シーズンオフ寸前に手長エビ掬いをしました

可愛いので1日だけ飼育しました
どうも、しゃうらです(* ̄∇ ̄)ノ
さて、、、ここ2・3年、Gクラフトのロッドばっか使っていて思う事がありました
『この先、何十年後もこの竿振れるのか???』
小4から釣りを初め、生きてきた半数以上の期間を釣りをしてきてるわけで、、、
今さら辞めるつもりは1ミクロンたりともありません( *´艸`)
これがコンコルド効果???←チガウ
まぁ、何と言うか、、、モンスターサーフ1052やミッドナイトジェッティ932等の高弾性ファーストテーパーのロッドはバットに入力するのに、それなりのスイングスピードを要求するので、ぶっちゃけ長時間ヤルとまぁまぁ体にクルんですよねぇ(。・´д`・。)←満潮から干潮までヤリますw
高弾性高反発を最終的に受け止めるのは自分自身ですからね、、、
肩とか肘とかがマヂでバッキバキになるんですよ( ´;゚;∀;゚;)
後半戦なんか振り切れてなくて、ヘロヘロキャストになりがちです、、、
仕事終わりでそのまま釣りに行った日にゃ、ヘロヘロでバットが曲げられないってこともしばしば、、、
高くて買えんが、リミテッドとかさらにパキパキだからよう使わんwww
、、、私もすっかり爺としてクラフトされつつあると言うことか、、、( ;´・ω・`)
てなわけで私自身、シャープなロッドが好きなのでどうしても、そっち系ばかりを選びがちなのですが、ここらであっち系も試して見ようと思いました
そう、、、しなやか系のロッド、、、(* ´ ▽ ` *)
ですが、ここ最近のロッドはモデルチェンジ毎にシャープになる傾向で、ダイワの24ラテオでさえ2世代前と比べると、随分シャッキリしてきました
ラブラックスも私がシーバスを始めた時に使っていた2世代前の物と比べると、AGSを搭載している事もあってか、ラテオよりさらにシャープです
なので、しなやかさを売りにしている
ロッドはそう多くはありません( ゚д゚)
そんな時、ちょうどガマカツのレオザの新古が流れていたので、グッときたのですがさすがに10年前のモデルですしねぇ、、、
ミッドウォーターのSRなんかも、割りと有りかなぁとも思っていましたが、リールシートがダサいwww
ダサい上にリール装着位置も可変できないので、見た目と性能を削りまくりじゃないか( ´;゚;∀;゚;)
『カッコいい』は性能の半分を占める
私はそう思ってます(*/∀\*)
もし性能がランボルギーニでも見た目がアルトだったら、何千万も出して買いませんよね??( ゚∀゚)
とりま現行機種でしなやかさを売りにしているモデルと言えばやっぱアレでしょw
すなわち、、、
『曲げて捕る』
このワードで思い付くメーカーと言えば、、、、そう、テンリュウです(*/∀\*)
(ヤマガブランクスもそっち系ですが、今回の購入候補の型番がなかったのでスルー、、、)
某カゲロウの産みの親こと覇王久保田が駆るロッド、、、
≪テンリュウ SWAT≫
長野県天竜川沿いに本社を置くロッドメーカーで、魚心観(Gクラフト)同様に自社窯持ちのメーカーです
SWATは先代も含めて何度か触った事はあるのですが、正直自分の好みのフィーリングではありませんでした
ですが、こいつの特性が生きるポイントが1ヵ所だけあって、ミッドナイトジェッティではどうしても上手い事できないのです

足場はリップラップで幅1m弱、背面は壁なのでテイクバック不可の為手前でフワッと捌くキャストが必要、干潮時には足元は牡蠣瀬、、、
まぁ、そもそもキャストが無理なんすわw
コンパクトなモーションで曲がってくれる短めなロッドじゃないと、前にキャストできません( ´△`)
MJS932TRではしっかり振り抜く必要があるので、真横にしか振れんっ!!( TДT)
この場所だけに特化させるなら7フィートクラスでもいいですが、汎用性がねぇ、、、
また、上からロングロッドで、、、とも考えましたが、見切れていますが実はこの先に灯台があって、そこに伸びる電線が頭上にあるんですよねぇ(結構、餌釣りの仕掛けがひっかってる、、、)
まぁ、ナマズ用のスピニングロッド(6.3ft)と言う手も無くは無いですが、潮が引いてる時だと足元の牡蠣にヤラれる確率がヤベーです、、、
ここでもう少し沖めの流芯を打てれば100%捕れる、、
そう確信の元、購入しました←初日で2本捕ったので満足してますw

