控えめ予算の旅の記録

男ひとり旅ならではの少々過酷な旅。いっぱい旅したいので1つ1つの旅は低予算。それでいて充実した旅を目指します。

杭州が誇る 世界遺産の湖「西湖」へ

2019-10-14 09:59:14 | LCC深夜便でゆく 上海•杭州3日間
上海から 高速鉄道で、世界遺産の「西湖」がある街「杭州」に到着。


ここ「杭州東駅」から 西湖のある中心街までは、かなり離れているので、さらに地下鉄1号線で7駅の移動。
まだ15時台で、帰宅ラッシュに差し掛かっていないというのに、車内は超混み!

対策として、杭州でも 地下鉄の建設ラッシュが続いていて、現在 1号線、2号線、4号線の3路線のみの運行ですが、少なくとも10号線まで計画されているみたいで、中国の勢いというものを感じます。

昔の西湖周辺は、こんな感じだったのかな?




(翌日、西湖周辺にあったものを撮影)

さすがに、現在も ここまで “のどか” だとは思っていなかったけど、そこそこの田舎街かと思っていた。

ところが、地下から地上へと出てみると・・





おもいっきり都会の様相。

観光地という雰囲気は、これっぽちもない。

出てきた場所が悪かったのかな?
とりあえず、まずは西湖に向かってみる。





上海は雨で 肌寒いくらいだったけど、こっちは薄日が差してきた。
そんでもって 蒸し暑い。

この時は5月下旬。
どうやら、上海での あの雨は、梅雨前線の雨だったみたい。
その上海から南下した事で、梅雨前線の南側(夏の空気のエリア)に出たって事ね。





しばらく歩いて、ついに「西湖」に到着。




結構 大きな湖☆





背後には 市街地が広がっているけど、湖の向こう側には 山々が連なり、建物の姿はない。

たぶん、この眺めは、昔からほとんど変わってないんだろうな。


市街地側である “後ろ” を振り向くと・・





湖周辺は 公園のようになっているし、この辺りは 高層の建物もないので、一応 景観は保たれているように感じる。

景観が大きく変わると、世界遺産の登録が取り消される場合もあるみたいだし。





湖に沿って 遊歩道が続く。





場所によっては、湖上にも遊歩道☆





明日は 徒歩で、西湖の周りを一周しようとしているけど、こうやって見ると、相当な距離がありそう。

大きさ的には、南北に3.3km、東西に2.8km、外周は15km だそうなので、ある程度 予想はつくけど。





湖周辺は、観光客と地元の方が入り交じって、大変な賑わい。

こちらの方は、公衆の面前で歌を披露。
ダンスや 中国らしく太極拳をする人達もいる。





増水したら、足元が水没しそうだけど、中国らしい建築物。
夜のライトアップが綺麗だったりしたけど、それは後ほど。





ハス?
いや、葉っぱに切り込みがあるからスイレンみたい。

そして、よく見ると・・
たらい舟のような物に乗った人のオブジェが!





さりげな~く、存在しています。

この辺りで 一旦 今夜の宿へ。
中国では、18時までにチェックインしないと 予約が取り消される場合があるというので。


中国の新幹線で 上海から杭州へ!

2019-10-10 16:34:38 | LCC深夜便でゆく 上海•杭州3日間
これが鉄道の駅か!と思うくらいの巨大ターミナル「上海虹橋駅」から 高速鉄道(中国の新幹線)で、世界遺産の西湖がある街「杭州」を目指す。





発車時刻の15分前になると、ホームへの入口が解放!





自動改札機前に列をなしていた人々が一斉になだれ込む!






これが中国の新幹線☆

ホームへ下り立った時は 発車の10分前。
写真も撮りたいけど、あまり のんびりもしていられない。





指定席とは言え、他人の席に平気で座って 注意されても どかない中国人が度々 話題になるくらいだから。

かと言って、席に荷物を置いて その場を離れるのは、海外では御法度!
盗まれるのがオチ。






始発駅という事もあって、まだ車内に人がほとんどいないタイミングで乗車。






車両もまだ新しい。

そもそも 中国で最初に高速鉄道(新幹線)が開業したのが2007年みたいだから。
わずか10年ちょっとの間に よくぞ3万キロ近くの高速鉄道網を開業させたもんだ。





意外にも、定刻どおり14:30に発車。
実は、かなり時間に正確な 中国の新幹線。

どんより曇り空なのが残念。
視界もあまり良くない。




大陸というだけあって、平野をひた走る。

しばらくすると、車内改札。
乗車直前(ホームへ下りる際)に 自動改札機などでチェックされているのに、車内でもしっかり確認される。

おそらく、指定された席にちゃんと座っているかのチェックなのでしょう。

常に目を光らせておかないといけない国民性が こういう部分からも よくわかる。





やっぱり 家屋の雰囲気が日本とは違うね!

