新1年生のあゆみが始まる前に 予期せぬ事件が。。

 実は言わなくてもいいのに おしゃべりな旦那が言ってしまった うちのガールズが行く小学校の名前。(去年のこと)

 ここは 在住地域の学校に行くのが絶対ではない。親の会社の近くの小学校に入れることさえ出来る(特に 低学年は送り迎えが居るので 勤務先や祖父母の近くの学校にいれる親も多い)

 我が家は 送り迎えは基本 親達だし 旦那の仕事も家だし うちの近所の学校を選んだ。

 

 ガールズの通う学校は 学年が上がると第三言語でドイツ語が選べる(そして なぜか日本語もある うちは全くターゲットにしてないけど。他の学校は ロシア語 フランス語が多い)

それを聞いた いつも遊んでた B君のご両親(お母さんここの人 お父さんオランダ人ドイツ語も分かる)お家は 川越えの必要な距離(違う町)だけど 祖父母の家がダウンタウンという事で 園の時から町に出てきていた(毎朝 通園していた ガールズと同じクラス)が プレスクール時代を コロナも理由に ほとんど行けてない彼 お友達は居ない。

ドイツ語がある ガールズがいる という理由で うちの選択にのってこられた。

(うちは誘ってない 行かせる所をいったまで)

 

 そこからが 先方は裏コネを使い(ママさんの親戚筋に学校の先生がいる)学校としては『同じ園の子は同じクラスにしない』と言われてたのに 

 

ふたを開けたら うちの園からは 三家族しか入学してないのに三クラスあって うちとB君が同じクラスになっていた。(入学前に 旦那は数回 同じクラスは避けてくれとスクールカウンセラーに言っていた)

 

 入学後は ガールズには 女の子とお友達と遊びなさい。B君とばかりつるまない。女の子の遊びとかおもちゃの話 B君とは出来ないよ。いつまでも ninjago のお話しばかり聞かされていいの? アナとかプリンセスのお話 B君はしてくれないよ。と

今 お友達作らないと みんなグループになると難しいよ と 大人な意見を言っていた。

が 

ガールズは どうしたもんだか なっちゃんは がんばって女の子を追っていたんだけど

あっちゃんが  動きたくない おいかけっことかいや お外遊びもいまいち お部屋でお絵かきしたいのに 本読みたいのに 本がない(教科書まだきてないし)とか言ってたが

ここは 休み時間が クラス全員お外に出るといわれている (たぶん みなの安全を知るために 同じとこにおれってことかと)

行くところがないし めんどくさいあっちゃん 友達いない B君 友達の作り方さえ忘れたジャイアンとスネオのミックス君 なんか 体大きくて動きたくないところが 見事にフィットした2人。

だが 

連日 鬼MAMAに 女の子のお友達作ること 1日三人は 話しかけてくること などと試練を与えられていたガールズ。

 

 

数日後 なっちゃんが報告。

 今日 D君(同じクラスであっちゃんの横に座ってる これまた大きいが B君より 一回り小さい感じ)に こけてるところを 手をひっぱられて 膝で引きずられた (ママ ズボンは破れんかった 大丈夫と報告してきた 泣きそう 激コワおかん いま大事なの そこちゃう!!!)泣いてたら お姉ちゃんたちが来て助けてくれて 先生呼んでくれた。

 

からはじまって ぼろぼろとでてきたいじめの序章。

 

今は 適度な距離をおきおさまってるように見えるけど 居心地が良いわけではないと思う。

それは三人三様に。

 

 発端は なっちゃん引きずられ事件

そもそもなぜに 引きずられるようにこけたのか。

実は B君が足をひっかけ 前に飛び出すなっちゃんを阻止しようとした。

 それを見て なっちゃんを助けにいこうとしたあっちゃん 

B君の近くにいた(足を出すBを見てた)が駆け出そうとするあっちゃん 今度は B君があっちゃんの首根っこを つかんで持っていた。 動けないあっちゃん。

(これを報告するまでに 2日かかっている  当初は 抱きかかえられて行くなと止められていたと いっていたあっちゃん)

 B君は 体がジャイアンで学年一でかい が でかいというか 太ってるだけなので 体力はない。 走れない なので この手のいけず? 三人で公園で遊んでる時も やっていたのを 私は知ってて 今までは運よく 私に見つかる(もちろん 大声で名前を叫ばれ 私に止められる 親は あらまーで見ていた)か 足かけられるなっちゃんも なんとか回避できていた。

が 今回は 親の居ないところ 学童の時間 先生みんなみてられない。

そして 

 D君に引きずられたのを見てた外野の上級生が 先生を呼んできた。もちろんおこられるD君。 先生が来る ちょっと前に あっちゃんのくびねっこ放し にげたB君(自分が悪いことしてるのはわかってるからにげている)

 

