桜が早くも満開ですねー!
新人さんがくるくる! 焦る気持ちで過ごす毎日です。
さて、私の働く職場では現在PNS(パートナーシップ・ナーシング・システム)の改善中!
ミーティングで出たアイデアを実践して、また話し合って、やってみての繰り返しです。
うーーん、うーーん唸って、コアメンバーとの話し合いでたどり着いたところは、
「結局、関係性が成り立っていればうまくいく! あと、人がいたらどうにでもなる!ほんまこれ!」
PNSに限らず、ローテーション制度やその他の、あらゆる「良い方法」が本当に機能するためには、実践する人達の関係性の質を無視できません。
⬇マサチューセッツ工科大学のダニエル・キム教授提唱する「成功循環モデル」では、組織が成功する循環を起こすには、関係性の質をあげなければ、思考の質、行動の質、結果の質は上がらないとされています。
参考:チームの課題にどこから手を付けていいか分からなくなったら
安心して声をかけられる関係であること。
相手を認め合う関係であること。
助けあう関係であること。
労いあえる関係であること。
より良い方向へ導き合う関係であること。
何か、よい方法や、優秀な人がいることが大切なのではないのです。
関係性の質は通常そのままでは変わりません。
だからやってもムダ!ということではありません。
新しい良い方法を、本当に良いものにしていくのは、結局現場で実践する私たちしかいないんです。
自分たちの現状や実態を見つめること。そのために一人ひとりの本音を語り合う対話の場を持つこと。
また自分たちの組織の実態を踏まえて、前向きにありたい姿や実行したいことを話し合う場をもつこと。
しかし実際の現場では、そのような対話の場がなく、また自然発生はしないので、意図的に作り出す必要があります。
また、話し合いの場をもてても、パワーバランスや関係性のこじれから、必要な事が話されない事も少なくありません。
外部からファシリテーターやシステムコーチに介入してもらう、また、誰かがその役割を担い、それらを乗り越えながら、話し合いと実践と振り返りを繰り返し、自分たちで創っていくことが大切なのです。
何か良い方法や新しい仕組み、優秀な人材をどこかからか持ってくるだけでは、魔法のように変わることがないということを、痛いほど実感しています
それら良いものを取り込みつつ、自分たちで創っていくしかない。
私は、看護師は知識や技術を学び専門性を高めるのと同じくらい、自らの器を拡げ、関係性の質をあげるためのやり方を学び、実践し、育てていく必要があると考えています。
そのための研修や勉強会の機会を、もっとお届けできるようになりたいなーと改めてかんじている今日このごろです。
皆さんにも興味をもってもらえたら、本当にうれしいです
⬇京都舞鶴で4回目の会話術の開催です。
ケアマネージャーの友人が企画してくれています
タイミングが合う方、お待ちしています
日時:4月14日(土)13時半から17時
場所:京都府舞鶴市 舞鶴東体育館多目的ルーム2
テーマ:会話術2人間関係を良くする
申し込み先、合資会社小春日和 松味喜久代
090-5067-5351
k-hiyori@zeus.eonet.ne.jp
医療現場で役に立つ、人の力を引き出す関わりを、理論と実践ですぐに使えるようになります。
6/22【大阪】 7/22【東京】 8/30【福岡】
■受講者の声
・過去にとらわれていた自分と離れ、新しい一歩を踏み出す勇気が出た。日頃実践していくことができる内容で、成果も期待できそう。
・コーチング、ティーチングの違いが良く分かり、気持ちが楽になった。
感情が揺さぶられることの多い医療介護の職場。この研修では、医療介護の現場で働く人たちが、自分らしく、相手も大切にしながら協働していくのに役に立つ、怒りや悲しみといったネガティブな感情との付き合い方を、自己分析や体験学習を通じてお伝えします。
9/27【大阪】 10/18【福岡】 11/22【東京】
■こんな方にオススメ。
・忙しいとついイライラしてしまう
・職場に苦手な人がいる
・当たり前のことができていない人に対して腹が立つ
・自分だけ一生懸命やっているように思えて悲しくなる
・後輩を育成したいが褒めるところがみつからない
・・・等など。
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