あらためて、外国に来た!って実感が湧いて、テンションもUP!





しばらくの間、高速道路と並行。
日本ではなかなか見られない片側4車線!

支柱が細くて 頼りないけど、この辺りって 地震 ないんだっけ?





こちらも、交通量 あまり多くなさそうだけど、最初っから片側3車線で建設するあたり、日本にはない “勢い” が感じられます。





とにかく、広大な大地って感じで、大陸はスケールが違う。





「杭州東駅」到着直前。

ここから見えるのは、意外にも 普通の市街地。
駅から「西湖」までは、だいぶ距離がある模様。






「上海虹橋駅」から1時間程で「杭州東駅」に到着。
たくさんの人が下車し、たくさんの人が乗車。





ホーム上には 寂しいくらい何もない。

発車時刻の15分前にならないと ホームへは下りられないし、基本的に「列車に乗り降りする為の通路」って 位置付けなのでしょう。






下車駅でも、乗車券を自動改札機に通すものの、日本とは違い 回収されずに 持ち帰る事になる。

旅人としては、黙ってても記念に持ち帰れてウレシイけど、運営側としては処理するのがメンドウだから?

この後は 地下鉄に乗って、世界遺産の「西湖」へ!


中国のスケールの大きさを実感!空港並みの巨大ターミナル駅「上海虹橋駅」

2019-10-10 14:57:15 | LCC深夜便でゆく 上海•杭州3日間

次に目指すは、上海から約150km離れた 世界遺産の『西湖』がある「杭州」
地下鉄を乗り継いで、高速鉄道(新幹線)に乗る為に「上海虹橋駅」へ。

アートなお洒落スポット『田子坊』の最寄り駅「打浦橋駅」からは、地下鉄で13駅くらいの移動だけど、運賃はたったの4元(約77円)





車内の様子。
普通にみんなスマホやってます。
奥に、大っきな せいろ を持ち込んでいる人もいて、さすが中国。

中国では、地下鉄に乗る際も、駅の入口でセキュリティチェック(身体検査と荷物のエックス線検査)があるのですが、あんな せいろもOKなんだ。

「上海虹橋駅」へ行くには、地下鉄の「虹橋火車駅」で下車。





上海虹橋駅ターミナル。
なんか地味だな・・
こっちは正面じゃなくて、裏側だったかな?

でも、正面へまわる気にはなれない。
なんせ、ものすごく巨大なターミナルだから。






「上海虹橋駅へようこそ」
ってあるけど、ここから中へは入れず。






地下鉄の駅にもあるくらいだから、当然の事ながら、ここでも セキュリティチェックを受けなければ、中へは入れない。






ここが大混雑していると、かなり時間を費やす事もあるっていうから、乗車するのは14:30の列車だけど、12時すぎにやって来ました。
初めてだから、時間が読めないしね。

この時は、10分もかからずに、セキュリティチェックを抜けられたけど。





セキュリティチェックを抜けた先は、こんな感じ。
ターミナル駅とは言え、とてつもない広さ!






そして、この人の数!
帰省ラッシュか何か!?
いえ、今日は普通の平日です。

そして、駅に早めにやって来ないといけなかった理由は、もう1つ。






この大混雑する窓口に並んで、あらかじめ日本で予約した 乗車券を発行してもらう為。
セキュリティチェックよりも、こっちの方がはるかに時間が読めない。

ただ、この時は全然マシな方で、こちらも10分くらいで済んだ。






「上海虹橋駅」から「杭州東駅」への高速鉄道の乗車券。
トリップドットコム (trip.com)から あらかじめ 日本で指定席の予約&支払いも済ませてあるので、本当に発券してもらうだけ。
会話する必要もなし。

150km程 日本でいう新幹線で移動して、73元。
それに、trip.comへの手数料20元が加わって、支払い総額は93元。
それでも、日本円で1655円なのだから、安い!

手数料がもったいない気もするけど、当日だと 満席の恐れも多々あるみたいだから。





それにしても、何!?この人の数。
本物の帰省ラッシュの時なんか、どうなっちゃうの?

乗車する列車がやって来るのは15番線。(30番線まである!)






ホームへと下りる階段の前には自動改札機のような物があって、発車時刻の15分前にのならないと、ホームへ下りる事はできない。

つまり、自分が乗車する列車がやって来るホームにしか下りられないというワケ。
中国人の国民性を考えれば 納得。





なので、駅構内にある飲食店で腹ごしらえ。
それもあって、2時間以上も前に 駅にやって来ました

これだけの巨大ターミナル。
飲食店の数も膨大。





野菜がしっかり採れるし、値段もお手頃だったので、コレにしました☆
29元で、約560円。






すき家がある!




