あすか「うーん、乙女が主人公って難しい。明日は勉強しよう」
編集部のナタリーさん「あすかっち、ここ書き直して。胸キュンな乙女は『イッヒッヒ』なんて笑わないわ。等身大の女子はドキン、ズキン、キュンなお年頃なんだから、そんな感じでやって」
あすか「えー、ありきたりでつまんないよ」
ナタリーさん「ヒロインがあんたみたいな性格ならあり得るけど、あたしが今回書いてほしいのは14歳の引っ込み思案で乙女チックな女の子が愛に目覚めていく話。言っとくけど、今回SF要素入れたら載せないからね」
久美子(左)「別にイッヒッヒが入っててもおかしくないんじゃない?アンタらしくて」
あすか(右)「でっしょー?ナタリーさん分かってない」
了くん(右)「あすかっち、この女の子は語彙が豊富な方でもヤンチャとか毒舌ってワケでもない。イッヒッヒは要らない」
あすか(左)「了くんすごい偏見だけどイッヒッヒ反対派なんだね」
あすか「ツヨシくんに聞いてみるか」
ツヨシ「イッヒッヒはない方がいいなあ、清純な乙女なら」
あすか「うん、やっぱりそうか」
あすか(右)「ナタリーさん、どう?」
ナタリーさん(左)「これでいいわ。あすかっち初の、清純なラブロマンス完成ね。これ、JCJKにウケるといいわね」
あすか「今回の作品、まるで自分のじゃないみたいだよ」
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いつものあすかっちとは路線が違う中編ラブロマンスは、なぜかJCJKではなく理系男子大学生からXのDMに感想が多く届きました。そして、清純なヒロインになりたいからバーチャルフィールドでアバター作ってイイかというお願いまでされてしまいました。「イッヒッヒ」がないだけで随分幻想を抱いてくれるようです。