 そこで これ以上 からむことは無意味だし 皆 新しいステージ始めるべきだし 親御さんにも 学校にも(クラス分けてくれると思ってたところから)報告した。

 

 B君の親は このコロナ以降 ずっと遊んできたのに 私も悔しくて なぜにこんな結末にと思ったが オランダ人の旦那さんは 最近 かなりモラハラ気味なところがあり もう教育上 見せたくない 聞かせたくないので というか 口の聞き方が(第二言語の英語だとしても)普通ではない呼び方を奥さんにしたり B君にも からかう感じのことばかりして 遊んでいた。

それをみてきたB君 もちろん 自分もそれをしていいと勘違いし始めたのかとおもう。

 

 親同士 学校とも話を終えた頃 迎えに行ったら B君がいた。

「おとうさんとおかあさんに何を言われたか?」と聞いたら 「忘れた」「たいしたことじゃない」と言い「それは困る 大事なことや 何を言われたの?」と聞いてみたら 「なっちゃんのこと (足をひっかけたこと)」 という。

なっちゃんのことは 親御さんとの話し合いでは 「そんな訳ない そんなことする訳ない そんなこと 聞 い て な い」と言ってたはず (認めたんかい!)

で あっちゃんの 首つかみは 言わないので 

 

B君 あんたはいい子やろ ジェントルマンやったやろ なっちゃんとあっちゃんのこと大好きなんやろ(うなずく) 大好きな子に そんなこと(ひっかける足と首つかむジェスチャーして)していい? B君もやられたら いややろ?(うなずく)

そしたら お友達は大事にしないかんやん。B君はできるやろ いい子やったやろ これから お友達沢山つくるんやから みんなにやさしくしないといかんのよ」

と言った。 

 

 時間を共有しすぎてたこと B君はお父さんとほぼ英語で話すので 私の言うことが理解できること 時間を過ごす中で 私が 注意をすることが山のようにあっても 親御さんは何も言わないので

最後に 一言 親御さんの許可はないけど 言わせてもらった。

 今までのように そして いつものように 半なき(実は 初めのころは いつも困ると大泣きするような子だったが この1年 食いしばることを覚えたようだ)だったけど

最後はきちんと聞いていた。

 

 実は この後に 盛大なあっちゃんの 後出しが来る。

実は くびねっこをつままれ 抱きしめられて なっちゃんを助けにいけなかったのではなく くびねっこをつままれ 反対の手でほっぺたをつねられていたらしい。

ほっぺに 青たんができてるのを 不思議に思った旦那が聞いたら はいた。

そして 実は 足の後ろにある青たん(3箇所あった)もそうなの? ときいたら そうと言い出した。 

いつも 後ろからくるので 後ろに立ち何かをしようとすると うしろから蹴りをいれて合図してたらしい。

 

 あっちゃんにも それをさせたままのこと 自分がお友達作るのめんどくさいこと なので 楽な方にながれ 彼のやりたい放題にしたこと。

あっちゃんのやさしさは分かるけど 自分を 自分の身を犠牲にしてまで 居る相手でもないこと。

そんなこといろいろ話したけど

「言い返しなさい」と 言ってもスルー 言うと後が怖いようで 言って来れない。

これで 入学以来 2週間くらいは ピリピリの私と、、、旦那も

 仕方ないので 遠隔で日本のばあばも参加させて ねほりはほり。

 入学して 学校ですでに 数日の間に数回 B君理由で泣いていた。そして おかんも切れていたので 壮絶な始まりだった。 

もう 子育てじゃない 自分が冷静でいられない くやしことだらけで それを子供にぶつけても仕方ないのに そこで押さえられなくて。 私 子供らに見放されるのは覚悟やけど 心だけは 強くなってて欲しいと思う。 実は このときに B君は ガールズを中国人と呼び 中国でも日本でもどっちでも同じや!とクラスメイトに言っていた。 私の寿司食べてたくせにだ! 折り紙で手裏剣作って遊んだのにだ 後に これも旦那さんが家で そういってたことが判明した。

 

 今のところはB君とは 挨拶はするけど そのまま離れて遊んでるようで どっちにしろ男の子 女の子やから それでいいんだと思うけど。

 親たちも 社交辞令で 大人の対応をしてるけど 奥さんには 最後に言うておいた。

我が家が 距離を置き始めた(入学前 夏から)のは あなたのせいでも B君のせいでもない。もうこれ以上 旦那さんのあなたへの暴言は聞けないし (私が 切れると思うから)だから距離を開けていた。

 B君も彼の言動をみたりしてるから それをコピーし始めるかもしれないし 事実こんなことが起きてる。今回うちの子やったから これですんでるけど 他の女の子にやってたら大問題になってると思う。それが心配やから 気をつけてあげて。