発車時刻の15分前になり、ホームへの扉がオープン!
自動改札口前に並んでいた人達が一気に押し寄せる!





乗るのは 高速鉄道だけど、乗車までの流れとしては、飛行機に乗る時のような感じになるのかな。


アートでお洒落なショッピングストリート「田子坊」

2019-10-09 12:20:42 | LCC深夜便でゆく 上海•杭州3日間


ダウンタウンの街並み広がる「老西門」を後にし、再び地下鉄で移動。
乗り換え駅も含めて3駅先の「打浦橋駅」へ。
運賃は、初乗り料金の3元(約58円)
安いね。




ここは、上海を代表する観光スポットの1つ「田子坊」の最寄り駅。
それもあってか、改札口を出たそばから賑やか。






駅にほぼ隣接していて、アクセス良好!

一言で言えば、ショッピングストリートだけど・・





街並みがとってもお洒落。
どこを写しても インスタ映えすると言われているくらい。





雨が降っている “お蔭” と言うべきか・・
人通りは疎ら。






Cat House(猫館)と言うショップに入ってみました☆
猫よりもトトロの方が目立っている気がするけど、トトロって 動物的には 猫?

結論としては、猫じゃないみたい。
猫バスは、文句なしの猫だけど。






日本語で一番搾りと書かれたパラソル。






街並みだけでなく、ここで頂ける料理もインスタ映え☆






中国というよりはヨーロッパな雰囲気。
それもそのはずで、この辺りは かつて フランスの租界地だったとの事。






瓶のフタも、これだけ並べれば立派なアート。
レギュラーコーヒーは35元と、なかなかのお値段。






もともとは、昔ながらの住まいが建ち並ぶ住宅街でしたが、2000年頃からアーティストのスタジオなどが入るようになり、少しずつ まわりにお洒落なショップやレストランが増えて、今のような 上海を代表する観光スポットの1つにまで 成長を遂げたそうです。






2階の窓からは 洗濯物が☆
しかも よりによって 一番手前にブリーフを持ってくるあたり、さすが!と思ってしまう。

 




ショップに並ぶ せいろを再現した置物。
どさくさに紛れて ヒヨコが入っている せいろがあってウケる。
それ、蒸しちゃダメだろ!的な。






荷物も増えるし、ショッピングとかしない人だけど、こういう街並みは 見ているだけでも楽しい☆



上海のダウンタウンで売っていた 1個30円もしない包子(パオズ)が激ウマだった!

2019-10-08 14:11:52 | LCC深夜便でゆく 上海•杭州3日間




2日目は、朝から 見事に雨!
昨日、上海に降り立った時は快晴だったのに、天気はどんどん下り坂。
底辺に近い位置まで来ちゃった。

夜明け前に、ふと目が覚めた時は 雷もなっていて 大丈夫かよ!って思ったけど、雨だからと言って おとなしくしているワケにはいかない!

まずは、昔ながらの街並み残る「老西門」へ。






地上へ出ると、おもいっきり近代的な街並み。






この辺りは、すっかり再開発が進んでしまっているようだけど、一本 道を隔てた先には・・






雰囲気がガラリと変わって、昔ながらの家屋が残るダウンタウンが広がっていたりします。





このローカルな雰囲気がいいねぇ!

観光地とかじゃないけど、現地の人達の生活が肌で感じられるような場所を訪れるのも、楽しみの1つ。

ビルが建ち並んでいた場所とは、全然違う所に来てしまったかのようだけど・・






本当に 大通り1本 隔てただけ。





縦横無尽に張り巡らされた電線。






そして、そんな 朝のダウンタウンで見つけたのが こちらのお店。






「小夏包子店」
個人経営のような こじんまりとした店舗。

本場の中華まん☆
地元の人が利用する商店なだけあって、包子は1個 1.5元!

この旅での 両替時のレートが、1元あたり19円ちょっとだったので、1.5元というと 30円弱!
やっすぅ~い!!

口では伝えられないので、メニュー表を 指でさして・・
そしたら、お姉さんの顔が一瞬 「ん!?」みたいな感じになった。 

けど、鮮肉包と青菜包 それぞれ1個ずつ 購入する事に成功。






こちらは、鮮肉包。






一口かじった瞬間的、あふれる肉汁がズボンに垂れてしまう程。
お肉の食感もしっかりしていて、ウマすぎっ!
肉汁がたっぷりしみ込んだ皮も美味!

あまりにもウマすぎて、3個ぐらい買っておけば良かったかなって。
10個買っても300円しないのだから。






こちらは青菜包。
具材の青菜がしっかりと詰まっていて、食べ応えがある☆
肉を食べたら 野菜も!と思って。






包子売り場の横の勝手口(?)の前には、こんな物も。
これは商品じゃなくて、自分達で食べる用かな?