スニーカーの保存・保管はどうやる?
お気に入りのスニーカーが汚れないよう注意を払って履いている人は多いと思います。
また、スニーカー好きでなくてもほとんどの人はお気に入りのスニーカーをできるだけ長い間綺麗に履きたいと思うのではないでしょうか。
この記事ではお気に入りのスニーカーを長く楽しむために必要な手入れ方法を紹介します。
スニーカーの寿命とは?
ほとんどのスニーカーは革靴などとは違い、寿命があります。
これは綺麗に履ける期間を意味するのではなく、一定の時間が経つとスニーカーが壊れてしまうという意味です。
スニーカーが壊れる現象は「加水分解」と呼ばれています。
加水分解はスニーカーの宿命と言えるものです。
ポリウレタンなどの素材を使用しているスニーカーには必ず訪れてしまう現象で、ポリウレタンが空気中の水分を含むことで分解が進み、最終的にはグチャグチャになってスニーカーが履けない状態になってしまいます。
特に日本は高温多湿という気候もあってスニーカーにとっては厳しい環境にあります。
加水分解を防ぐことはできないが、進行を遅らせることはできる!
今回の記事ではスニーカーヘッズにとって恐ろしい加水分解の進行を遅らせるという趣旨で書いています。
また、これは今までの自分の経験則でコスパが高い方法でスニーカーを保存・保管できると感じているやり方になります。
何も手を打たないよりは絶対に効果があると思いますので、記事を読んでいただいた方の参考になれば幸いです。
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スニーカーの保存・保管方法の紹介!
保存・保管する前に汚れを落とす!
今回は自分のお気に入りでもあるエアジョーダン4を使って、スニーカーの保存・保管方法を紹介します。
まずはスニーカーの汚れを落とします。。
どんなに気合を入れて保存してもスニーカーそのものが汚れていては意味がありません。
基本的には私が汚れを落とすときに使うのはウエットティッシュです。
ある程度の汚れはウエットティッシュで落とすことができます。
どの家庭にもあるものだと思いますので、特別に何かを用意する必要はありません。
ウエットティッシュで汚れを落とした直後はスニーカーが湿った状態になってしまうので、水分を拭き取ります。
この時に使用するのは乾いていればタオルでもなんでもいいと思います。
ただなんとなくスニーカーにタオルを使用することに抵抗があるので、私は革靴用として販売されているグローブクロスで水分をとっています。
私が使用しているのはM.MOWBRAY(モウブレイ)のグローブクロスです。
こちらは価格が500円くらいなので、スニーカーを磨きながら水分を拭き取る用に気軽に使用できるかと思います。
[M.MOWBRAY] M.モゥブレィ グローブクロス(ブラウン)/グローブ(手袋)型空ブキ用クロス
所有しているスニーカーのほとんどがレザーを使用したものなので、革靴同様にこちらも使用していいのではないかと思っています。
また、スニーカーの汚れを落とす時に、その汚れが強い場合は専用のクリーナーを使用することをオススメします。
私がいつも使っているのはJASON MARKKとCREP PROTECTから発売されているクリーナーです。
どちらもスニーカー専門のブランドなので安心して使用することができます。
一点注意なのが水を使用してスニーカーを磨くことになるので、乾かす時間が必要となります。
天気のいい日で時間に余裕のあるタイミングで使用した方がいいと思います。
以前クリーナーを使用した時のインスタグラムの投稿です。
ある程度綺麗になっているのがわかるでしょうか?
綺麗にした後はスニーカーを密封して保存する
前述した通りスニーカーにとって水分は敵です。
そして空気中にも水分は含まれています。
それならスニーカーが空気に触れないようにしてしまえばいいので、スニーカーを密封状態にして保存します。
使用するのはスニーカーを密封状態にするポリ袋と、乾燥材です。
ポリ袋はこれまで様々な種類を試しましたが、ここ数年はやっと一つに絞ることができました。
スニーカーの保存・保管で使用するポリ袋としての条件は、
①スニーカーが入る大きさ
②密封できる形状であること
この2点です。
この条件を満たし、かつコスパの高いものを現在は愛用しています。
今回紹介する中でも一番のオススメはこれです。
このポリ袋はA3サイズもあるので、これに入らないスニーカーはほとんどないかと思います。
また、100枚入りなので量としても文句無しです。
100枚も必要なのか?と思われるかもしれませんが、日常的にスニーカーを履いて保管しているとさすがにポリ袋がクタクタになってしまうので、私は一足のスニーカーにつき3ヶ月に一度の頻度でポリ袋を新しいものに変えています。
大きさも十分で、ジッパー式なので密封もでき、スニーカーを保存・保管する条件を満たしています。
価格も2,000円以下で購入できるのでコスパも非常に高いかと思います。
また、私はスニーカーの保存・保管以外でも使っていて、こちらもオススメです。
A3サイズもあるので洋服の収納にも使うことができ、私は旅行の際にこのポリ袋に洋服を入れています。
パーカーくらいであれば余裕で入るので、スニーカーでなくとも旅行用に使用するということも可能です。
また、もう一つ使用するものが乾燥材です。
乾燥材であればなんでもいいと思うのですが、できれば価格が低く数量が多いものがいいと私は思います。
乾燥材はずっと効果を発揮してくれるものではなく、使用期限がありますので3ヶ月毎に変えるなど消耗品として捉えておく必要があります。
スニーカーを密封したら箱に保存・保管
私はスニーカーの手入れが終わったら、そのスニーカーが入っていたシューボックスに保存しています。
こちらは人によって好みがあると思いますので、直接日光が当たらないよう注意していれば特に問題はないかと思います。
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その他注意点
履いたスニーカーを脱いだ直後に密封して保存・保管するのは避けた方がいいと思います。
その理由は脱いだ直後はスニーカー内が蒸れているからです。
半日くらいは外に出しておいてから今回紹介した方法でスニーカーを保存することをオススメします。
私はスニーカーをなるべく除湿させてあげたいので木製のシューキーパーを入れて室内に出しています。
汚れであったり保存方法であったりスニーカーに気を使うとキリがなくとても手がかかるのですが、手間を惜しまず手入れをすることで間違いなくスニーカーの寿命を伸ばすことができます。
今回はスニーカーの使用後にやるべきことをまとめましたが、スニーカーを使用する前に必要となる防水スプレーについてもまとめた記事があります。
スニーカーには防水スプレーが必要不可欠!【使い方とおすすめ防水スプレーの紹介】
長くお気に入りのスニーカーを楽しむことができるよう、少しでも参考になれば幸いです。