壮絶な舌癌との闘いが今日終わりました。

義兄は4年前に舌癌と診断され、その他にもたくさんの転移があったものの、手術で生還。

横浜の住居を手放し、姉の地元である我が家の隣りに家を買い、最後の住居としました。

それはすべて、自分が居なくなった後の姉のことを思い、家族がいるこの場所を選択したのです。

今年の3月、再発を診断され、5月には余命2か月と宣告されました。

本来なら7月頭で尽きていた命を、頑張り、2か月伸ばし、

そして今日、息を引き取りました。


コロナの中、入院すればお見舞いも出来なくなるため、訪問看護を選択した姉夫婦。
もしこれな病院だったら、最期の瞬間に立ち会えたかどうかわかりません。

訪問看護師の皆さんは、本当に驚くほど、優しく、夜中でも飛んできてくださり、姉の心のケアまでしてくれました。

それは仕事という枠を超えていると感じます。


義兄は4年間の闘病の末、旅立ちました。

心の弱い姉を残して逝くことは、さぞかし心残りだったと思います。




あとは私達家族が守っていきます。