と言っておいた。奥さんは 旦那の言動については言ってる意味は理解してるようだった。

が 彼女は彼女の事情で 今の生活を手放しは出来ないし 

そもそも 旦那さんにおいては うちの 旦那に 「うちの子に 教育的指導バンバンしてもらってもいいし どんどん言うても おれはそれを止めてはないやん!」とか筋違いなことを言い出しよったらしい。

おいおい 我が家は 2人を導くのに必死。お宅の面倒まで見れんわ と嘆く旦那。

このカップルに置いて 子供はただの2人の間にあるもので 守ったり 導いたり 育てたりするもんではないんだと思った。(だから 手っ取り早く 我が家の子とつるませて 楽をしていたんだと)

 

 学校での 相手方の担任面談の後 担任から電話があり 話を聞いたけど あちらのお母さんは 「そんなに これ問題?おおごとなことでしょうか?」と言ってたらしい。

くびねっこつかむことが? 足ひっかけることが? これスルー?案件??

先生も あきれたようで 大きな問題です!と答えたらしいが。(その当時 あっちゃんは ほっぺつねられてたのをまだ言ってなかった)

 ともかく 今は距離を置いてるようで様子観察中。

B君も 私に ひと言言われてるので 次はない。と思ってるだろう。

 そのモラハラ旦那さんも その姿を最初から見せてたわけではなく ながーく共有しすぎて 普段がばれた感じはある。 

 彼は ガールズに対しては いつも普通の対応だったし 最後も「もし うちのBがなんか悪いことしたら **(自分の名 子供たちもそう呼ぶ)に言うよ」って言いなさいと言ってくれたようで

 話し合いのあった次の日に よって来たB君に ガールズが「B君 男の子のお友達探しなさい 私たち 女の子のお友達探すから」といったら「そんなこと言うたら 先生にいうよ」って B君に言われたらしいが なっちゃんが「言えばいいよ 私は**に言うから!」といったら B君 速攻 男の子のお友達探しに出て行ったらしい。(パパ コワいからね。)

最後に 最強の刀(台詞)を うちの子に置いてってくれたのは ラッキーだった。

 

 親の気持ちと子供の気持ち

うちの夫婦は 似たもの同士なので 沸点低めじゃなくて低い。 そして おしゃべり どっちも譲らない なので うるさい 矛先が同じ時はいいけど 対抗するとまあああ うるさい。

そして ガールズは全く空気。普段 空気読む動き全くないのに ここぞで動く時は 嗅覚が効くのか 突っ走りはしない。

なので 今回のことも 私と旦那の間ではこうしよう こうやって行こう こう動かして こう防衛させて とか思うことが だいたい同じなんだけど

ガールズは違う。 そして 親の勢いに押されてるし 実際は数時間前に学校で 公的なところで起きた現実を まだ いろんな思いで受けてるところで

あしたは#$^%@^& と親に言われることがなかなか 頭に入らないというより 理解 同調できないんだ

 

と気がついたのは 事がおさまりかけたころ

 

当時 むかついて家を出た私 ばあに愚痴ったら あんたはいいから 子供らと話させ!と怒られ 家でガールズと向き合ってた旦那 それでもベクトルは私と大してかわらんので ちょい炎が低い感じで 彼もどうしていいのか 悩んでた時に ばあがネットで突入

外で頭冷やす鬼MAMA 家の別室で 分からん言語だか聞き耳立ててる旦那。

旦那チャットでくる中継は ばあ すごい ガールズが一生懸命 今日何したんか はなしてるみたい めっちゃ べらべらしゃべっとる。 ちょいわらっとる 興奮しとる。

 

 おかん鬼MAMA 撃沈。

 後で ばあに なにがあったんや と催促したら 私 何にも聞いてないよ

学校どう? なに習ったの? たのしいの? とかきいたら ぼろぼろ話しだしただけ

あんたらが 根掘り葉掘りききたいのは わかるけど あの子らもいいたいことがあるんやから 聞いてあげなさい 

あんたが話さんでよろしい。聞いてあげてたら ぽろぽろ言い出すから こっちから聞き出さんでよろしい。 

あの子らにはあの子らの言い分がある 考えがある。 心配して 先回りして いろいろ言ってやりたいあんたらも思いも分かるけど

まだ 始まったばかりで あの子らも この環境になれるために 一生懸命なんやから せかさんでよろしい。 

待っときなさい。待っといてあげなさい。じゃないと あの子ら何も言えなくなるよ。

とばあばに 怒られた鬼MAMAと旦那。

 これ以来 旦那は「もうな なんかおかしい思うたら ばあや ばあに電話せい お前が対処すな。」といわれた。

おばあには まだまだはじまったばかりの学校生活 さきなっがいから 元気でまた電話番しててや とお願いしておいた。

ああー ほんと むずかしい 待つ って むずかしい


母は超えられない と超えてるつもりでおったまろんは(どこをどう?)撃沈したである。