今回の購入目的は、、、
①さっきのポイントでそこそこ使える事
②嫁様用のスコーピオン2832の代替
③私の小場所、小型ルアー用(6から15g程度)→86Lクラス
私が買ったのは『842S-LML』でシリーズ中で最も短くライトなモデルです
ティップがLで、バットがMLってことでしょうかね??
過去に何度か買ってほぼ使わなかった86Lクラスのロッドです( ゚ε゚;)
自ら地雷を踏み抜くスタイルです←チガウ
購入したのは今年の3月で、若干厳寒期が和らいで、バチブームが巻き起こり冬眠していたシーバスマンがワラワラと湧き始める頃ですw(バチ抜けとか見たことないけどw)
近くの御用達のお店にはこの型番(97MLとかはあったけど)はなかったので、現物を見ずに楽天でポチりました(* ゚∀゚)
さて、見た目ですが、、、
リールシートはフジDPSに西陣織カーボンを配して、リアグリップはストレートタイプのEVA

リアグリップ長はセンター合わせにしたミッドナイトジェッティ932よりちょい短め
ブランクスはバットのネーム部はクリアフィニッシュで、そこから先はマッドなグレーに近いブラックです
実はなぁ~んも確認せずに買ったので後から気づいたのですが、リールシートのスクリューはダウンロック式です←アホ
昨今、ほとんどのロッドがアップロック式なのでとても新鮮です
シーバスロッドでダウンロック式なのってアピアとテンリュウくらいじゃないですか?しらんけど




ガイドはチタンフレームのSIC-Sです(゚ー゚*)
値段的(実売4万円超え)にシマノだとルナミス、ダイワだとラブラックスクラス相当(若干上かな??)になるので、ガイドもそれなりのランクのものが付いています(*/∀\*)
そして、バットガイドはKLH25とシーバスロッドとしては標準的ですが、トップガイドからティップガイドの内径が結構小径かつティップガイドの間隔が広いので(ガイドセッティングからもロッド全体を曲げようってのが見てとれる)、Inリーダーでキャストする場合には少し注意した方が良いです←雑にキャストして何回かティップ絡みをヤリましたw

