今季2度目の4ゴールを奪ったジュビロ磐田は暫定首位を奪回する
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 J2第28節が開催され、アウェイで松本山雅FCと対戦しました。松本山雅は今季途中から2019年までジュビロ磐田で監督を務めた名波浩監督が就任しており、ジュビロ磐田に在籍する多くのメンバーにとっても特別な一戦となりました。

 J1昇格への足場を固めるためにも勝ち点3を持って帰りたいジュビロでしたが、最初のチャンスはホームの松本山雅に作られてしまいます。前半6分、セルジーニョのパスに抜け出した伊藤翔が右サイドからドリブルでボックス内に侵入してループシュートを打たれますが、三浦が良い判断で飛び出しておりシュートをブロック。開始直後の大きなピンチを防ぐと13分に山本康裕の2試合連続となるゴールで先制に成功します。

 欲しかった先制点を奪ったジュビロは、後半に入ると58分大津、74分ルキアン、96分金子の3人にゴールが生まれて4対0と8試合ぶりのクリーンシートで快勝しました。

 それでは試合を振り返っていきましょう。

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試合のフォーメーション

 ジュビロ磐田は3-4-2-1のフォーメーションを採用。前節は累世警告で出場停止だった大井が戻ってきた最終ラインの組み合わせがどうなるかと思っていましたが、左に伊藤、中央に大井、右に山本義道という組み合わせをスタートから使ってきましたね。前節まで右CBに入っていた鈴木が1列前の右WBに入ったことで小川大貴を休ませることが出来るようになったのは大きなポイントです。

 最終ライン3人の安定した組み合わせが見つかれば、今節はベンチ外だった高野を含めてWBのローテーションを組みやすくなると思いますし、鈴木の良さを生かすならWBのポジションで使うべきだと思います。

 一方の松本山雅も3-4-2-1のフォーメーションを採用。前節の大宮戦ではベンチからのスタートだった伊藤翔、セルジーニョ、表原の3人がスタメンで出場しました。

図 松本山雅戦フォーメーション
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