入っているかもしれませんが(例えばトンカビーンズとか)
入っていてもごくわずかになるかと思います
アニスー八角ーウイキョウにはアネトールという いわゆるケンダル臭の元になる成分が入っていますので そういった意味でも GH のブレンドとも似た部分の味わいが少しあるかもしれません

ややもすると少し薬臭くなるようなこういったハーヴ、スパイスですが
適度な使われ方をすると味に深みを増すようですし実に爽やかな味わいになるようです
そういったことはGH のブレンドを喫って感じ入るのですが
このブレンドはそういったブレンドになるかと思いました


さして質の高い葉っぱが使われていると思われない当ブレンドですが
いつ喫ってもとても喫いやすく 飽きの来ないある一定以上のブレンドかと思います
リッチではありませんが ラタキア好きの方にはどなたにもお勧めできる良いブレンドになります


このブレンド 袋から出すとやや乾燥気味のすぐに喫える状態だったのですが
よりおいしく喫うためには 細かくしっかり揉み解すことが肝要です
そうしますと ラタキアの清涼感も起ち バージニアの甘さもぐっと増し
クリーミィな喫煙を楽しめますのでぐっと美味く成るようです

その事は以前より感じてはいましたが 此度はしっかりそれを確認することとなりました
C&D のPirate Kake とは値段的にも似ていますが(16㌉で買うとね)
また違った意味で美味い価値のあるブレンドかと思いますね

今回はそんなお話となります
それでは また

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3 コメント

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Unknown (ブルー)
2023-02-28 21:16:02
はじめまして。
1年ほど前からこっそり拝見しています。
コロナに伴い自宅勤務になり、パイプタバコを始めた若輩です。
国内で手に入る諸々を試したのち、こちらのブログを拝見して、バルカン、さらにバルクタバコにハマりました。
1日中ふかしているため、単純に量が多いのからか、体質的に合わないのか、Vaだと気持ち悪くなるので。

こちらのブログで拝見して探していた、Lancer Slicesを、smokingpipes.comで1年ほど入荷を待ってやっと購入できたので、楽しみに待っているところです。somokinが一番送料安いんですよね...段違いに...絶対関税かかるけど。

ところで、Lancer Slicesについて、Bengal Slicesに似ているとのこと。
今、自分が常喫している、Sutliff の Old Professor という銘柄があります。こちらのレビューにも、プレスしてないBengal Slicesみたい、とのレビューがTObaccoReviewsにありました。
これはイングリッシュじゃない、アロマティックだ、なんか色々入ってる、みたいな感じで評価は高くないですが、個人的に今までで一番好きな銘柄です。安いし。
いつか機会があれば、なにかのついでに試してほしいなあと思いました。大先輩のご意見も伺いたく。下が肥えてる層にはダメかもみたいですが....

というか、パイプふかしてワシを見に行くって、なんて贅沢。
自分も老後は北国の田舎で海見ながらパイプ削ったりしたいので、仰ぎ見る先達として、今後もこっそり覗いています。
ブルーさん お便りありがとう (おっさん)
2023-03-01 23:20:35
ワシと将棋の藤井聡太を見てるこの頃ですが 欠かせないのがパイプたばこということになります
若いころからラタキアに憑りつかれ そればっかり喫っていたのですが シンプルなラタキアタバコでありながら出過ぎずずっと喫っていられるのはそうはありません 
そんな中でランサーとGH のバルカンミクスチュア アランゴのバルカンシュープリームはお勧めのバルクとなります 一番のお勧めはC&D のパイレーツケーキになりますが 16㌉買いが課題です。
ニコチンが低く喉にやさしいのがラタキアタバコなので バージニアに比べるといくらでも喫っていられますが ラタキア自体の香りが強いので味が単調になるのは仕方ないですが 歳を取って来るとバージニアとバーレィばかり喫う傾向になってます。
自分は素朴でホッとするタバコが好きですが
自分を見つめるにはパイプはいいかと思いますね。
返信ありがとうございます。 (ブルー)
2023-03-02 09:35:48
返信ありがとうございます。
GHのバルカンミクスチュアは、ニコチン強いと思って手を出すのを控えていましたが、髑髏マークで尻込みしていたパイレーツケーキと共に、ちょい買いしてみます。
ありがとうございました!

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