うん、見た目は、、、全体的に渋くて古風だなぁと思います( *´艸`)
テンリュウらしいっちゃらしいですがw

ロッド自重はほぼカタログ通りの130gで、昨今の86Lクラスとしては重めですがロッド自体が短くリアグリップがストレートEVAなのでややリアヘビーのバランスなため、自重以上に軽く感じます(* ゚∀゚)
ここらへんのバランスの取り方はGクラフトに通ずるものがあります
さて、合わせるリールは一般的にシーバスに使う番手ならどれでもOKです
手持ちだと、、、24セルテート4000CXH、23エアリティ4000XH、23エアリティ3000H、24ルビアスPC3000XH、、、どれを着けても違和感はありません
強いて言うなら24セルテート4000CHXだと手元重心が強いく出て、ロッドがより柔らかく感じるので、好き好きがあるかもなぁって感じはします
私は基本的には24ルビアスPC3000XHを使ってます
まぁ、さすがに250gを越えるとリールがちょっと重すぎる感じは
がありますのでツインパワーとかのコアソリッド系シマノ4000番は自分の中では無しですかね、、、(-""-;)
ちなみに、一応このロッドは嫁様用サーフロッドのスコーピオン2832の代替という建前もありますので、ゆるふわキャストの許容範囲を第一に考えて選定してますw
ロッドとリールは5セットまで、、、
これが自分に課した掟ですwww
≪キャスト感≫
とにかく、、、『楽』
その一言に尽きます
しっかり曲がり込む特性なので、それほどスイングスピードを上げなくてもそれなりにキャストできちゃいます(* ゚∀゚)
これなら初心者や女性でも使い安いんじゃないかな?
ですが、クッソ細い見た目とは裏腹に意外とバットがしっかりしていて芯が1本通ってる感があり、あっちこっちにキャストがブレるようなことがありません
(どこのロッドかは忘れましたが、昔86Lクラスを使ってた時に、バットが弱くてボヨンボヨンとすごいブレがあった気が、、、3万くらいはしたロッドよ???)
ティップの収束も柔らかい割りには早い方だと思います
しかしだ、、、スイングスピードを上げても、さすがにバットの反発がついてこないので、正直飛距離はあまり伸びないかなぁ(;^∀^)
Gクラフトのロッドだと思いっきり振り抜くとバットの反発力で、弾力感のある手応えがありハマった時のキャストのスプールからの射出音が1段上がるのですが、SWATは悪く言えばスカスカでどれだけ振り込んでもあんまり変わらない感じですw
例えばミッドナイトジェッティが9割のスイングスピードで80の飛距離を出すとしたら、、、
SWATは6割のスイングスピードで70の飛距離を出すイメージです
なおかつ、平均飛距離が安定しています
なので、長時間釣行だと疲労感は少ないと思います
あと、柔らかいロッド全般ですが、強風はちょっと苦手です(;^∀^)
ウェイト別ですと、、、
12cmクラスミノー(20g前後)はよっこらしょ気味ですが、ギリギリ許容範囲ってところです
バズディのログス124F(22g)が自分の中では許容限界ですが、意外と安定して飛ぶんですよねぇ( ゚ε゚;)フシギー
ベストは8~14gってところで、15gを越えた辺りから少しダルさは感じます
ミノーだと100mmクラスのがいいかなと思います
下限はワスプスラローム50Sの6gってところです
レギュラーテーパーのしっかり曲がるロッドなので、重心移動系ミノーも安定して飛ばせます
近距離のサイドやバックハンドも十分期待に応えてくれます
まぁ、私の好みだと近距離のピン打ちメインならもうちょい張りのあるファーストテーパー気味のロッドのがいいかなぁw
また、低負荷ですと意外と張りがあるので軽い操作なら行けますが、鉄板バイブ等の巻き抵抗の重いルアーや大きく操作を入れるルアーはあまり得意ではないので、ただ巻き系のオヌマンルアーは相性がいいと思います
そして、糸抜けは良くダイワ4000番でもつんづまる感じはなく、リールやラインの種類で極端にキャストフィールが変わる事もありません
感度はスコーピオン2832よりは間違いなく上( *´艸`)
柔らかいロッドですが、思っていたより感度は悪くないですよ
実はこのロッド、ハゼのちょい投げにも使用していますが、手感度・目感度共に良くハゼの当たりを明確に伝えてくれます
ですが、Gクラフトとかハイエンドの高弾性ロッドと比べたらアカンw
解像度が違うなぁと、、、カンッと乾いた感じではありません、、、まぁ、十分ですけどねw
≪ファイト感≫
ガチのマヂでバレません(((o(*゚∀゚*)o)))
しっかりと曲がり込んでタメを効かせるブランクスなので、ラインテンション変化が少なくファイト中の安心は群を抜きます


そして、そのタメの効きやすさからか、このロッドでかけるとエラ洗い率は減少すると思います
ですので、エラ洗いでバレやすい40から50cmクラス相手でも余裕をもって楽しめます

ぶっちゃけ、ドラグ設定が適切ならほぼロッドに任せておけば、勝手にいなして勝手に浮いてくるイメージでおkです
急な突っ込みもロッドの曲がりでいなしてくれますし、このロッドを使ってる時はあんまりドラグをいじらないくていいんですよねぇ( ゚д゚)
そのせいか思ってたより魚がデカイって事が度々ありますw
ファイト感は50クラスですが、上げたら60クラスだったとか、、、
『曲げて捕る』
それを十二分に体現しています
ただLMLってことで、橋脚や牡蠣瀬から強引に引き剥がすようなパワーファイトはちょっと苦手
ヤバゲな場所で掛けた時は、フッキングを入れた後、リールを巻いて水平に引く等をした方がいいかも、、、??
コイツは『剛』ではなく『柔』のロッドです
ちなみに使用初日に60cmクラスを1m強の高さから抜き上げました(よい子は真似はしないようにw)
ヤベー位ひん曲がりましたが、無事着陸させましたw
相変わらずタモを忘れる大馬鹿者です( ´;゚;∀;゚;)
≪総評≫
正直、たぶんあんま使わんやろと思ってましたが(マテコラ)、何気にMJS932TRより出動回数が多くハゼを入れたら釣果は余裕の3桁オーバー(ハゼは入れたらあかんやろw)
港湾部の運河や小場所で使うにはぴったんこカン★カンな感じで、バチやマイクロベイトのような繊細な釣りでも対応してくれます
しなやかさな特性からキャストもしやすく、バレやすい港湾部のアベレージサイズもしっかりいなす懐の深さ
価格的には初心者の最初の1本にはなりにくいとは思いますが、ロッド特性的には初心者にもオススメできる1本です
カゲロウ人気からか、最近は店頭でもSWATを見かける事が多くなりました
是非1度手にとって見てください