ギャンブル依存症の相談窓口に電話してみた

ギャンブル依存症の悩みは相談しにくい

ギャンブル依存症の悩みは、誰に相談したらいいのか。

身近な人に相談するのは気が引けますよね。

本当に信頼できて、何があっても味方になってくれればいいのですが…

内容が内容なだけに、相談したら幻滅されそうとか不安になると思います。

そんなとき、無料で相談に乗ってくれる相談窓口があることをご存知ですか？

ネットで検索すると無料の電話相談窓口がたくさん出てきます。

あなたが住んでる県や市町村で運営しているところが多いです。

それでも相談するには勇気がいるなぁと感じている方。

私の経験談を参考になさってください。

電話相談してみた結果

私はパチンコやパチスロをどうしてもやめられず、行き詰まっていたときがありました。

毎日、頭の中はギャンブルで作った借金のことで頭がいっぱいなのに、どうしてもパチンコだけは、やめられませんでした。

やめたい一心で、ネット検索をしていると、無料の相談窓口が多々見つかりました。

恥ずかしいなと思いましが、勇気を振り絞り、早速電話。

最初は私が住んでいた市が運営している窓口でした。

相談内容にはギャンブル依存症のことも対象になっていました。

専門の相談員が無料で相談にのってくれるとのこと。

早速、電話。

夜に電話したのですが、混み合ってるのか、一向に繋がりません。

何度も何度もかけ直ししました。

そしてついに繋がりました。

電話に出たのは年配の女性の声です。

私は勇気を出し、自分がパチンコをやめられず、借金まで作っているという現状を打ち明けました。

そして、どうしたら、ギャンブルをやめられるのか、解決法はないのか相談しました。

解決には至らない残念な結果

その女性の回答はこんな感じでした。

パチンコ屋の前を通らないようにすること。

違う趣味を見つけること。

自助グループに通ってみること。

この3点セットです…。

私は愕然としました。

パチンコ屋の前を通らないように道順を変えるって…

違う趣味を見つけろって…

それができたら借金してまでギャンブルするかいな！と心の中で叫びました。

無料で相談にのってもらってる身ではありますが、正直怒りを覚えました。

全く依存症のことを理解していない相談員でした。

私は適当に受け答えをして、電話を切りました。

無料とはいえ、回答内容がひどすぎるなと思いガックリ。

メンタル面で救いの手

試しに他の相談機関に電話。

またまた混み合ってるのか、繋がりません。

何度も何度もかけ直し、やっとのことで繋がりました。

今回も年配の女性です。

さっきと同様、今の現状とギャンブル依存症を解決するための相談をしました。

そして、自暴自棄になりそうなことを話しました。

その相談員は静かに私の話を聴いたあと、

「あなたは悪くないのよ」

「ギャンブル依存症は病なんですから…」

「悪くないのよ…」

と、とても優しい口調で返してくれたのです。

本気で行き詰まっていた私は涙がポロポロと溢れ出しました。

借金してまでギャンブルにのめり込んでる、どうしょうもないクズの私を悪くないと言ってくれたんです。

その優しさに、その時はとても救われました。

解決方法はギャンブラーズ・アノニマスという自助グループに参加することを勧められました。

もちろん、誰も知らないような解決方法を教えてもらうことは期待はしていませんでしたが、自助グループってそんなにいいもんなのかなと頭の片隅において置きました。

数年後、自助グループに数回参加しましたが、ギャンブルをやめた後だったので、効果の程はわかりません。

解決には至らないが、相談してみるのはあり！

結論ですが、ギャンブル依存に関する相談機関は、専門の相談員が対応してくれるとは限りません。

おそらく、誰に相談しても自助グループに参加することを勧められると思います。

ただ、依存症のことを理解していない相談員が対応してくれることをあるので、ご注意を。

無料なので、もちろんクレームなんてしませんけどね。

私のように、優しい相談員が対応してくれることもあるでしょう。

解決方法を教えてもらうわけではないですが、無料なので、電話相談はしてみるのはありかなと思います。

あなたもギャンブル依存症でお悩みなら、無料の相談機関に相談してみてくださいね。

ネットで探せば相談窓口はたくさん見つかりますよ。